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CHROの平松が予防歯科を体験! ~富士通、従業員の口腔の健康維持・増進に向け、予防歯科の取り組みを加速~


こんにちは!富士通 広報IR室 佐藤です。

人生100年時代と言われる今、健康寿命をいかにのばすかといった健康にまつわる情報が溢れていますが、皆さんは日々どんなことに気を付けて生活されていますか。

富士通グループでは、最も重要な資本は「人材」として、すべての従業員が心身ともに健康でいきいきと働くことができる環境づくりに注力しています。がん・頭痛・腰痛予防についての健康教育や、骨の健康増進プロジェクト※1など、従業員の健康維持・増進、ウェルビーイング実現に向けた取り組みを推進しています。

※1 骨の健康増進プロジェクト:日本企業初の取り組み。従業員向けの健康診断で胸部X線写真を活用した骨評価を実施し骨粗しょう症の早期発見につなげる。

近年、口腔の健康が全身疾患にもつながる可能性があることがわかり、富士通グループでは、これまでの年齢階層別の歯科検診に加え、2023年から予防歯科啓発セミナーを開催したり、富士通クリニックの歯科を予防型歯科にリニューアルしたりしています。さらに本日1月26日から、従業員の口腔の健康維持・増進に向け、国内従業員約7万人を対象に、eラーニング「歯と口からはじめる健康づくり」を開始します。

従業員の口腔・歯の健康維持および増進に向け、予防歯科の取り組みを拡大
(2024年1月26日プレスリリース)


今日は、富士通のCHRO(Chief Human Resource Officer)の平松が2023年12月に富士通クリニックの予防歯科を体験した様子を紹介します。

予防歯科を体験した平松(右)と診療を担当した富士通クリニック歯科部 医長 福井先生(左)

予防歯科ってどんなことをするの?

富士通クリニックの歯科は、2023年9月に治療に加えて予防を重視する診療スタイルへリニューアル。メディカルトリートメントモデル(MTM)※2を採用し、必要なハード設備やソフト面も大きく刷新しました。

※2 メディカルトリートメントモデル(MTM):治療結果をモニタリングし、再発予防の要所の処置を講じ続けていくという「メディカルトリートメント(医療の観点)」を、歯科医療の具体的な診療の流れに落とし込んだもの。患者の口腔・歯の不調を把握し、必要ならば検査を行い、疾患の原因を取り除き症状を軽減させるもので、口腔の環境を整えた後、必要に応じて治療を行い、良い状態を維持するためのメンテナンスを行う。

富士通クリニック 歯科

今回 、以下の流れで体験しました。

体験概要

①問診票の記入
受診前に「Fujitsu 予防歯科クラウドサービス※3」のWeb問診機能より、自身のスマートフォンなどを使って来院理由やセルフケアの状態、生活習慣などについて記入。
※3「Fujitsu予防歯科クラウドサービス」:口腔内の状況をデータ化し、歯科医院と患者が安全にデータを共有することができる予防型歯科クラウドサービス。  

②診療方針説明
先生が診療方針や予防の重要性について説明 

③各種検査(リスク評価)
・むし歯の有無や歯ぐきの状態など、口腔内を診査し記録
・歯科衛生士が専用カメラで規格性のある口腔内写真を撮影
・唾液検査により、唾液の量や質を測定
 (唾液検査結果は検体の培養などで数日要するため後日) 

④結果説明
・歯科衛生士が検査結果や口腔の状態について丁寧に解説
・「Fujitsu予防歯科クラウドサービス」を活用し、問診や検査結果を入力してむし歯になりやすさ をレーダーチャートで可視化、またそれを活用して今後セルフケアをどのように改善していけば良いかを説明(各種検査による口腔情報は当該サービスに登録され、自身のスマートフォンなどで確認し振り返り確認することが可能)。

体験の様子

今回の体験は、富士通クリニック歯科が取り組む、予防やメンテナンスを重視した診療スタイルと従来型の歯科診療との違いを感じられるような内容にしました。
歯の状態を確認するために、専用カメラで口腔内を撮影した画像を診察室内のディスプレイに表示して解説しました。また、歯のクリーニングでは、その効果を実感してもらうために、歯をペンカメラで撮影し、施術前後の違いを確認してもらいました。
このような取り組みを通じて、自身の口腔・歯の健康に対する関心を深め、予防に積極的に取り組んもらうための、富士通クリニック歯科ならではの方法を体験しました。

予防歯科体験
衛生士による説明の様子

体験を終えて(平松のコメント)

自分自身の歯の健康状態については、歯が痛くならないとあまり意識することがありませんでした。この予防歯科の取り組みのように、デジタルで歯の状態が可視化されると自然に歯の健康を意識できるようになると思います。

診断結果やアドバイスを定期的にスマートフォンでモニターしながら、日々のセルフケアを楽しく継続したいと思います。

富士通クリニック歯科スタッフと記念撮影

おわりに

富士通グループでは、富士通クリニック歯科のリニューアルにとどまらず、富士通グループ国内全従業員を対象に2024年1月から8月までeラーニングを実施します。今後も健康経営の取り組みを強化し、従業員のウェルビーイング向上を図っていくとともに、「Fujitsu予防歯科クラウドサービス」などのソリューションの提供を通じて社会課題の解決に貢献します。

コラム ~富士通クリニック歯科部 医長 福井先生コメント~

・福井先生コメント
歯周病は症状に気付き難いため、サイレントディジーズ(静かに進行する病気)とも呼ばれています。個人差はありますが、不十分なプラークコントロールによって発症し、喫煙・肥満・糖尿病・ストレスなどにより進行リスクが高まります。実はこの歯周病、日本人が歯を失う一番の原因となっています。
問題が起きる前から予防目的で歯科医院を受診し、定期的にメンテナンスを受けていれば、そもそも歯周病にならずに済むかもしれません。歯科医院を受診する際には、お口の中の状態や、個人に合ったプラークコントロールの方法を丁寧に説明してくれる医院を選ぶと良いと思います。

・福井先生のおすすめグッズ
むし歯予防効果の高いフッ化物配合歯磨き剤を使用するのが好ましいです。当科ではこのような歯科専売品を使っています。最近はドラッグストアなどでも高濃度フッ化物配合の歯磨き剤が入手できますので、お試しいただくと良いかと思います。

福井先生のおすすめデンタルグッズ

なお、富士通クリニックでは、生涯にわたって口腔の健康を守り豊かな人生をサポートするためのメンテナンスのご案内やMTMの診療内容をリーフレットにてご紹介し、予防歯科重要性の認知向上に努めています。

富士通クリニック歯科に置いてある予防歯科リーフレットなど
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■関連リンク
従業員の口腔・歯の健康維持および増進に向け、予防歯科の取り組みを拡大
 

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