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「リテールテックJAPAN 2024」に出展!進化した富士通のPersonalized Marketing Servicesを体験ください


こんにちは、富士通 広報IR室の片野です。
東京ビッグサイト(東京都江東区)で、流通情報システム総合展「リテールテックJAPAN 2024」が3月12日(火)から開催されました!富士通グループは今年も出展しており、初日からたくさんの方々にご来訪いただいています!

「リテールテックJAPAN 2024」の富士通展示ブース

さて、こちらのイベントは3月15日(金)まで開催されており、本日を含めた残りの開催期間に、より多くの方にお越しいただきたく、今回は、富士通グループが「リテールテックJAPAN 2024」に込めた想いや見どころ、初日の様子など、展示ブースをより楽しむポイントをご案内させていただきます!

富士通グループのリテールビジョン

早速ですが、企画の全体総括である富士通 クロスインダストリーソリューション事業本部 Consumer Experience シニアディレクターの虻川より、今回の見どころや出展にかける想いなどをご紹介させていただきます。

富士通 虻川のコメント

富士通グループは、クロスインダストリーで社会課題解決を目指す事業モデル「Fujitsu Uvance(ユーバンス)」を中長期事業戦略の柱として掲げています。今回は、その中でCX(Consumer Experience)領域を中心に小売業様向けのソリューションを多数展示し、新しい消費や繋がりを創出し社会課題解決に貢献する​「サステナビリティ・トランスフォメーション(SX)の実現」に向けた取り組みを紹介しています。
特に2023年にパートナーシップを締結したリテール業界向けクラウドソリューションのグローバルリーディングカンパニーであるドイツのGK Software SE(以下、GK Software)の製品は、2024年1月に米国ニューヨークで開催された小売業界世界最大級の展示会「NRF Retail's Big Show」で富士通グループとして初出展。日本国内でも今回「リテールテックJAPAN 2024」に出展していますので、グローバルスタンダードのリテールソリューションをぜひご体感いただければと思います。

左:富士通グループ展示ブースの様子 右:富士通グループとして出展しているGK Softwareのブース

詳細は富士通の「リテールテックJAPAN 2024」特設サイトをご覧ください。
富士通の出展ブースのご案内、展示ソリューションの詳細に加え、2月28日に開催された日経オンラインセミナー「今こそ小売業に求められるDX変革~『生活者体験の向上』実現に向けた実践事例~」でご紹介したGK Softwareとのパートナーシップ締結の狙いやお客様のDXシステム導入事例動画もご視聴いただけます。

※「リテールテックJAPAN 2024」関連の情報は1カ月程度で掲載がなくなりますが、引き続き富士通のリテールビジョンにおける最新の情報を同サイトに掲載していきます。

初日レポート

~Personalized Marketing Servicesを体験してみた~

今回の見どころの一つでもあるPersonalized Marketing Servicesは、オムニチャネル※基盤に蓄積された購買実績などの行動履歴をもとに、様々な場面で消費者に最適な情報の提供を実現します。
私、富士通 片野も展示ソリューションの「GK AIR Dynamic Pricing(ジーケイ エアー ダイナミックプライシング)」および、富士通の「CTP(Consumer Tagging Platform)と販促支援AI」のデモを実際に体験してみました!

※オムニチャネル:お客様が、店舗やECサイト、SNSなど、オンライン・オフライン問わず、各購入経路を意識せず商品を購入したりサービスを受けたりできる販売戦略

「GK AIR Dynamic Pricing」および「CTPと販促支援AI」デモの概要図

国内初出展の「GK AIR Dynamic Pricing」

GK Softwareとのパートナーシップにより、強化されたソリューションポートフォリオとして、国内では初出展となるソリューションが「GK AIR Dynamic Pricing」です。AIによる多角的分析で高度な価格戦略を実現し、購買率、収益の向上、廃棄ロスの削減などに貢献します。
今回の展示では、架空の全国チェーンのドラッグストアにおける商品の価格計算を「GK AIR Dynamic Pricing」で実施するデモをご紹介します。店舗が位置するエリアの状況や商品セグメントごとの販売実績、需要、在庫などの情報をもとに最適な価格戦略を策定する一連の流れをダイナミックにお見せします!

図1

図1:商品をセグメント分けし、価格戦略を策定しています。商品の特性、在庫数、競合状況に応じて、商品ごとに価格を柔軟に設定できるところがスゴイ!

図2

図2:商品価格が最適化されました。①ほ乳瓶は「販売収束予定_収益商品」というセグメントに分類され、在庫を売り切るため、多少の値下げをしても、ある程度の収益率を確保した売上予測が立てられます。逆に②ポテトチップス、③アミノゼリーは通常販売の集客商品、収益商品として、競合状況や過去の販売実績、需要などから値上げをして収益率の向上を狙う戦略を練ることができました。
 
従来の価格試算では、経験値などに頼った属人的なものや、一定のルールに基づいたタイムセールなどの値引き対応に留まっていたものが、「GK AIR Dynamic Pricing」を利用すれば、新商品や定番品などあらゆる商品の最適価格を即時に試算します。

富士通のCTP(Consumer Tagging Platform)に生成AIを組み合わせ進化

顧客の購買や行動のトランザクションデータから特徴的な行動を100種類以上の「タグ」に置き換え、企業に蓄積された販促データと連携して分析を行うCTP(Consumer Tagging Platform)に、生成AIによる販促コンテンツの自動生成を組み合わせ、進化させました!これにより顧客行動の分析結果をもとにそれぞれの顧客に最適な販促コンテンツを提供するなど、パーソナライズされたサービスの提供を実現します。
 
例えば私の場合、ホワイトデーのギフトを購入する客として、年代、性別などの情報に加え、来店頻度、決済方法などの情報を入力した結果、高級感のあるチョコレートといったオススメ商品の提案や、数量限定のお得なクーポン情報を受け取りました!購買意欲が高まる楽しい体験でした。

左:CTPの分析結果を生成AIにより体験者に提案している様子、右:体験者ごとに提案される商品画像のイメージ

「リテールテックJAPAN 2024」の開催日数も残りわずか
ぜひ、この機会に富士通が提供する「新しい顧客体験」を楽しんでください!ご来訪お待ちしております!

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