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平成最後の夏の行方不明。

自分がない、恋をしていた。

平成最後の夏。

自分らしい恋とは。

思いを伝えるまでの

好きになっている時間が愛おしくて。

ゴールの経験はないが、

その過程がすごく幸せだったりする。

しかし、この平成最後の夏だけは早かったのだ。

今回ばかりはタイミングが早すぎたのだ。

告白は失敗に終わった。

いつもは告白前に失敗するのだが、

今回ばかりはちがった。

自分らしくなかった。

いろいろわかんなくなった。

でももうちょっと本能的でもいいと思う。

僕の中では付き合いたい人=結婚したい人だから

慎重になったり、本気になったり、あせったり。

付き合いたいだけなの?結婚したいの?

いろいろ考えるときりがないけど、

とにかく僕は誰かと分かち合いたいのだと思う。

いろんな感情が自己完結してるのがつらいんだ。

友達は少ないと思ってる。

ものすごく孤独を感じている。

その孤独を僕は

『僕だけがいない』と呼んでいる。

『誰もいない』ではなく『僕だけがいない』

かのように世界が回って見えるから。

平成最後の夏も秋も冬も。
僕だけがいないかのように過ぎて行くのだろうか。

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