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自己満足の何が悪いの?「好きなこと」に縛られない藤村D の思考法。

藤村です。今月も早速始めます。
今月号のテーマは「「好きなこと」「やりたいこと」を見つけるには」らしいです。

「好きなこと」「やりたいこと」を見つける必要はない

でも早速でアレなんだけど、オレはそもそも「好きなこと」「やりたいこと」を見つけないといけないっていうのがおかしいと思うんだよね。オレにとっては「やりたいこと」をわざわざ見つける必要なんてないっていうのが前提なの。

基本的には多くの人の「やりたいこと」なんて「寝てぇ」とか「美味しいもん食いてぇ」みたいな、欲求に基づいたものがあるくらいなんだよ。
確かに、アーティストみたいに「絵がどうしても描きたい、ずっと描いていたい」なんていう人もいたりする。けど、そういう人たちは必ずしも多数派ではないんだよね。全員がそうではない。

だから、パトロンみたいに自分では描き続けるなんでできない人が、アーティストを支援して絵を描かせたりしてきた歴史がある。その結果としてヨーロッパの寺院とかには十何年もかかって描かれた絵があったりするわけじゃない。

でもさ、そんな十何年もかかって絵を描くなんて、みんながみんなできるわけないじゃないんだよ。
なのに今の時代って、「十何年かかって一つの絵を描く」「鬼のように練習してワールドカップに出る」とか、そこまでしないと「好きなこと」「やりたいこと」じゃないんだ、みたいにみんな思っちゃってるから。そこが大間違いだと思うんだよね。

藤村Dが考える「一流の思考」

ほら、よくスポーツとかでさ、「あの選手だってものすごい努力をして一流になったんだ、だから君も頑張れ」みたいな話をされることもあるけど、彼ら一流の選手っていうのは、別にしなきゃいけないと思って努力をしているわけじゃないと思うんだよね。

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