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『5G × Unreal Engine5』が創り出すメタバース世界と無限の可能性

先日、発表されたEpic Gamesの『Unreal Engine 5』が創り出すフォトリアルの映像は、たくさんのユーザーに衝撃を与えました。

https://www.unrealengine.com/ja/unreal-engine-5

レンダリング時間がなく、リアルタイムでCGが描き出される映像表現は、オープンワールドゲームのみならず、映画やドラマ撮影でも「ヴァーチャルスタジオ」という概念をもたらし、これまで「グリーンバック」を使用して合成していたVFX処理から「LEDウォール」を使ってのリアルタイム処理を可能としました。

https://gigazine.net/news/20200302-mandalorian-making/

この「リアルタイムエンジン」はエンターテイメントの世界のみならず、今やメタバースとしてのショッピングモールや教育現場、社内研修などのコミュニケーションツールとしての可能性も広げています。

そして「リアルタイムエンジン」は「5G通信ネットワーク」のインフラ整備により無限の可能性を広げていきます。

そもそも、「5G」は「5世代目(Generation)」を意味し、「1G」から遡ると未来がクリアになります。

「1G」⇨「4G」における変化を振り返ってみます。

上記の様に、1世代上がる度にコミュニケーション手段の次元上昇が起こっていることが分かります。

この文脈からわかる様に、「5G」は「三次元情報×時間軸」つまり空間情報を送信できる様になります。

現在のSNSは文字情報や写真・動画をシェアするのが主流ですが、我々は生活のあらゆる場面で空間情報を共有する様になります。

それこそが、昨今話題の「メタバース」であり内閣府が掲げる「ムーンショット目標」の一端を担うわけです。

『Unreal Engine 5』はオープンソースのプラットフォームシステムであり、ある程度のPCスペックがあれば誰でも気軽にメタバース世界を構築でき、Play StationやNintendo Swich、AndroidやMac OSプラットフォームでローンチすることが可能です。

事実、このような「リアルタイムエンジン」を使用して世界中で意欲的なインディーズゲームが誕生し、高い評価を得たりしています。

映画やドラマの世界でも、メジャータイトルから少人数のインディペンデント系プロジェクトでも使用され、世界中のクリエイターが独創的な作品を世に送り出しています。

「5G」の到来により、エンタメ業界や一部のビジネスプラットフィームのみならず、世界中の人々が「5G × リアルタイムエンジン」を使用しあらゆる情報を発信し、コミュニケーションツールとして使用することになるでしょう。

今では、誰かしらが何らかのSNS(FaceBook、Instagram、TikTok等)をライフワークの一部としている感覚と一緒ですね。

「AR」「XR」「VR」など、様々な端末がこの技術を加速させ、エンタメ、教育、ビジネス、コミュニケーションの可能性が無限に広がっていく未来が今から楽しみです。

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