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朗読劇「森の音楽家クラムベリー外伝 魔法少女育成計画 unripe duet」前夜祭レポ

 この記事は、2023年1月27日(金)19:30より草月ホールにて行われた、朗読劇「森の音楽家クラムベリー外伝 魔法少女育成計画 unripe duet」前夜祭イベントのレポートになります。メモと記憶を頼りに書き記すため、台詞部分で一語一句合っている保障がないことをご了承ください。

会場

 開演一時間前からグッズ販売開始。55分前に入場するも物販エリアには既に結構な列が。来場者には特典としてショート朗読劇場の音源収録カードが配布された。

 待機場所に設置されたクラムベリー仕様のパチスロ筐体。液晶に流れていたのはアニメ無印5話ラスト、11話冒頭、パチスロ新規映像のピアノ音楽家の映像。

開演

MC「ご来場、誠にありがとうございます」
 司会の大橋隆昌さんの前説と共に開演。感染症対策として声援の代わりに拍手にてご参加いただければと説明(以降「拍手」と記載するのはイコール声援)。
 緒方恵美さん、井上喜久子さん、松田利冴さん、橋本裕之さん登場。順に挨拶。
井上さん「井上喜久子17歳です♪ おいおい!」(定番の挨拶)
 会場一斉に「おいおい」の拍手(前の席の人おいおい扇子持ってた)。

前半はアニメ中心のトーク

 話題は七年前のTVシリーズを振り返って。
橋本監督「2015年に入った時くらいにそういう話(アニメ化)が出て」
橋本監督「最初に『まほいくは頭脳戦なので作画大変じゃないですよね』と言われたんですよ。蓋開けてみたら結構みんな肉弾戦してて」
緒方さん「肉弾派代表ですよね」
井上さん「(肉弾戦をやったキャラのCVとして)頑張りました」

緒方さん「一応お伺いしたいんですけど、ここにいるお客さんの中で魔法少女育成計画のアニメを観たことがないって方いらっしゃいますか?」
 6~7人挙手。知らない人向けに「16人のデスゲームもの」と簡単に内容を説明。
橋本監督「ここ(ステージ)にいる人達全員死んでますよね」
 会場拍手。

  オーディション、キャスティングの話に。
橋本監督「一キャラ多くても10人くらいなんですけど、それが一キャラ50人くらいいたんですよ」(この話の詳細はBlu-ray/DVDブックレット第1巻のインタビューにて語られている)

緒方さん「ウィンタープリズンとクラムベリーのオーディションを二つ受けていて」
 ハイトーンの魔法少女の役に受かるとは思っていなかったため、クラムベリーの方で受かったこと、並びにメインとして朗読劇をやることに驚いたとのこと。

 打ち上げの席で劇団まほいくの話をしていた。今回夢が叶った。

 松田利冴さんの服がファヴっぽいという話に。松田利冴さん曰くミナエルを意識したもののややこしくなってしまった。

 印象深い回の話。
緒方さん「(自分の役は)西明日香(たま)に殺されるんですよね」

ショート朗読劇場①「ハッピートリガーバースデー」

 ユナエルへのマジクールな誕生日プレゼントを探すミナエル。うっかりメアリの縄張りに入ってしまい泥酔メアリに遭遇。ポストに変身してやり過ごそうとするもポストに絡んできて正体がバレてしまい──
(全て書くと野暮になるので以降の展開はあえて記載しない)。

ショート朗読劇場①終了

井上さん「(ミナエルの最後の台詞に感化されて)最後にアドリブで『メアリ、いきます』って言いかけて止めました」

再びアニメ中心のトーク

緒方さん「喜久子さん永遠の17歳なんですけど私永遠の14歳なんですよ」(エヴァネタ)
 会場拍手。

緒方さん『アニメはイベントが一回あって、(Musica Magicaに)来たことがある方って」
 客席の4分の1くらいが挙手。

ゲスト登場

 宮村優子さん登場。挨拶後すぐに次のショート朗読劇場のスタンバイ。

ショート朗読劇場②「試験官の在り方」

 魔王塾の先輩から魔法少女選抜試験の試験官を頼まれた魔梨華。アドバイスを求めクラムベリーの隠れ家に尋ねる。
魔梨華「よお! 森の音楽家! 久しぶり!」
クラムベリー「うーわ」
(全て書くと野暮になるので以降の展開はあえて記載しない)。

ショート朗読劇場②終了

MC「どの辺りが台本通りだったのでしょうか」
 会場笑い。
緒方さん「遠藤先生申し訳ございません。魔法少女アニメの名前を出したのは私です申し訳ございません」
緒方さん「ジャイアントストロングエントリーやっていただけると思わなかったので感動しました」

後半は朗読劇中心のトーク

宮村さん「(井上喜久子さんと井上ほの花さんの親子に対して)お家で演技の練習とか読み合わせってどうされているんですか?」
 ペチカ役の井上ほの花さんについて井上喜久子さんが話す。
井上喜久子さん「新人の頃は娘を世の中に放つのが怖かった。最初はああじゃないこうじゃないと一緒にやってた」
井上喜久子さん「途中からはお芝居ってキャリアとかじゃないし自分が言ったことが正解か分からないこともあるから自分の力で生きてって感じでやってもらってる」
井上喜久子さん「でも時々本人も『ママここ分かんない』とか『これどう思う?』みたいな感じで、『このキャラはこうだからこうじゃない?』『わかった』ってなって本番行って帰ってきたら『ママの解釈違った!』って」
 会場笑い。
井上喜久子さん「そっちじゃなかったかー!って笑。やっぱり正解が中々分からない世界だから(一緒に練習や読み合わせを)やる時もあるし自力でやってもらう時もあるみたいな」

 家族で声優をやっている方は多いという流れから松田利冴さんと松田颯水さんの双子声優事情に話が及ぶ。
松田利冴さん「同じ作品に出てる時は一緒に練習したりします」
緒方さん「同じオーディションに呼ばれることもあると思うんだけどそういう時はどうしてるの?」
松田利冴さん「同じ役を受けることが多いので、そういう時はお互い練習を聞かないようにしています」
松田利冴さん「双子間では芝居が違うので不安になっちゃうんですよね。心が揺れてしまうので、徹底的に聞かないようにしています」

 朗読劇の内容について。
宮村さん「私あるシーンでめっちゃ泣きそうになるんですよ。もうあのシーンときたらねーあー!!!」
宮村さん「ネタバレになるから聞けないんですけど」
宮村さん「思わず火照ってしまう台詞あるじゃないですか。あの、東山ちゃんがんーんってなって、んーんってなって、そのクライマックスら辺ですけど、なんか、ばーんって出ちゃうところ」
緒方さん「なに言ってるか分かりません」
宮村さん「まあ明日見たら分かるか!」
MC「宮村さんそろそろお時間です」
 会場笑い。

 その後、感情を出す役の話。宮村さんが聞きたかったことを緒方さんがネタバレに配慮しつつ答える(今思うとここは「だから! 口をきくな!」のシーン辺りの話だったと分かる)。

グッズ紹介

 グッズを持ったアンサンブルの方々登場。緒方さんがアンサンブルの立ち位置を説明。キャラの動きを体現している。視覚的にも楽しんでいただける演出がある。

 グッズを一つずつ紹介。次に持田千妃来さん、和田望伶さん、豊永実紀さん、絃ユリナさん、影山優亜さん、よしのエイミーウォーカーさん、後藤由衣さんの順に自己紹介と意気込み。

プレゼントコーナー

 抽選で5名様にショート朗読劇場の台本プレゼント。ステージ上の5人が席の番号の書かれた紙を引く。

新楽曲「The Lost Thing」披露。

 1番が流れる。

新楽曲「The Lost Thing」披露終了

MC「この楽曲ですが、TVシリーズのOP『叫べ』のアンサーソングとして制作されたということでございます」

ご来場の皆様にメッセージ

 橋本裕之さん、宮村優子さん、松田利冴さん、井上喜久子さん、緒方恵美さんの順に本日のことや明日の朗読劇について等の話。

橋本監督「続きを作れたらいいなと思っているので、応援してくださると嬉しいです」(この時点で二日後にrestartアニメ化決定の公表を抱えていたと考えるとその気配をおくびにも出してなかったのが凄い)

前夜祭終了

 90分を経て前夜祭終了。グッズを持ち帰りつつ明日への期待と楽しみな気持ちを胸に翌日の本公演へ。前夜祭レポート終了。

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