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壮麗王スレイマン・スルタンの夢と腐

日本に住んでいないと旬や日本限定ジャンル(日本史とか大河ジャンル)には乗り遅れ(というより物理的に乗れない)てしまいますが、海外に出ているなりの萌えというのもあります。 

というわけで、今回は世界史ジャンルからの史実萌えCPとお勧めの漫画をご紹介したいと思います。画像からamazonに飛べるので見てみてください。

世界史の世界には日本史における『まさこじゅ』(まさこじゅはおねショタとショタおねとスパダリ攻とスパダリ受を網羅する最強CP)や『お犬×のぶ様』(お犬=前田利家公)『お蘭×のぶ様』(これもショタおね?)と同じくらい史実に基づいた衆道CPがたくさんあるようで、そのなかで最近わたしが一番ハマっているオスマン帝国最大のスーパー攻様スレイマン大帝をご紹介したいと思います。

篠原千恵先生の『夢の雫、黄金の鳥籠』

というシリーズで、今までに11巻まで出ています。

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ヒュッレムという『オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜』というトルコドラマの主人公でもある女性がひたすらモテモテで嫉妬されまくるという話なんですが、彼女が仕えている皇帝がイケメン・果断・文武両道の三拍子揃い、壮麗王といわれたオスマン帝国全盛期の皇帝、スルタン・スレイマンなのです。

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スレイマン大帝は三国志の曹操のように、武に長けるだけでなく詩人でもあったらしく(わたしは、早すぎた英雄武田信玄や遅れてきた英雄伊達政宗のように、俺様系詩人武将が大好きです♡)

『ムッヒービー』(恋する者)

というペンネームでお気に入りのお小姓に熱烈な詩を送ったのが残っているんだとか。

その詩を送られたお小姓というのがなんと、オスマン帝国が誇る大宰相イブラヒム・パシャなんです♡

見てください。これが世界史が誇る公式CP、スルタン・スレイマン×イブラヒム・パシャ↓。

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わたし自身はブロンドの男にはあまり惹かれないんですが、篠原先生のスレイマン陛下は別。

自らの手で奴隷から小姓、小姓から宰相に取り立てたイブラヒム・パシャに

「妃達は皆それぞれに可愛い。だが、信頼できるのはお前だけだ。イブラヒム」

とか言っちゃうのがもう(語彙力)。中東の男性哲学というか、

「力のある者が支配する」

「奴隷上がりの囲われ宰相」

っていうのがツボすぎて。

11巻表紙のスレイマン様も麗しすぎる〜〜。

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史実では最後、最愛のイブラヒム・パシャを処刑してしまうのでどうなるのか今からドキドキです。

スレイマン様ヤンデレちゃうの?

いつも冷静なスレイマン様が

「この、奴隷上がりが!!!!!」 

とか罵倒しながらイブラヒム・パシャにピーーーをピーーーするのを妄想すると今から本当に萌えます♡

本編は御都合主義平凡な女主人公総愛されレディコミなので読み飛ばしているのですが、スレイマン様完璧超人すぎて夢が大量に湧くのも納得だし、ドリ腐攻め厨のわたしがハマるのも納得!!!

スレイマン×イブラヒム腐女子の皆様は1巻・4巻・9巻〜11巻辺りを買えば十分じゃないでしょうか? 

トルコに旅行に行きたくなるし、トルコまで行けなくても、ハマムに行きたくなります(イブラヒム・パシャがハマムでスルタン・スレイマンにマッサージするシーンばっかり読んでる^^;)。

このスレイマン様のお背中をマッサージしてる男の手がイブラヒム・パシャなんですよ。なんという萌え。

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尊い;;

11巻が発売されたばかりだからか、2018年5月10日までは第1巻、第2巻が無料お試し期間です↓。(画像からリンクが繋がっていますから是非♡)

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花璃。

海外住み主婦のゆるオタ生活について時々発信します。