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胃カメラからピロリ菌除菌までにかかった時間とお金のはなし(ペニシリンアレルギーの場合)

▼これまでのおはなし(復習)
40歳で初めて胃カメラを飲んだはなし
ピロリ菌除菌チャレンジ ~ピロリ菌と薬疹の狭間で~

#ピロリ菌除菌チャレンジ

昨年の健康診断で胃カメラを飲んで委縮性胃炎が見つかり、血液検査でピロリ菌陽性の判定が出たため、消化器内科を受診、除菌剤をもらい、除菌成功を確認するまで、時間にして4ヶ月と12日、金額にして36,296円かかりました。

原因は、ペニシリンアレルギー。通常ピロリ菌除菌に処方される抗生剤はアモキシシリンという薬ですが、私は過去に薬疹が出たことがあり、これを飲めないため、処方できる抗生剤だと自由診療になり、全額負担の結果です。

ペニシリンアレルギーがない場合は3割負担なので、除菌から検査までおそらく7,000円くらいで済むと思います。

今回初めて自由診療を受け、保険が効かないとこんなに医療費って高いんだな、と日本の皆保険の手厚さを実感しました。

薬に対するアレルギーは死活問題。必ず「お薬手帳」を作り、自分の飲んだ薬、副作用を記録しておくことをオススメします。

胃カメラからピロリ菌除菌までにかかった時間とお金まとめ

9月14日(金):健康診断(有休)
◆健康診断を生活習慣病総合健診に変更:4,536円
◆バリウムを胃カメラ(口から)に変更:6,200円
◆萎縮性胃炎が見つかり、ピロリ菌の疑いありと診断。陽性か陰性か判定するため、血液検査にピロリ菌抗体検査を追加:2,160円
合計:12,896円

10月22日(月):消化器内科受診(有休)
◆消化器内科受診:850円
※薬疹が出たことがある抗生剤しかなく断念。除菌できる可能性のある病院を教えてもらう。

↓ 病院はしご

◆消化器内科受診:3,720円
※使える抗生剤はあったが「自由診療」になるため、ここから全て全額負担
◆薬局で除菌剤処方:5,140円

10月23日(火)〜29日(月):ピロリ菌除菌チャレンジ

11月5日(月):消化器内科再診(18時以降受診のため夜間加算)
◆薬を飲み切り、一度受診:1,750円
※軽い味覚障害以外、異常なかった旨伝え、除菌できたかどうかは、2ヶ月後の検査を予約

1月5日(土):消化器内科再診(半休)
◆尿素呼気試験:8,440円
※前日は午後9時以降何も食べないで、当日は朝何も飲まずに来院
※呼気採取バッグに息を吐き出す検査(錠剤服用前・服用後)

1月26日(土):消化器内科再診
◆検査結果を聞き、除菌成功!:3,500円
※定期的な胃カメラ検査を念押しされる(年一回) ←イマココ

医療費以外の見えない費用も

振り返ると医療費以外にも、病院に行くために有休をとっていたり、ピロリ菌除菌に効果があると言われるLG21乳酸菌ヨーグルトを飲み続けたりと、計上し切れない費用がかかっていたことに気づきます。

ちなみに除菌成功後も、LG21生活は続けていて、ほぼ毎朝職場で、飲むヨーグルトを飲んでいます。そのほかにも、梅干し、わかめ、ブロッコリースプラウト、緑茶くらいなら無理なく続けられるので、今後も食生活に取り入れ続けたいと思います。


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