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【覚えていますか?】日航機事故のナゾ。二度と事故を起こさない 

2024/02/21

https://www.youtube.com/watch?v=ecbrZaolo-Q&t=60s

1月2日のJAL機が海保機と衝突した事故で、1月2日の時点では、JAL機の機長が悪いという偏向報道があった。JAL側は90秒で乗客全員を避難させて褒められるべきであり非難されることではない。決してJALは犯人ではない。

空港の離着陸は基本的に空港業務で、空港側でレーダーを見なければならない。JALだけの責任と言うこと自体おかしなことだ。しかも翌日の1月3日には、論調が変わり、海保機の機長が犯人に仕立てられ、メディアが一斉に報じ始めた事もおかしい。

空港全体のシステムとしては、事故を未然に防がなければならない。空港に責任があり、空港の責任について語る前に海保機の機長に責任があると言うのはおかしすぎる。

しかも、海保機が事故に遭う前に通った信号灯が故障していたのだ。事故を起こした羽田空港のC滑走路のC5の信号灯が故障していたと、国際条約で定められているノータム情報にも掲載されていた。

故障した信号灯も修理もされずにいた事が、事故の原因の一つとも言われている。他にも海保機には最新のトランスポンダー(送信機)が搭載されていなかったと海外のフライトトレーダーのニュースでは早い段階で、日本側に落ち度があったと報道されている。

最新のトランスポンダーでは近づいてくる他の機体に対して、自分がどこにいるかを三次元で自分の位置情報を通信して知らせてくれるのだが、国土交通省は自分たちが推奨しているトランスポンダーを海保機に搭載していなかった。羽田空港も信号灯が壊れていた。どちらとも予算不足だったのかもしれない。

それでは、管制塔の人たちが犯人なのかと言えばそうではない。管制塔の人たちは、ここ10年で離着陸する飛行機が2倍弱くらいまで増えていたが、管制官の人数は同じだった。羽田空港も管制官の管轄も全部が国土交通省なのだ。

国土交通省がきちんと予算を取り、現場の人が働きやすい環境を作らなければならない。海保の人を責めてはいけない。

この日は、能登半島で被災されている日本国民のために海保の人たちは、新潟と羽田空港を3、4往復していた。操縦して疲れている中でも一生懸命に働いていた海保の方に対し、むち打つ報道するのはいかがなものか。

■  請願書

署名を集めて海保だけではなく羽田空港の管制官を増やし、海保機にはトランスポンダーを付け、空港の修理をきちんと出来る充分な予算を付けて頂きたいと思い署名活動を行った。1月末まで集め1700通ほど集まった。ご協力して頂いた皆様本当にありがとうございました。

航空機衝突事故防止予算の請願

令和六年一月二日午後五時四十五分ごろに、羽田空港における日航機と海保機の事故が発生した。米誌報道によると、海保機に最新のADS―Bトランスポンダが搭載されていれば、機体のGPS情報、機体高度、機体の対地速度情報などが周囲の航空機に毎秒送られるので事故が防げたとある。また、NOTAM情報によると、令和五年十二月二十七日より羽田空港の滑走路CにつながるランウェイのC5ストップ灯が故障しているとされている。夜間離着陸にストップ灯があれば、滑走路への誤侵入を防止できたかもしれない。また、管制塔と海保機長とのやりとりで齟齬が発生したのは、海保側で利用されている航空管制マニュアルに問題があった可能性も否定できない。

ただし、管制と機長の間で発生する人的ミスを防ぐための衝突事故防止システム構築から保守メンテナンスまでもが、羽田空港を管轄し、海上保安庁を管轄する国土交通省の役割である。要因は、羽田空港も海上保安庁も、管制関連システムや事故防止設備への十分な予算が用意されていなかったことにもある。

ただし、それらが海保隊員五名の尊い命を奪う事件に繋がり、海保機長に全責任が押し付けられるかのような事態は国民としては看過できない。
ついては次の事項の実現を図られたい。

一 海上保安庁機長宮本元気氏に全責任を負わせず、事故再発対策に努め、被災地支援に従事する海保隊員の士気維持に配慮すること。

二 国土交通省に海上保安庁の保有する全機体に最新の衝突防止装置の設置予算与えること。

三 国土交通省に羽田空港の管制・管制設備および滑走路の事故防止設備の設置予算を与えること。

上記のような請願書を作り皆さんから署名をいただいた。

今回も、須藤元気議員に受け取っていただこうと思い無料で、30分くらいのミニイベントをします。積極的に日本の問題は、自分たち国民の権利で解決できるかもしれないと知って頂きたい。日本を良くして行こうという意識を持ってもらえれば幸いです。

イベント日時
 3月4日 (月曜日)17時から17時30分まで
参議院会館101号室
 
『航空機衝突事故防止予算』請願書
JALと海保機の悲劇を二度と起こさない!
須藤元気議員に渡そう!
 
*応募者多数の場合は抽選
お申し込みは説明欄のリンクに貼ってありますので是非ともお申込みください。
https://peatix.com/event/3860144

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