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日本の製薬会社が外資に盗まれている!?

2023/12/27

https://www.youtube.com/watch?v=uOWHs2rNl88

(深田)
医療問題アナリストの吉野敏明先生に日本の製薬会社が外資に盗まれているというテーマでお話して頂きたいと思います。先生、宜しくお願いします。
 
(吉野)
実は、日本には製薬会社はすごく沢山あります。小さい所まで入れると
400、500、600社ありました。ガマの油みたいなものも製薬会社が作っていたのです。
僕が1993年(平成5年)に大学を卒業して、医科歯科大学に入った時は、まだ普通に日本の製薬会社が沢山ありました。それどころか他業種から入ってくる事もありました。
 
例えば、明治製菓が明治製薬を起ち上げて作った「メイアクト」と呼ばれる抗生物質があるのですが、まだ日本の薬の産業は抗生物質や鎮痛剤とか、進んでいるものだとホルモン剤、例えばインターフェロンやインシュリンだとかです。日本の遺伝子組み換え技術を使い、生理活性物質を作る事をやって、割と良かったのです。
 
ところが大学を卒業して3、4年くらいすると、外資と対抗する為に合併すると言う事がたくさん始まりました。
 
(深田)
確かにそういう時期がありましたよね。
 
(吉野)
例えば、第一三共というのは、第一製薬と三共製薬だったのですよね。こういうのが合併し始めて、海外の薬メーカーと戦うには資本を強くしなければ対抗できないと始まったのが、その頃だったのです。抗がん剤、あるいは向精神薬が出始めてから突然変わりだしたのですよ。日本も向精神薬を多く開発しているのですが1999年頃に一大革命があり、「うつは心の風邪だ」というキャンペーンをやったのですよ。
 
(深田)
確かにあれが始まってから、うつ病患者が爆発的に増えましたよね。
 
(吉野)
抗うつ薬を開発している会社が、沢山の利益を上げ出して、昔は自律神経失調症と言ったりとか、統合失調症は精神分裂病という言い方をしていたわけです。うつ病というのもあったけど、統合失調症以外はほとんどが自律神経失調症にしていたのです。睡眠障害などほとんどなかったのです。ところが「風邪の様にうつ病も薬で治せます」と言うキャンペーンをしたわけです。やった結果、レセプト(医療機関が保険者に提出する月ごとの診療報酬明細書)は治療をしている領収書みたいなものですが、1ヶ月間の診療録を取って、国民皆保険制度の点数にしてお金を貰うのですが、その紙がこのキャンペーンで65倍に増えたのです。薬の出荷量が1300倍くらいになって、2兆円から3兆円規模の売り上げが上がったのです。
 
(深田)
とんでもない数字ですよね。こんなことを言ったら申し訳ないのですけど、うつ病の薬では治らないですよね。
 
(吉野)
対処療法ですから。もともと精神疾患を診断する時にDSM(精神疾患の診断・統計マニュアル)の分類があり1、2、3、4、5まであり、これは1と2までは患者さんには使用していませんでした。
 
一番最初は、朝鮮戦争をした時に、実は米兵は大勢の朝鮮人を殺していて、数百万人を殺しているのですが惨殺をしています。兵士が上官の命令とは言え、惨い殺し方やレイプをしていて頭がおかしくなりました。この人たちがアメリカに戻ってきた時に、どうにかしなければならない。今は色々な薬がありますが、例えば「虚言癖、眠れない、見えないものが見える、聞えないものが聞こえる、まだ戦争していると思いラッパを吹いている等の症状が出ているわけです。
 
それを症状別の病棟に入れて経過観察して、そrで病名を付けたのです。この人は「入眠障害、睡眠障害、起床障害」と眠れない病気でも色々分かれています。これが一番最初のDSMでした。「Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders」を略してDSMと言います。
 
次にベトナム戦争です。同じように枯葉剤を使い、すごい悲惨な目に遭わせたり、火炎放射器で人を殺したりして、また同じように心を病む兵隊たちが出たのです。また同じように分類して薬の投薬実験をしました。すると、この症状ならこの薬で消える、この症状ならこの薬で消えるとやっていきました。
 
当然アメリカ政府の命令で徴兵されて戦争に行くわけですが、その時に、このような症状には、この薬で治るとしておけば、原因準備療法をしなくて済みます。究極の対象療法です。
これを精神疾患という治療に応用できないかと言われて、マニュアルがDSM3になったのから心療内科が出来始めました。
 
そこで似たような症状の方が来た時に、似たような症状に当てはめていくのです。実際に例えばレイプや首を切るようなものすごいストレスではなく、少し仕事が忙しくて眠れない、上司とそりが合わないという時に、その分類名を付けておけば薬が出せる仕組みを作ったのです。アメリカで1960年代後半から70年代くらいのベトナム戦争の最中くらいです。このアメリカで広まったものを、今度は日本にどのように持ってきて価値観を植え付けるのかで「うつは心の風邪」のキャンペーンから始まったのです。
 
それによって大量の向精神薬を日本人たちも飲むようになりました。私は精神科病院の理事長をやっていました。病床が250床もある大きな病院で、うつ病の患者さんも入院していましたが、原因除去療法は保険では出来ません。要するに症状があるものに対して薬を出します。減薬する時も少しずつ少しずつ抜いて症状がぶり返したらストップさせて、また薬を出します。長ければ30年、40年と一生入院している人もいます。
 
(深田)
うつになって、うつ病の薬を飲み始めた人で治った人が居ないような気がします。
 
(吉野)
実は社会的な状況だけではなく食べ物の影響もかなり強いです。基本は甘いモノと植物性の油も非常に強く関与しています。そういう原因除去を行えば、うつの薬は使わなくてもよいのです。
 
これで上手く成功したと思い次に来たのが、単価の高い抗ガン剤なのです。抗ガン剤は向精神薬の千倍、1万倍、もしくは10万倍くらいの利益が出ます。これを開発するには、日本の製薬会社は合併をしても無理なので分社化します。例えばAと言う会社を抗ガン剤の部分だけ切り出して、外国の抗ガン剤をやっている会社が投資します。要するに株を全部買って、名前は日本の会社なのですが、実際の資本を出しているのも海外の会社で、技術も海外の会社から来ますが、あたかも共同でやっている様にして日本名のブランドで出します。
 
実際は、薬が保険で承認されるとお金は海外の会社に行くわけです。ですから日本の会社が乗っ取られたのと同じ構造を作ったのです。その金額が全然違うのです。日本が何故ターゲットにされたのかと言うと国民皆保険制度があるからです。
 
(深田)
確かに政治家の先生の勉強会に行くと、厚労省の役人が来た日はテーブルが外資の製薬会社の社長だらけで、勉強会が終わった瞬間に役人の前に並び、名刺交換をしながら、「お食事でも」「お食事でも」「お食事でも」と言っています。
 
(吉野)
ロビー活動をされているわけですね。例えばアメリカは基本自由診療で、職域保険と言うものがあり会社がやってくれる場合もあります。例えば自動車を生産するブルーカラーの人たちが入っている職域保険というパターンもありますが、日本のように国がやっていることは無いです。ですから日本は国が保険をやっていますから、赤字でも税金が補填されるわけです。抗ガン剤が無かった時は良かったのです。怪我や風邪くらいでしたら。
 
例えば抗ガン剤のオブシーボで1年間の治療で3000万円を超えます。そして、重粒子線治療は1回の照射で440万円です。これを20回、30回やると1年間の治療費は3億円、4億円とか普通にあります。3割負担でも9000万円です。普通出せないので日本は高額療養費制度というものを作り、国が1/3、地方が2/3で、大体1ヶ月の支払い額が15万円くらいになったら、それから上は青天井で税金で賄います。ですから2億3000万は奢ってくれるわけです。そのお金が製薬会社に流れるわけです。
 
(深田)
本当ひどすぎますよね。
 
(吉野)
普通の人が3億円のマンションを買いませんよね。車も買いません。しかしガンだと3億円を払うのですよ。そのお金は政府から出しているお金から持っていくので、彼らからすれば、とても効率よいシステムが日本の医療なのです。アメリカはメディケア(65才以上の高齢者と障害者のための医療保険で、国が運営する制度)やメディケイド(所得やリソースが限られており、他の要件を満たしている場合に医療費を援助する連邦政府と州の共同プログラム)があります。
 
日本で言うところの無保険者や高齢者がこの制度が入って、アメリカの個人の負担が非常に高く40%くらいが保険料になっています。クリントン大統領の時にやりオバマ大統領の時にオバマケアとなって確立はしてもアメリカも困っていて、アメリカの方がまだ高いと言っても個人で出しているので、自分でブレーキを掛けられますが、日本で高額療養費制度をやっている限り、知らないうちに税金でたくさんのお金を持っていかれて、自分たちは気が付かず高額療養費でラッキーと思っていると思いますが、それで日本円が盗まれています。
 
(深田)
すでに消費税も上がっていますしね。
 
(吉野)
本当にヒドイ話ですが、日本の会社は自分たちの会社を分社化して、抗ガン剤を作る会社を作り、そして自分たちの会社の株も外国の会社に買ってもらっているって事ですね。ここに資料がありますが、日本の製薬会社の売り上げランキング「1位が武田薬品、2位が大塚ホールディングス、3位がアステラス製薬、4位が第一三共、5位が中外製薬」です。
 
武田薬品で3兆5690億円ですが、前年比の売り上げが「武田薬品11.6%、大塚ホールディングス5.3%、中外製薬27%」、これねソニーが去年に比べて27%売り上げが上がりましたとか考えられないですよね。
 
(深田)
これは2021年、22年を比較している資料ですね。
 
(吉野)
日本の大手製薬会社の外資比率ですが、これは1/3以上は外資と言われますが「武田薬品の38%で外資です。大塚ホールディングス21%でギリギリです。アステラス製薬43%で外資です。第一三共44%で外資です。中外製薬76%で外資です。」76%は本当に酷いです。
 
(深田)
日本の要素がほとんどありませんね。
 
(吉野)
顔は日本人が会社をしている様に見えますが、持ち主はそうではないです。
 
(深田)
日本の医療制度の国民皆保険を狙って外資がやって来て、日本の名前の企業を買って、政治家の勉強会で厚労省の役人が来たら接待をして、新薬を認めてもらい、とても高い新薬を買わされて、私たちの消費税が上がっていると言う事ですよね。
 
(吉野)
今は、四公六民どころか五公五民になっています。僕の給与明細を見ると医療保険と年金と介護保険とか色々全部引かれて50%です。
 
(深田)
私も3割くらい持って行かれています。
 
(吉野)
例えば、武田薬品なら誰が持っているのかと言えば「日本マスタートラスト銀行で16.76、日本カストディ銀行で5.62 ・・・・・」とありますが、この辺りは深田さんが詳しいので解説をお願いします。
 
(深田)
信託銀行、トラスト、カストディになっているのは。本当の持ち主を隠すためにお金を信託銀行に入れて、そこで指示を出して買っています。名義はカストディや信託銀行になっていますが、本当の持ち主はこの人達ではなく、誰か我々からでは分からない人たちが持っています。
 
(吉野)
誰が持っているのかも分からないが絶対外国人ですよね。
 
(深田)
外国人です。
 
(吉野)
外国人が持っている会社が日本の製薬会社になってしまっている。それだけではなく、今度新しくSelf Amplifying(自己増殖)セルフアンプリフィングタイプのメッセンジャーRNA(mRNA)をMeiji Seika (明治製菓)ファルマという会社が出しましたが、前はmRNAを入れると、それをコピーしてスパイク蛋白を作っていましたが、今回の物はmRNAをコピーすること自体をコピーする。そして10倍から50倍くらい多くmRNAを作り出せる。それだけでも危険です。
 
(深田)
聞いているだけで恐ろしいです。
 
(吉野)
これを人間で臨床実験するのを日本が10月から始めてしまったわけです。この会社と言うのは、もともと明治製菓はお菓子を作っている会社でしたが外資が入り製薬会社になり、日本に元々あるワクチン技術を持っている会社があるのですが、その会社をその上の会社が乗っ取り、その会社と明治製菓の医療系の会社が共同開発している形になっていますが、Meiji Seikaファルマ自体がほとんど外資なのです。もともと良くも悪くも日本が昔からワクチンを作っていた会社があり、この会社の情報を全部抜きとり盗まれました。このとんでもない事を報道では、ついに国産のワクチンが出来ましたと言っていますが、国産のワクチンがあったのが盗まれたのです。
 
(深田)
本当に半導体と同じですよ。もともと日本で作っていた半導体の技術が中国や台湾に盗まれて、それを大枚はたいて戻ってきて、ありがとうございました国産です。と言っているのが今の日本なのですよ。同じですよね。
 
(吉野)
もちろん半導体でもあってはいけない事ですし、自動車でも何にでもそうなのですが、今回は、やはり人が死ぬ事なのですよ。人命に関わって名目は人の命を助けると言っていますが、実際は今もたくさん亡くなっています。この事を国が主導していて、原子爆弾で広島の原爆で13万人くらいの人が亡くなっていますが、その倍くらいの人がワクチンで亡くなっています。
 
最終的に命令を出したは、何処かの国の岸田総理ですよ。日本の総理大臣が原子爆弾で亡くなった人よりも多い被害を出したものを打てと命令しているわけですよ。家康もそこまでしてないし、頼朝もしたことのない、蘇我入鹿もやっていません。
 
(深田)
そうですよね。その上で憲法改正してIHRも改正してフォーエバー岸田路線を作り出そうとしていて本当マズいですよ。
 
(吉野)
今も色々と清話会の問題もありますが、岸田総理が辞めるとなると、次に控えている人たちはもっとグローバリストで候補者ですから、4人か5人いますけど進むも地獄で、戻るも地獄ですからね。私もなぜ政治活動しているかと言えば、ドクターがなに政治家の真似事をやっているのかと言われるけど、そうではなく、ドクターがやらねばなりません。
 
(深田)
人の命を救う政治活動ですね。
 
(吉野)
皆さんそうなのですよ。例えば製薬会社の研究員の方も、僕はサラリーマンですから薬を作っているだけです。私もサラリーマンですから販売しているだけです。今の日本の問題は、善良な一般庶民が人殺しに加担するというシステムになっている所です。善良な人ほど悪気がないですし、まさか、そんなことやっているとは思ってないです。彼らが分からないような仕組みを作っていて、深田さんの番組などで、ぜひこの事をきちんと色々な方に知って頂きたいです。まず知らないことには、善悪の基準の場所にも立てなくなってしまいます。
 
(深田)
本当に視聴者の皆さんも吉野先生の著書を読んで頂いて、どのくらい日本から製薬会社が外資に盗まれているのかとか、正しい医療が行われないと人の命が失われてしまうと言うことを皆さんに是非とも知って頂きたいと思います。
吉野先生有難う御座いました。

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