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●●大使が暴露!? 安倍元首相葬式 安倍家と密使、公にできないはずの秘密

2022/07/20

https://www.youtube.com/watch?v=SpuwXWPkfl8

最近、皆様にご紹介をしているTSMC利権を、めぐる中華民国の要人の戦い、まだまだ続いている。これがまた公の場でお互いを罵るという、公人同士でありえない展開が起こっている。

今回の事件の発端、日本側の台湾利権の入り口は、一挙にバアヤが仕切っているはずだったのに、そこをなんと蔡英文総統の命令で、頼清徳副総統が横槍を入れてきたのではないかと言われている。

招かれなかったバアヤは、なんと駐日代表処の駐日代表の謝長廷を「お前は仕事をしていなかった」と批判してしまう事件があった。

バアヤがなぜあの場にいたのだと台湾側から突っ込まれて、バアヤが自己弁明なのか、本当にそう思っていたのか判らないけれども、「あんたたちの仕事がなっていないのよ」と怒った。


そこで台湾代表処の謝長廷が弁明をしたとニュースになっている。
「金美齢に応戦、謝長廷が賴清徳副総統の弔問に関する言ってはならないことを暴露」というタイトルの台湾三立新聞網の報道。

ここでバアヤに仕事をしていないと批判された謝長廷は、ネット上でも「なんだ謝長廷は仕事をしていなかったのか」という印象を植え付けられてしまった。

それを払拭するために、台湾代表処の謝長廷はSNSでこんな投稿を行ってしまった。
この弁明の投稿で、彼は言ってはならない事を言ってしまう。
自己弁護をしようとする余り、彼はいろんな秘密を暴露してしまうのだが、少しかいつまんで言うと、このようなことをおっしゃっている。

この度、安倍さんのご家族のご招待で、頼清徳副総統が来日しましたが、日本側は特別な事情とあくまで個人旅行との位置付けでしたので、7月11日1時31分に、頼清徳副総統は空港を出て葬儀場に直行しました。安倍家はまたこういった理由で、本来2時に出棺する予定だった時間を遅らせました。私たちは葬儀の場で敬意を表します。安倍さんに最後に会った後、賴清徳副総統は脇に寄って手を組み、彼が階下に行って霊柩車に乗るまで見届けました。出棺されるのをしばらく待ってから敬礼して、頼清徳副総統は出て行きました。そのあと家族との食事会、家族だけの葬儀の場など賴清徳副総統は出席していたのです。

台湾代表処の謝長廷は、バアヤに「お前は全然仕事してないじゃないか」の様なことを言われたが、謝長廷はちゃんと最初から最後までアテンドした。賴清徳副総統のアテンドもしたとつらつらと述べられている。

この謝長廷のバアヤに対するこの辛辣な意見がたまらない。
「金美齢さんは若い頃にブラックリストに乗せられ、多くの苦しみを味わいました。彼女は日本で固定観念に縛られているようです。わたくし謝長廷は年をとっていまして、私を叱ることができる年長者は少なくなってきましたが、彼女は私より12歳年上なので多少叱っても大丈夫です。しかしこのお悔やみの旅で、賴清徳副総統の努力が、彼女の不安で誤解された言葉によって損なわれたり消されたりすることを望まないと同時に、同僚のためにいくつか公正な言葉を述べたいと思います。

10日の午後、賴清徳副総統に葬式に来てもらいました。この日は日曜日で参議院議員の投票日でした。わたくしの同僚は、(私の同僚と言うのは台湾代表処です)、入場だの入国などの手続きに精力的に取り組みました。旅程、ホテル、交通機関、ルート、私は何度も会議を開き最善を尽くしました。葬儀の日もテレビ画面を見ていると、金美齢さんは賴清徳副総統の左手を握り、家族のお友達は右側にいます。そして車に連絡したのは、台湾代表処のチームリーダーです。やるべきことはやっています。何もしなかったとは言えなかった、とSNSで投稿しているのだ。

ところが最初はあくまで頼清徳副総統が来日されたのは個人の立場であって、私人であって公人ではないという説明だった。そのような説明をしておきながら、台湾代表処の処長の謝長廷がなんと最初から最後までずっとアテンドしているという。

しかも賴清徳副総統は11日に 到着されて、そして少し遅刻してしまったとおっしゃっている割には、10日には迎えに行ったような雰囲気のことも言っている。
ここをもっと台湾語というか中国語に堪能な方に、このニュアンスを汲み取ってもらわないと、細かいことが分からないので、不用意なことは言えないけれども、11日に来たのか、10日に来たのかどっちなのだと思う。

そして最後の極めつけが、金美齢さんにチクッと「何かご不安なのですか」みたいな嫌味を言っている。
このご不安なのですかみたいなこの嫌味が、どういうニュアンスかと言えば、今回の半導体利権、巨大利権から外されるのか不安なのですかとでも言いたそうなのだ。


謝長廷はバアヤを直接に攻撃することは避けたが、なんと彼の部下が、
バアヤを幼稚と呼んでいるニュースも出ている

ということで、もうどっちが幼稚なのかちょっとよく判らないが、バアヤはポジション的には私人だから、公の立場のお前がやるな、みたいな感じもする。

結構この今回のTSMC誘致事件、巨額の金が動く。この5000億円近い金の流れを変えるのは誰なのかということで、台湾国内でも中華民国国内でも、皆さんなんだか三つ巴の戦いの様相を見せている。


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