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【混沌の米国】イーロンマスク怒り。米不法移民に月額手当と投票権付与へ!? 

2023/09/21

https://www.youtube.com/watch?v=MQZtdvEXmUI

■  不法移民がとんでもない数になっている

日本とアメリカは国家の成り立ちの歴史から推移から全然違う。政治の成り立ちも全く違うので、こうして日米間を行ったり来たりして、アメリカの議員と日本の議員に話をしているととても勉強になる。

今日は例のTSMCのF35事件とその他の件について、議員とそのスタッフたちと話をしてきた。

共和党系の人たちは、バイデンのオープンボーダーポリシーに非常にフラストレーションを感じている。今かなりの移民がアメリカに入ってきている。ついにイーロン・マスクも尋常な人数ではないと大きな怒りを示して、バイデン大統領に不法移民対策に取り組むように求めるツイートをしている。

地球上のあらゆる国から、毎年約200万人がアメリカ南部の国境を越えて入ってきている。その数は急速に増加しているが、現政権は何の予防措置も講じていないと投稿した。

テキサスのイーグルパスという地域で起きている大規模不法横断などは、毎日何千人という人がアメリカに入国している。とんでもない数なのだ。今までは毎年約200万人だったのが、おそらく今の時点で300万人を超えていると言われている。

コロナの間はアメリカにくる時にイミグレーションで止められた。パンデミックの折に、わざわざ飛行機に乗ってアメリカに来る人がかなり少ないので質問される。そこで銀行口座の残高証明や、なぜアメリカに来たのかを説明する招待者からのレターなどを全部用意して、自分がここに来たのはIRSの裁判があるからとか、私は来たくないのだが、アメリカの税務署に呼び出されて戦っているから証人として来ているといちいち説明しなければいけなかった。

パスポートが無いはまだしも、自分の国のIDもない人たちが軽々とアメリカに入ってきて好き勝手をしている。しかもアメリカに入ってきた後にギャングになってやりたい放題をやっているのだ。ガソリンステーションで強盗をしたり、いろんなことをやらかしている。

この人たちはイミグレーションの手続きもなしに入って来て、やりたい放題やっているのに、アメリカに飛行機で入ってきたら、なぜ私はこんなひどい仕打ちを受けないといけないのだ。態度が気に入らないとかでいちいち別室に呼び出されて、なぜアメリカに来たのだ。何のために来たのかと根掘り葉掘り聞かれた者からすれば思う。

それだったら南米から歩いてアメリカに入国する方が簡単だったと思う人が出てきてもおかしくない。それぐらいのことが今のアメリカで起こっている。

バイデンのオープンボーダー政策に反感をいだいている州知事は、バスを用意して、不法移民をどんどんワシントンDCに送り込むとかをやったりもした。


■  政治で国が崩壊する

カリフォルニア州議会は、不法滞在の高齢者に月額資金援助を始めようと可決した。あとはカリフォルニア州知事ニューサムの署名待ちだ。

カリフォルニア州に来て一生懸命働いている不法移民が解雇されたり、減給されたり、労働時間を短縮されたりしたらかわいそうなので、これらの人たちに月額を援助する資金を出そうと、カリフォルニア州はこの法案を32対2で上院を通過し、市議会は53対4で州知事に送付した。

65歳以上の不法滞在者や障害がある不法滞在者は、国が資金提供する移民向け現金援助プログラムCAPIを通じて、月額1100ドルから1900ドルの給付を受ける資格がある。だいたい27、8万円ぐらいの現金をもらえることになる。

これが成立したら、今まで日本に生活保護を目当てに来ていた外国人が、カリフォルニアに行ってくれるかもしれないと、そんなバカなことを一瞬思った。

カリフォルニア州は今でさえ不法滞在の高齢者が1万7千人いるのに、この法案通ったら、他所からどっと押し寄せてくる。今でも毎日何千人という人が入ってきているのだから、こんな法案が通ればカリフォルニア州は不法滞在者だらけになってしまう。

さらにカリフォルニア州のサンタナでは、不法移民に投票権を与えることを始めている。9月20日午前1時41分の報道だが、サンタナ市議会は市議会選挙で非市民に投票を許可する措置を検討している。今サンタナ市議会のパブリックコメントで熱烈な発言が注目を集めたというニュースが出ている。

カリフォルニアに来れば、仕事がない人、65歳以上の人も、働けなくても障害があっても、お金がもらえるとなると、どっと人が集まってくる。そして不法移民を集めて市議会選の選挙で投票をさせたり、そのうち大統領選になれば、郵送投票のアレに使おうとしていると懸念した。

2020年大統領選で行われた郵便投票の時に起こったアレのことだが、具体的に言えば検閲でバンされるので、この辺はアレのことかと思って解釈して欲しい。

アメリカは多様性の社会なので、多様性を認めなさいと無理矢理多様性を入れてくるのではなく、もともと多様なのだ。その多様性を維持することで、いろんなことが許されている。この多様性社会の中で、どんどんノイジーマイノリティに政治がひきずられて悪い手本ができている。

国からもらえるお金を目当てにやってくる外国の人々とか、不法に入国しても何のお咎めもなしだから、殺人とかしたい放題、そして逮捕されてもIDがないから誰だかよく分からないことも本当に起きている。

しかも、アメリカの中ではリベラルすぎる政策で、ある街に行けばフリードラッグも得られる。無料でヤクがやれるから皆で行こうみたいな感じで集まっている人たちもいる。道端でゾンビになっているとか、いろんなことが起きていて、こうして政治により国がダメになる。地域がだめになることが実際にある。


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