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ハマスのイスラエル侵攻はユダヤの自作自演か?

2023/10/15

ハマスのイスラエル侵攻はユダヤの自作自演か? - YouTube

■  ユダヤ人ソロスがアメリカとイスラエルを非難

今回のハマスのイスラエル侵攻を、イスラエルはまったく防衛していなかった。衛星もAI監視システムもあるのに、世界最強のモサドを持つイスラエルとあろうものが、ハマスの侵攻を見逃すなどあり得るのか。自作自演ではないのかといった説が飛び交っている。

日本ではユダヤ人と言えばジョージ・ソロスイというイメージがあるが、どうも彼はハマス寄りだ。オープンソサエティ財団がパレスチナの団体にお金を出していたことがある。

ジョージ・ソロスは、過去にハマスと協力しない米国とイスラエルを、叩く論説を書いていた。

『ジョージ・ソロスのオプエド(OPPOSITE EDITORIAL)社説に対する反論』(2023年10月13日ニュース)
2007年のソロスの論説で彼は、ハマスへの扉を開けなければならないと、テロ組織ハマスを正当な政府として認めていないアメリカとイスラエルを非難している。ハマスと協力しないイスラエルを支持したアメリカ政府を、かなり叩いている。

ハンガリーがユダヤ人イメージの代表選手であるジョージ・ソロスを叩いたら、イスラエルも同調したというニュースが流れている。

2017年のロイターの記事
『アングル:ソロス氏、を母国ハンガリーが敵視 イスラエルも同調』
「ハンガリーは、ソロスが移民の受け入れ拡大を支持していることを批判しており、最近の事例では国家の敵としてソロス氏を槍玉に挙げるキャンペーンをオルバン首相自ら後押ししている。最後に笑うのはソロス氏であってはならない。同キャンペーンの掲示板には、86歳のソロス氏の顔写真の横にこのような文言が書かれている。

ユダヤ系団体などは、これは反ユダヤ主義を洗脳するものだと訴えている。ハンガリーのユダヤ人団体や同氏が一部資金提供している国際人権団体ヒューマンライツウォッチは、このキャンペーンについて、第二次世界大戦時のナチスのポスターを思い起こさせると批判している。」

一国の首相が、「ジョージ・ソロスが最後に笑ってはいけない。国家の敵だ。」というキャンペーンを打ち出しているのに対して、イスラエルの反応が割れている。当時のイスラエルのチューハンガリー大使は、「これは悲しい記憶を想起させるだけでなく、ユダヤ人に対する憎悪と恐怖を植え付けているものだ」と、オルバン首相の反ソロスキャンペーンに批判的なコメントを出している。

あくまで反ユダヤキャンペーンではなく、反ソロスキャンペーンなのだが、イスラエルのチューハンガリー大使が、このコメントを出した数時間後に、イスラエルの外務省が、ソロス氏が批判を受けるべき正当なターゲットであると注釈を発表した。「声明はジョージ・ソロスに対する批判の正当性を認めないことを意味するものでは全くない。同氏は民主的に選ばれたイスラエル政府に対する批判を継続に行っている」と報道官は説明する。


■  イスラエル侵攻で利益を得る者

ジョージ・ソロスは民主的に選ばれたイスラエル政府に対する批判を継続的に行っているのだと、外務省は発表しているが、これはソロスがネタニヤフ首相を暗に叩いているということだ。

イスラエルの外務省の報道官は、ソロスがユダヤ人国家であるイスラエルを中傷し、同国を守ろうとする権利を否定しようとする機関に資金を提供していると付け加えた、と書いてあるのは、イスラエルの中でもソロス寄りとネタニヤフ派に分かれている様子が、この記事から見ることができる。

イスラエルの記事を見ていると、確かにイスラエルの中でもネタニヤフ寄り、ナショナリスト寄りの人と、グローバリスト寄りの思想の持ち主に分かれているふうに見える。

ジョージ・ソロスはハンガリーで生まれ育ったユダヤ人という触れ込みなのだが、なぜかユダヤ人国家のイスラエルを間接的に攻撃している。イスラエルを攻撃する団体にも寄付や資金提供をしていると、イスラエルの報道官が批判するぐらいである。

ソロスはどうやら反イスラエルなのだが、その背景がよくわからない。ヘリテージ財団のワイス会長が2023年1月23日付のユダヤ通信で、ジョージ・ソロスほどイスラエルとアメリカのユダヤ人コミュニティに対する破壊的な攻撃に資金を提供した人物はいない。彼はせいぜい自己嫌悪に陥ったユダヤ人であり、先祖の血筋を理由に見逃されるべきではないとコメントしている。

外国人から見ると、ユダヤ人人は一つのパッケージのように見えていたが、よく見ると違うということだ。

ユダヤ人の国イスラエルも日本と同じで、グローバリストとナショナリストに割れている。そしてイスラエルの中には残念なことに、国家を守ろうとすると、それを、妨害工作をするソロス派がどうもいると匂わされている。

ジョージ・ソロスをネタニヤフ首相は批判していることで、今回のハマスのイスラエル侵攻の自作自演説が流れていたが、おそらく違うと思われる。

イスラエルの中にソロス派がいることが見えてきたが、その前からソロスと仲のよい浙江財閥が、防衛システムのAIシステムやセキュリティのシステム、通信システムに喰い込んでいる。それらから、やはりジョージ・ソロスと浙江財閥はイスラエルを攻撃することに、何らかのメリットを感じているようである。

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