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販売員の為の英語研修プログラムに参加してみた!

こちらのnoteではファッション業界の最新ニュースを1週間に5本程度解説し、その先に起こり得る事や豆知識を盛り込んでご提供いたします。
先週のピックアップニュースは下記の通りです。


販売員の為の英語研修プログラムに参加してみた!

英語習得の為の言語学校が立ち並ぶフィリピンのセブ島にて、アパレル特化のプログラムを作ろうという動きがあるとお知らせが届きました。内容は「販売員の為の英語研修プログラム」という事で、インバウンドが超絶増加中の日本国内で多言語の対応を求められる方、これから海外赴任する為に言語習得したい方などが対象になります。

先に言っておきますが、僕は小学校の頃からガリ勉タイプではあったものの、英会話はからきしです。個人的にも英語上達がしたい!という思いと、リゾートがてら(こっちがメイン)フィリピンに飛びました!

こちらが当の言語学校である「Howdy English Academy」です。当然の事ながら、日本人の職員も多く、英語が苦手な僕でも気後れせず受講できそうだ…。


館の中は清潔感もあって非常に綺麗です。一人部屋もあって、これで1週間800ドル程度…。

食事もちゃんとした日本食が朝昼晩と用意されるようです。宿泊と食事と学習がセットでこれはかなり安いのでは。。ホテルだけでもこの値段しそう。


○早速受講してみた!

まずは先生とマンツーマンで講義。内容はと言いますと、

販売におけるケーススタディが細かく設計されています。ベースが無い人間にとって、まず技術習得の近道は丸暗記という持論があるのですが、このケーススタディに沿って丸暗記するだけでもある程度の対応はこなせそう。(現在はまだテスト版なので、ブラッシュアップされる可能性はあるようです。)

そして、ここで質問が…。

「お客さんが洋服を手にとっています。でも少し大きいと感じているようです・・・。さぁ何とお声がけするのが適切でしょうか。」

いきなり振られると全然わからん…。自分の英語力の無さに驚きますが、海外旅行に行って店員さんと喋って買い物した経験もあまり無いとこういったやり取りしませんからね。

上記のような練習問題をした後、先生が模範解答をくれます。そして、僕の回答のどこがダメだったかもしっかりと教えてくれるので記憶に根付きやすい。その後も、様々なシチュエーションを想定した練習を繰り返しやります。普段使わない脳を使うからめっちゃ疲れますな…。


○グループ練習にも参加!

その後はちょっとレベルアップしてグループ教室に参加。

グループになると、周りの方々のレベルにバラツキが出て来て「あ、そういったフレーズもあるのか!」と、参加者からの発見が多くなるメリットを感じます。今回参加されていた方々は販売員を目指されていた訳ではなかったのですが、「ショッピング」というカテゴリーでの講義は自身の生活にも直結するので楽しそうに参加されていました。

まずは無作為に単語が書かれた紙を配布されます。先生がその単語を使った文脈を読み上げ、それを生徒全員でどういう意味かを考えます。最後に、このワードの共通点が「ショッピング」である事が明かされます。

続いて、今度はそのワードを使用しての文章が渡され、定型文を利用して自分なりにお買い物の場面を想定した文章を完成させます。

最後は、ショッピングにおける販売員とお客さんのやり取り。これを生徒同士が役割を交代しながら練習していきます。ついつい棒読みになると「感情を込めて!」と突っ込まれます(笑)それがあってか、ちゃんと場面をイメージして演技するので、販売員・お客さん双方になりきる事で「こういった事も聞きたい。/聞かれるのでは?」というイメージが湧きます。そこからは独自に会話をアレンジして、自らがシーンを想像する事で対応力を養います。

これで1日のプログラムが終了。これ以外に、現地のマーケットを先生と回って実際に練習するというプランもあったりと、とっても実践的。実際に現場で起こりうる各シーンを想定して授業が組まれているのが超便利ですね。これ、現場のスペシャリトと組んでプログラム作ったらもっと面白そう。今の時代、ファッション業界でもグローバルな人材が求められつつあり、販売員でさえ海外赴任するケースも少なからず出てきています。そういった時に、単純に日常英会話を習得するだけでなく、お仕事に特化した英会話を学べる場というのは、専門性が高ければ高いほど非常に効率が良いのでは無いでしょうか。販売員のみならず、ファッション関連コース作ってくれたらプログラム全て受けてみたいですね!

こちらに詳細載ってますので、ご興味ある方は是非ー!(バイヤー・MDコースまであるぞ…。)

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