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仕事が入る!イラストレーター誌や年鑑に載せるための3つの方法

雑誌や広告媒体のイラストレーターを目指す人ならば、プロイラストレーターの最近の仕事実績や連絡先なんかが載った年鑑を見た事があると思います。今日はそのイラストレーター 専門誌に作品を載せる方法を実際に掲載されている作家である僕が解説していきたいと思います。

文字は目がチカチカして読みづらいという方はぜひYouTubeの方でも確認してください。こちらでは触れていないことも話しています。

【プロのイラストレーターの年鑑『イラストレーションファイル』や『イラストノート』などの専門誌に掲載されるための3つの方法を解説】

https://youtu.be/uoSTMmYPM7s

さて、例えとして僕がお付き合いのある玄光社さんのイラストレーションファイルや誠文堂新光社さんのイラストノートが挙げておきます。

そしてイラストノートといいますと!
今月1月26日発売の『イラストノート Premium』さんの
p136-p137に渡って私、フカザワテツヤ、TEPPiNGのページを載せて頂いているのでぜひチェックしてくださいね。

さて、僕も走り始めだった頃いつしかそれらの雑誌に載れたらと夢に見ていました。でもそれぞれ掲載条件を定めていたり、逆に誰でも参加できたりと雑誌よって異なります。

そこで例えとしてイラストレーションファイルを上げさせてもらうと、こちらはプロフェッショナルのイラストレーター年鑑なので、仕事実績を乗せる事が前提で、補足として自身の作品も載せられるといった認識です。
今回掲載いただいたイラストノートの場合も詳しくはお聴きしてないのですが嬉しいことに編集部で選んでいただき、メールからお誘いが来て掲載させていただくことになりました。

そして、年鑑に載せるのに仕事実績って結構ハードルだよ!じゃあまずその仕事の取り方が知りたい!という方は前回説明した仕事の取り方の動画がありますのご覧ください。

【どうしたらもらえる?イラストの仕事】初めての売り込み、体験談など【コロナ禍での心得】


https://youtu.be/OHVENU99zBY


さて、それではそれなりに仕事の実績も溜まってきて今まさに売り込もうという方に、僕の知ってる陰りのイラストレーターの年鑑に載せるための4つの条件についてお話しします。

その1
有名なイラストのコンペで受賞する。名が通ったコンペで上位の受賞をすれば作品と名前を知ってもらえるし、いろいろなところから声をかけてもらえるキッカケにもなります。この方法が一番手っ取り早いですが、まず受賞という高いハードルがあります。

その2

有名イラストレーターさんの展示会やイラストレーター の団体の展示会のオープニングなどに行ってみる。
そうゆう場所には多くの業界人が集まるので、運が良ければお目当の雑誌の編集者さんと名刺交換などができる可能性もあります。そこで顔と作品を売っておけば掲載につながるかもしれません。
ただ、あなたの発表の場ではないのであわよくばぐらいの意識で、その場の雰囲気を楽しむぐらいの意識から始めるといいかもしれません。

その3
展示会を開いてお目当の雑誌の編集部にお知らせのハガキを送る。
これが一番地道で時間のかかる方法ですが、魅力的なお知らせができたのなら観てくれている担当社さんはいると思うので、根気よく展示会の度にお知らせを送るようにしましょう。

ところで僕はどの方法でイラストレーションファイルに載せてもらえるようになったかとい言うと、一番近いのが3番で、大きな受賞履歴でもなく、戦略的に考えた行動でもありませんでした。

それは丁度10回目の展示会を開いた際、以前よりお付き合いのあったデザイン事務所の方が編集部に情報を共有してくれて、そこから直々に編集長さんが個展まで足を運んでくれて掲載という運びになりました。
何よりも影で応援していただいていたデザイナーさんに本当に感謝しかありません。

このように、お伝えした年鑑に登録すると少なからずお仕事の問い合わせは多くなりますが、仕事を継続してもらうためには自身で考えて貪欲に情報を掴みに行くたくましさを持ち、向上心を持って経験を積んで行くことが一番確実だと思います。

と言いってみても、走り始めの時は僕も経験しましたが雲をつかむような気持ちでずっと活動していました。それは伸びしろがまだまだある事の証拠です。その伸びしろを大事にしてください。

僕はおそらくこれをみている今まさにイラストレーター志望の方よりは前から活動していると思うのですが、その頃は今のようにインスタもないしpixivもないし唯一あったインターネットは偏った情報で溢れていました。
正解は行動してからしか分からなかったんです。
でもだからこそ、自分を信じるしかなく自身の世界に集中できました。

時にしてネットの情報は皆さんのやる気泥棒です。
皆さんの何倍も経験や策略に長けた人達の活躍を見ると途方も無いことのように思えて、自分にそれができる自信がないと諦めてしまうのです。
でもあなたの作品、あなたの憧れ、夢はあなたにしかないものです。
あなたが真面目に取り組んで悩みながら一所懸命にしてることって、一本の動画、誰かに言われた一言で諦めてしまうほどのものですか?

だから、自分の伸びしろを信じてください。時間はかかるかもしれませんが、貴方が頑張っている限り夢は逃げていかないし案外早くプロのイラストレーターの年鑑に載っているかもしれません。
未来は誰にもわかりません。だから間違っても人の言葉に支配されて諦めないでください。

こんな世の中なので、なおさらですが、一人でも多くのイラストレーションが好きな仲間の皆さんに、自身の作品が仕事になった時の喜びを共有したいし、夢を実現してほしいと心から願っています。

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