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小学1年生におすすめ、なんでもない日の帰宅を祝う「おかえり!のくすバコ」

なんでもない日をお祝いしちゃうためのくす玉です。材料はその辺にある空箱。中身を詰めるセッティングも、箱なので超簡単。玉ではなく箱なので、「くすバコ」です。 

おかえり!のくすバコ

長男が小学校に入学してから、もう1年がたちました。保育園時代は親が送り迎えをしていたので、子どもがひとりで道路を歩く機会がほとんど無かったのですが、小学生になってからは10分もの距離をひとりで歩いて帰ってくるようになりました。そうなると、交通事故とか、不審者とか、熱中症とか、心配し始めたらキリがないほど気になることがあるのです。それで、無事に家に帰ってきて玄関を開けた時に、このくすバコを開けてお祝いをしていました。

くすバコの構造

ところで10年ほど前ですが、くす玉を作るのに凝っていた時期がありました。中にいろいろな飾りを入れて、開けた途端にパァッと出てくる様子はとっても楽しくて、見た人も喜んでくれるので大好き。でも、くす玉って、材料を手に入れるのが以外と面倒で、半球型を合わせるので、開いた後に元に戻すのも結構手間です。それで、家にあるもので誰にでも簡単に作れる構造を考えました。

くすバコの作り方

材料:空箱、フェルトやハンカチなどの布、A4の紙一枚、吊すための紐、引くための紐、ストロー1本、リボンなどの飾り、折り紙などの飾り、磁石8個(もしくは磁石4個と安全ピン4本)使用済み乾電池(重りとして使います)
道具:ガムテープなどの粘着テープ、ハサミ、セロテープ、色鉛筆などの画材、(あれば)穴をあけるためのキリ 
※無いものは工夫で代用してくださいな。

① 適当なサイズのダンボール箱を用意し、片側はガムテープ等で閉じ、片側は蓋を切り取って開口部にする。閉じた側を上にし、吊るすための紐を通す。

② A4の紙を縦半分に切り、繋げて長い短冊にする。下部にストローをセロテープで貼り付ける。さらに使用済みの乾電池(単4がおすすめ)に紙を巻いたものを重りとして貼り付ける。

③ 箱を裏返して、開口部内側の4箇所に磁石をしっかりとガムテープなどで貼り付ける。最初に作った短冊の端を、箱の底面にガムテープで貼り付ける。

④ 正しい向きに戻して、箱に折り紙などを貼り飾り付ける。箱の開口部内側にリボンを貼る。開けた時にするりと下に落ちるように、つるつるしたリボンが良い。細長い紙に文字を書く。

⑤ 布でふたを作る。箱の開口部より少し大きめに切ったフェルトに、箱に貼った磁石に対応する場所に磁石を貼る。代わりに安全ピンでも大丈夫。図のようにフェルトの中央に2箇所穴をあけ、引っ張るための紐を通してむすぶ。

⑥ 箱を裏返して、まずリボンを箱の内側に入れてから、ストローを持って短冊を軽く3回ほど回しながら中に入れる。フェルトで作ったふたを、磁石をあわせて閉じる。正しい向きに戻して、天井から吊るすか、誰かが手で持って、引っ張ってもらう。

今回執筆のために再度くすバコを作って開いていたら、長男ではなくて0歳の次男に大ウケしました。長男がくすバコを開こうと紐を持つだけでケラケラ笑いだし、パカっと開くとゲラゲラ体を震わせて笑ってくれます。「おかえりのくすバコ」としましたが、もちろん「おめでとう」「祝優勝」などくすバコがあると盛り上がるシーンは色々ありますので、試してみてね。

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