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【今週のPICK UPリクエスト】マリアンヌ・マイドルフ『魔女グレートリ アルプスの悲しい少女』

■どんな本?

作家 マリアンヌ・マイドルフによる、魔女裁判にかけられた少女を描く物語
です。1976年刊。
アルプス山脈の山腹にある小さな村 トリーゼンベルクに流れ着いた母娘が
いた。金髪や薄い髪色の多い村において、黒髪に青い目と目立つ容姿だった
ために、母 ルチアは魔女の噂をたてられて火あぶりになってしまった。娘の
グレートリは奉公先の資産家 シュテース一家に世話になっていたが、年頃に
なり、兄妹のように育ったシュテース家の一人息子 アロイスと互いに惹かれ
あうようになる。しかし、アイロスに想いを寄せる村の裕福な娘 スティーナ
は、嫉妬のためグレートリが魔女だという噂を流し…。
曽祢まさこさんによる少女漫画『魔女に白い花束を』の原作である本書を
一度読んでみたいと、多くのリクエストが寄せられています。

■復刊リクエストコメント(一部)のご紹介

『マンガ版の「魔女に白い花束を」は子どもの頃に読んだ覚えがあるのです
が、最近になってマンガ作者の曽根まさこさんがTwitterで呟いていて原作が
ある事を知りました。種村季弘氏が訳に関わっているのもここで知り、がぜん読みたいと思いました。』
                     (リクエストコメントより)

『数少ないリヒテンシュタインの伝説を扱った本であり、深い人間描写と豊かな伝承に彩られた名作です。漫画家・曽祢まさこ氏が、「魔女に白い花束を」という題名で漫画化しています。辛く悲しい物語ですが、深く感動できる名作なので、多くの方に読んで頂きたいと思います。』
                     (リクエストコメントより)

『曽根まさこ先生の「魔女に白い花束を」の原作。掲載誌は少女向け雑誌
(なかよし)だったが、大人でも考えさせられる作品でした。ぜひ原作を読んでみたいです。』
                     (リクエストコメントより)


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