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大樹と灯台 〜銀色の大樹のこと〜

自分のコアになるような、あるビジョンがある。

3年ほど前から「若木の大木のよう」という言葉をもらって兆しを感じ、
2年前にはっきりビジョンになった。
銀色の、世界樹のような巨大な大樹。

それはどこからでも見える。

だから、ひとりぼっちのように感じている人からも見える。

だって樹は、その人たちに「1人じゃないよ、ここに俺がいるよ」と伝えるために大きくなったから。
どこからでも見えるように、見つけてもらえるように、と大きくなったから。

「俺も君みたいに、寂しくて1人だって思ってた。そこからここまで大きくなった。
俺は君そっくりだった。だから君も、なりたいものになれるし、望んでいいんだよ。なれるよ。ここまで歩いておいでよ。ここで休めばいい。」

そうやって言うために、樹は風雪や孤独に耐えてきた。

そんな、逞しくてどこまでも高い、銀の大樹のビジョン。

次は、灯台の話。

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