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キヤノン「SELPHY」20周年

キヤノンは2024年4月16日、コンパクトフォトプリンター「SELPHY(セルフィー)」シリーズが誕生20周年を迎えた、とニュースリリースを掲載いたしました。

(左)SELPHY CP1500、(右)SELPHY SQUARE QX10
※キヤノン公式ニュースリリースより

キヤノンはカメラだけでなくプリンターも展開していますが、真っ先に思いつくのは「PIXUS(ピクサス)」シリーズ。
しかし、デジタル時代を見据えて手軽に印刷し、楽しもうというコンセプトで生まれたのがこの「セルフィー」シリーズというわけです。
カードサイズ(名刺)からポストカードまで、4種類のサイズを用意しています。
さらに現在のスマホ時代に合わせ、Wi-Fi接続どころかBlueTooth接続、画像の自動補正など色々と進化しています。

SELPHYシリーズの最大の特徴は、印刷方式に「昇華型熱転写式」を採用しているということ。
これは4色のカラーフィルムを熱により紙に転写することで、水濡れや擦れなどある程度耐えうるという利点があります。

セルフィーシリーズ専用の4色カラーフィルム
(写真はL判サイズ36枚のもの)

ちなみに、ライバル機であるEPSONの「Colorio me(カラリオ・ミー)」はインクジェット式で、大きく異なります。

当方、2016年2月発売の「SELPHY CP1200」という機種を持っています。
※既に修理受付終了となっています

所持機「SELPHY CP1200」
(2016年2月発売)
SELPHY CP1200の右側面
カラーフィルムはこの面からセットする

SELPHYを持つキッカケになったのが、お子様向けの写真印刷。
家族がいないので普段は使い道がないですが、イベントでお子様向けの撮影会に使っています。(例:ハロウィーンやクリスマスのコスプレなど)
記念撮影のついでにその場で印刷し、すぐに渡せます。
更に、水濡れや擦れなどを心配せず安心して持ち帰れます。(念のため、小袋に入れてお渡しします)

専用のバッテリー駆動が可能なのですが、今も不要なため購入していません。
(外部電源が使える場所でのみ実施)

このようなインスタント写真プリントは、FUJIFILMの「チェキ」(グローバル名称はinstax)とならんで若者を中心に流行りつつあります。
カメラ一体型にするか、スマホ連携のハンディプリンタにすか、やや大きい据置型にするか…使う人それぞれだと思います。

私の場合はEOSシリーズ(6D Mark II)とスマホアプリ「Camera Connect」を通じて、SELPHYに印刷する形態をとっています。
写真を撮るのは楽しいですが、撮ってスマホなどの画面で見るだけでなく、撮ってすぐプリントできる新しい使い方も広めていきたいと思っています。

撮るだけではないカメラマンの私、これからも写真を通じて皆様に楽しさを提供していきます!

お読みいただき、ありがとうございました!

私自身の作品づくりはもちろん、カメラや写真の明るい未来を信じて活動します。 いただいたサポートは、喜んで有効に使わせていただきます。