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莫大な渋川マネーを巡って戦いは続く

前回までのあらすじ
渋川銀行に貯金した俺たち。下ろすのは誰だ? 莫大な渋川マネーを巡る戦いが始まった。12/2の天鳳名人戦第4節より。

これ↓の続きです。

渋川からのラブレター

前回のやつに、渋川からこんな↓愛のメッセージが届きました(。-_-。)ポッ

なんと優勝宣言。それはさすがに無理ねーか?(;^ω^)

だってさ、渋川は天鳳名人戦に3期、4期、5期、6期、9期、10期(今期)と出てきて、プラスになったことが一度もなく、それどころか第一次敗退をクリアしたのだって今期が初めてなんだよ。

それがいきなり優勝を語るのは、高校野球で地区予選1回戦を初めて突破した学校が、調子に乗って甲子園に行くぞ( ー`дー´)キリッって言うようなもんじゃね?

もうちょっと段階を踏んでいこうぜ。まずは第一次敗退の突破を祝うのでいいじゃないか。それだって立派なもんだよ。まわりはみんな、俺と君以外はすげー強いんだからさ。

さて、そんな渋川マネーを巡る戦いの続きはどうなったのか。

渋川マネーに喰らい付く3回戦

東1局、中ヘッドのリャンメン2つで中が出たけど、当然のスルー↓

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つーか、この中をポンするやつって、名人戦メンツには1人もいないよね。鳳凰卓にもいないか。

これをテンパイしてリーチしてツモって1000・2000↓

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東2局、俺がマークツーに2000点の打ち込み↓

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こういうのは打ち込んでよろしい。オリる方が罪は重い。

でも2000点で良かったわ(´▽`) ホッ

東3局、俺にしては珍しい3900点のチーテン取らず↓

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いつもはセコ麻雀を打ってる俺だが、今は目の前に莫大な渋川マネーがぶら下がってる。それをガボっと手に入れるには打点なんだわ。この場はセコ技では決まらない。

そしてすぐ4pをツモってリーチ↓

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これをツモってハネマン↓

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よっしゃよっしゃ。なんか俺らしくもない安定した麻雀を打ってるな。これも渋川大明神のおかげだわ。

南1局、渋川銀行がさらに預金を召し上げた↓

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銀行の分際で生意気だわ。君の仕事は預金の獲得ではない。資金の貸し付けだろ。

好配牌を生かせない俺

南2局、親ですごい配牌がきた↓

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もちろんソーズのホンイツに走る。

2巡目の5sはスルーしたけど、3巡目の8sはチーして6s切り↓

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これって異常な鳴きなんだよね。ホンイツには見えないけど、じゃあどんな手でそんな十分形から焦って鳴いてるの?と考えると、ドラがトイツ以上か、字牌いっぱいのホンイツかってことになる。

もしクイタンだったら赤3だろ。そうじゃなかったら、打点を捨てて好形からそこまで急ぐ必要あるの?ってなる。

つまり、かなり危険な手に見える。

そう思われることが確定してるし、そのあとの受け入れが狭い。なのでいったんスルーしたけど、こういう配牌をもらって、慎重に進めすぎて後手に回ってしまうのは、さらにまずい。

これは総合的には、あまりいい鳴きじゃなかったと思われる。この局もどっしり構えた王道麻雀で行くべきだったわ。

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