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【データ三麻】本書が前提としているルール/この本の使い方

本書が前提としているルール

本書は三人麻雀の4種類のルールについて戦術を説明しています。「ツモ損・抜きドラあり」「ツモ損・抜きドラなし」「ツモ損なし・抜きドラなし」「ツモ損 なし・抜きドラあり」という 4 ルールです。

本書が依拠しているデータは、インターネット麻雀「天鳳」三人麻雀の牌譜解析です(牌譜の対象は鳳凰卓の2009年~2017年の東南戦)。他の3ルールについては、生の牌譜データを入手できないため、「天鳳」の牌譜解析からの 推測になります。

ここで本書が前提としている「天鳳」三人麻雀のルールを紹介します。

天鳳ルール

・ 北は抜きドラ、メンツで使用した場合はオタ風
・ツモ損(子のマンガンツモは2000点-4000点の合計6000点となり四麻のツモアガリ点の4分の3となる、親のマンガンツモは4000オールとなり四麻のツモアガリ点の3分の2となる)
・3万5000点開始の4万点返し、飛びあり・順位だけでポイントが与えられる順位戦、素点は関係ない
・東1局~南3局までの東南戦
・東家、南家、西家の3人で打つ、北家はいない
・チーできない
・マンズの2~8は使用しない
・クイタン・後付けあり
・テンパイ連荘
・一発・裏ドラあり、赤ドラあり(各1枚) ・ダブロンあり(供託点棒、積み棒は上家取り)
・積み棒は200点
・ノーテン罰符は場に3000点
・嶺上牌は8枚

さらに、本書で比較的詳しく扱っている「MJ」ルールも紹介しておきます(天鳳ルールとの相違点のみ)。

M Jルール

・抜きドラなし、 は全員の役牌
・ツモ損なし(子のマンガンツモは3000点-5000点、親のマンガンツモは 6000 オール)
・順位ウマ:1 位+20、2 位±0、3 位-20
・アガリ連荘
・積み棒は 1000 点

そして、「ツモ損・抜きドラなし」「ツモ損なし・抜きドラあり」の2ルールも、天鳳の牌譜 解析からの推測で扱っていきます。

この本の使い方


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