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針の穴を通すようなラス 10期天鳳名人戦1節前半

最強者、鬼、天才などが続々と

第10期天鳳名人戦の開幕がやってきた。

今期は、実力しかないMリーガー堀慎吾、天鳳位3回の鬼・太くないお、帰ってきた天才マークツーなどが新たに参戦。

レベルやべーわって感じになってる。

とはいえ、Mリーグに絡めず、「近代麻雀」からも切られたワシにはnoteと天鳳名人戦しかないんや。ここがわしのすべてなんや。なんか今日は体調とか集中力がイマイチなんだが、そんな老人みたいなことを言ってる場合じゃない。老人だけど。

今期から少しシステムが変わった。人数が16人に増え、4人の足切りが2回あって、そこで持ちポイントを半分に圧縮する。Mリーグ方式になる。

ということは、パイレーツと一緒で生き残りが大事。足切りの人数だけ悲惨な負け役ができるのが理想的。自分は勝たなくてもいい。

前半戦で勝っても負けても、最後のときには半分の価値なので、どのみち最後の爆発勝負だ。

重要なのは、勝ちの麻雀ではなく、殺しの麻雀をすること( ー`дー´)キリッ

さて今日は、醍醐大、タケオしゃん、独歩、福地誠という、重量級+高齢者で4連戦。

どうせなら渋川を美味しく食べさせてもらいたかったわ。その楽しみは第4節か。そのころにはどうせ500くらい沈んでるだろうから、フラットに食える感じじゃなくなってるかもしれん。

まあいい。今は目の前の重量級だ。

この前の0節の放送はめっちゃ勉強になった。醍醐さんは「かならずひねる」。素直な麻雀は絶対に打たない人だとわかった。醍醐麻雀は信用しないでいこう。

このタコアガリを許していいのか?

信用できねー醍醐さんがハネマンツモ↓

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ほんといつもツイてるよなー。

目が点になったのは東2局だった。

親の独歩がリーチ。上家の醍醐が789三色風味の鳴きを入れた局。

終盤になって醍醐が5sをアンカン。ドラ表示牌の7pをリンシャンツモ。開けられた手牌は役なし( ゚д゚)

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789三色を狙ってたというわけじゃなく、ただの一発消し→形テンから、リンシャンでツモったらしい。しかも3枚見えのドラ表示牌。そんなんあり?( ゚д゚)ポカーン

ひどい。ひどすぎる。見やすいように醍醐さん視点にして、もう一度貼っておこう。

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なんだ、このアガリ形は。。。かならずひねるというより、ただドンジャラじゃね?(;^ω^)

こういう人があの格式にうるさい最高位戦Aリーガーだという。時代は変わったわ。

この2局でもうトップを取りたいって気持ちはゼロになり、とにかくラスを回避したいとなった。脇のどっちかが醍醐の高い手に飛び込んでくれる展開が理想だ。

次局、醍醐の親リーに独歩が飛び込む。3900点。よしよし理想的だ。このまま回ってけ。

勝負所で押した結果(´;ω;`)ウッ…

3着で局は進んでいき、勝負所になったのはラス前だった。

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