【データ三麻】単独コラム 牌譜解析とは何か?
1章最後の空きページに入れた隙間コラムです。牌譜解析って言葉の説明がどこにも載ってなかったなと気づいて、急遽作成。
本書で何度も出てくる「牌譜解析」という言葉。これは重要なキーワードなのでご説明します。
牌譜解析とは、膨大な牌譜から条件にヒットした局数をひたすら調べる作業です。例えば、8巡目の先制リャンメンリーチのアガリ率(アガリ回数をリーチ回数で割った確率値)を調べたいとき、すべての局のうち、①8巡目に先制リャンメンリーチをかけた局数と②8巡目に先制リャンメンリーチをかけてアガった局数をひたすら数え上げます。そして、②を①で割ることでアガリ率を算出します。
つまり、牌譜解析は生データであると言えます。膨大な牌譜から条件にヒットした局数を手作業で調べるのはとうてい不可能ですから、研究者は牌譜解析プログラミングを組んで必要な数値を抽出します。
この文章を読んでもよくわからないぞ…という方は、牌譜解析というワードでググってみてください。本書の著者みーにんさんによる、もっと小難しい説明がぞろぞろ出てくると思います。おそらく。
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