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麻雀プロとは何か?

ふんわり思ったことを書いたエッセイ的な文章であって、総論として麻雀プロを語る文章ではないです。

趣味としての麻雀プロ

さっき、とある人と会ってきた。麻雀プロをやってる人。

「麻雀プロ」とは書かず「麻雀プロをやってる人」と書いたのは、本業は麻雀プロではなく、まっとうな社会人だから。趣味として麻雀プロ団体に入っている。

麻雀は研究熱心なので、けっこう強いんだと思う。

その人との会話。

プロ「福地さんは今も歌舞伎町のピン東にはよく行ってるんですか?」

福地「そうすね。自主的に打つ麻雀はそればっかですね」

プロ「いいすねー。俺も行きたいけど、コンプラ的に行けないからなー。自由な立場はうらやましいですわ」

福地「でもね、俺はなんのために打ってるんだろう?ってよく思いますよ。この前も、すぐ3万くらい負けて、そこからむちゃくちゃ頑張って取り戻し、チャラになって帰ったんですけど、取り戻すための努力はなんだったんだ?って思いますもん。金のためだったら、最初から打たないのが一番だし」

プロ「それは俺のリーグ戦だって同じですよ。趣味ですから」

福地「んー、競技麻雀は俺のダンスと一緒で、もうちょい真面目で前向きなものって気がしますけどねー」

プロ「いやいや、趣味ですから同じですよ」

辞めないの?と妻に言われて

プロ「最近ね、妻から言われるんですよ。まだ麻雀プロを続けるのって。もうちょっとで〇リーグに到達できそうな立場まで来てるわけですけど、そこまで来れたってことで、もういいんじゃないのって」

福地「なるほど。そういう考え方もあるんですね。その立場まで来れたのに、それを満喫しないのはもったいないと思ってしまうのは、麻雀主義の考え方なのか」

プロ「そう、キャリア形成に重要な〇十代を麻雀に費やしていいの?って言われるんですよ」

福地「んー、なるほど。その時間にゴルフやるとか、ビットコイン研究会に入るとかした方が、そこで得られる知見や人脈が何かしら仕事に役立ちますもんね。麻雀は何かにつながらないもんなー」

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