昨日、新海誠監督の最新作「天気の子」を観ました。デザイナーの福田です。

その影響か、昨日は、自分の鼻の穴からサーモンが出てきたという幻想的な夢を見ました。とても瑞々しく美しい夢でした。

その夢に登場したサーモンが、大事なことをぼくに伝えてくれた気がしたので、デザイナーの職能を発揮してそれを記事にしたいと思います。

これはきっと、誰かからの何らかのメッセージだと思い解釈してみると、すごく大事なことがわかったので、最後までお読みいただけると仕事をする上で大切なことがわかるかもしれません。ぼくの見た夢が、あなたの仕事の参考になれば幸いです。

第1章　「微かな声。」

「はっ！」目覚めるぼく。しかし、起きるとそこは見たこともない部屋だった。

目がさめると、なぜか鼻水が垂れている。

そういうことが、時々ある。

鼻をかもうとティッシュを手に取ると、何か声が聞こえる。

「・・・ンです。」
！！？

「・・モンです。」
なんだ？

「サーモンです。」

ぼくの鼻から垂れていたサーモンは、微かな声で自己紹介をしていた。

第2章　「メッセージ。」

そのサーモンのあまりの美声に、鼻をかむことを思いとどまったぼくは、無意識に彼に訊ねていた。

ぼくが世界的なデザイナーとして飛躍するために、足りないことは何なのか。それを教えたもれ。

「世界初を求めることの虚しさよ。」
せ、世界初を求めることの虚しさ！？

（飛んでいくサーモン）
あ、サーモン！どこへ行くというのか！

「サーモンです。」

彼はぼくの鼻を離れ、ぼくの問いかけを無視し、ふたたび微かな声で自己紹介をしながらどこかへ飛び去っていった。。

第3章　「誰だあなたは。」

一体、あのサーモンは何を言いたかったんだ。。。

ガタン！

！？なんだ！？

「事件は現場で起きてるんだ！」

今度は何なんだ！？誰だあなたは！

「事件は！」

「現場で！」

「起きてるんだ！」

一体、何を言っているんだ。そして誰なんだ。

うおー！！！！！

と、ここで目が覚めました。

すごく印象的な夢だったので、起きた瞬間にスマホのメモアプリにこの内容を打ち込みました。そしてこれは何かのメッセージかもしれないと、無理矢理に解釈をした結果、すごく有益なことがわかったので以下に記載させていただきます。

サーモンの言葉の意味。

あの時、夢の中のサーモンはぼくに「世界初を求めることの虚しさよ。」と言いました。

これはきっと、ぼくがデザイナーとして、そして経営者として活動する中で、価値の勝手な押し付けを慎まなければならないということを意味しているのだと、今になって思うのです。

自分で顧客開拓をしながらサービスをブラッシュアップする日々の中で、ついつい”世界初の試み”とか”世界初のアイデア”とか、そういうことをやって見せて自社サービスの価値にしたいと思ってしまうことがあります。

しかし、顧客の側に身を置いてみればすぐに「それが世界初であるかどうかよりも、それが自分にとって有益かどうか。」だけが重要だということがわかります。例えば、世界初であるがゆえに、自分の周囲でそのサービスを使っている人もなく、使い方やレビューを調べたり聞いたりすることもできない、だから自分でギャンブル的に使ってみるしかない。。。とかいう状況になったとしたら、顧客は喜ぶだろうか。それは、顧客価値の高いサービスと言えるだろうか。

この夢から学んだこと。

つまりあのサーモンが声を絞って伝えたかったことは、

「世界初」ではなく、「顧客価値最大」を目指せ。

ということだったのではないでしょうか。

サービスづくりやマーケティングの方法を考えるときに優先すべきは、どういう点なのか。それを履き違えてはいけない。

「勘違いの世界初」は、だれの人生にも影響を与えないし、世界を変えることもないのではないでしょうか。

まとめ。

いかがでしたでしょうか？

サーモンとは時に、今自分に必要なことを伝えてくれるメッセンジャーとして夢に現れるものなんですね。

そしてその後登場した謎のコサックが発した「事件は現場で起きてるんだ。」という言葉。

これは、何を言っているのかわからなかったですね。

（おしまい）

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