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デジタル・ケイブ事始め。(45) 疾風怒濤の毎日です(^^;

ずいぶん、間が開いてしまいました。

デジタル・ケイブ、6月23日に無事オープンいたしました! 
上の写真は、オープン直後のデジタル・ケイブ店内です。

無事にと書きましたが、いやもう大変だった〜!
というか、今まさに大変さがどんどん進行中です。線路は続くよどこまでも、てなもんです。

もうじきオープンですよと書いた前回の後、何が起きたか。
スタッフ研修のため、いよいよピカピカの厨房を使って、お料理だ!
……と勢いこんだのですが。
食器洗浄機にお湯を供給する、ガス給湯器がありましてね。
これが、電源ボタンを押しても、ウンともスンとも言わないわけです。
この厨房、ほぼスケルトンに近い状態でしたので、ほとんどの機材を新しく購入したのですが、ガス給湯器だけは、前のテナントさん(ライブハウスさん)が使っておられたものを、まだ新しいので、そのまま使おうと考えてまして。

もちろん、それまで放置していたわけではなくて、ちゃんと使えることも確認していたんですよ? ところが。
よーく見ると(よーく見なくても)、なぜか給湯器の電源プラグが、コンセントから抜かれて、まとめられているではありませんか。
「どうして抜かれているんだ……」
ちゃんとこの前、動いてるの見たよね、と自分に確認する私。
で、給湯器用のコンセントを探すんですけども、これがどこにも見当たらないんですわ。

「ど、どうして……」

大慌てで内装業者さんに連絡し、来てもらいました。
あるはずですよ、と言いながら見てまわってくれた業者さんの表情もだんだんこわばる……ないよ……コンセントがないよ……。
たまたまその時、厨房内では、ビルの設備業者さんが別件の調整に来られていました。
ないよ、コンセントないよ、と呆然としながら探し回っている私たちに気づき、「あのー」とひとこと。

「給湯器の電源、前の人は照明から取っていたんですけど、危険だからコンセント部分を外しました。壁面に新しいコンセントを作っておられたので」

実はその新しいコンセント、冷蔵庫用だったのです。。。
がちょーん。

完全に連絡ミスで、本当に給湯器の電源がなくなっていたんです!
それで、大急ぎで内装業者さんに新しいコンセントを作ってもらいました。

で、ホッとしたのもつかのま。
オープンの2日前、ガス給湯器がピーピー鳴り始め、エラーコードを吐いて動かなくなりました。
青くなった私は、ビルの管理組合に飛び込む! わーん、ヘルプミー!
管理組合の方は給湯器を見に来られ、いろいろ試してごらんになって、
「メーカーに連絡したほうがいいんじゃないか」と。

もう、必死の思いで電話しまして、その日の夕方にメーカーのメンテナンスの方が見に来てくれました。(皆様あのときは、本当にありがとうございました)
しばらく使っていなかったので、フィルターが古くなっていて、交換しなければいけないというサインだったんだ……ということだったと思いますが、わりあい頭のなかが真っ白になりかけていたので、ぼーっと聞いていて定かではありません。

とにかく、動いた! 動きました!

そんなさなかに、東京のサイバー・セキュリティの専門家、伊東寛氏がお見えになり、あまりの私のバタバタ具合を見かねてお帰りになりましたが。
ご著書の『サイバー戦争論 ~ナショナルセキュリティの現在~』(原書房)を、サイン入りでお土産に頂戴しました。
デジタル・ケイブの本棚にありますので、ぜひ皆さん、ごらんになってくださいね。

だがしかし。
トラブルはこれだけでは収束しないのであった。。。
全部書くことはできないし、あまりにもいろんなことが起きたので、私も忘れてるものがきっとあると思います。
オープン前日、友人・知人、お世話になった皆さんに招待状を送り、お時間のある方にお越し願って、ささやかなビール宴会をしました。
驚くほどたくさんのお花を頂戴し、ありがたいやら恐縮するやら、あるいは死ぬほど頑張らなあかん!と背水の陣を敷いた気分になるやら。

そして、もうひとつの「あるできごと」が、オープン当日にやってきたのでした。