うず潮を眺めながら

父と母がお見合いデートをしたという場所に、両親と私の三人で出かけました。というよりも行った先でエピソードを話してくれました。

美しい橋を見上げ、目の前のうず潮を楽しみながら色んな話を聞きました。そっけないデートだったそう。本当はアイスクリームが食べたかったのに水も飲めなかったと母は言うのです。
互いに不器用だったのでしょう。
言いたいことも言えない時代があったなんて今からは想像出来ません。その場所に立ち戻ることで溢れ出てくる感情がありますね。

今日は、50年以上前のお見合い当時もあったという「活き造り」のお店で食事をしたことで美味しい記憶が上書きされました。ほっ

うず潮を眺めながら時空を超えました。

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