見出し画像

仕事が楽しくなるコツは「トム・ソーヤの冒険」にある

仕事が楽しくなれば、きっと人生はバラ色に変わるはず!
そりゃそうだろう。人生には仕事とプライベートしかないのだから、そのどちらかが充実しているだけでも、素晴らしい人生と言っていいのだと思う。

それではどうすれば「仕事が楽しく」なるのだろうか。
僕はトムソーヤの冒険を思い出す。

トムがいたずらの罰として、おばさんから大きな壁のペンキ塗りをやるように言われる。トムは嫌々やっていて、友達に手伝いを頼んでも誰も手伝ってくれない。そこでトムは考えた。壁塗りをすっごく楽しそうにやり始めたのだ。それを見た友達が寄ってきて、面白そうだから僕にもやらせてくれないかと頼む。トムが断ると、それならこのリンゴをあげるからと頼まれ、それならしょうがないとリンゴをもらって壁塗りの仕事を友達にやらせることに成功する。最後には壁塗りをしたいという友達が列をなすようになり、トムは壁塗りの仕事を友達たちにやらせながら、友達たちからの品物もせしめたというお話だ。

おばさんに罰としてペンキ塗りをするように言われて、ものすごく面倒でイヤな気持ちになったトムのことも理解できるし、トムが楽しそうにペンキ塗りをして、自分もやってみたいと思ったのに断られて、ますますやってみたいになって、長蛇の列に並ぶ友達たちの気持ちも理解できる。

「楽しい」「つまらない」はちょっとした物の見方にあるのだろう。

年齢を重ねることだってそうだ。そこには「悲しい」も「嬉しい」もある。

僕が30歳になったころ、酒を飲もうと久しぶりに会った友達から「なあ、ふくまる。歳をとるって、いいよなあ。すっごく楽しいよなあ」と意味もなくつぶやかれたことがある。その言葉は僕の心の奥底まで届いて、それからしっかり根を張った。だから歳を取ることの抵抗感より、喜びの方が上回る。ありがたいことだ。

楽しそうに仕事をすると、周りの社員にも影響するだろう。

僕はお爺さんになったら、うんと楽しそうにふるまうことに決めている。そうすれば、僕の子供や孫が、老人になったら楽しそうだと、思いながら生きていけるだろう。

それだけでも大きな価値だ。

花咲か爺さんになりたいと、僕は思う。

だから僕は、トム・ソーヤのように、楽しそうに今日も仕事をしていきたい。

byふくまる



社員研修で仕事の出来る社員に育成します
https://www.greensun.jp/




この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?