実はちゃんとオリンピックを観ていなかった
ハイライト的な場面をいくつか観たくらい
なので、映画を観るかどうか迷ってた
でもあまりの観客の少なさに上映回数がみるみる減っていくので
逆に自分の目で見なくちゃと思って行ってきた
今日は上映一回のみでおじさんが2人と私くらいの女性、計4人でゆったり

これは娯楽映画でもただのドキュメンタリーでもなく
河瀬監督の作品であることに間違いない
いろいろな思惑を超えて良く上映まで行けたなぁと素直に思った
ある時は繊細にある場面では大胆な切り取り方
ナレーションが一切無いのが私的には好き
世界のだれもが初めて経験したこの2年

同じ星で同じ時を生きている同じ生きもの
生まれた環境で背負うものが違う
でも、結局はみんな同じでしょ、
同じように呼吸して
違わないよね
すでに持ってるよね
求めているのは愛だけ
あなたの人生が光で照らされますように

って、彼の音楽がぴったりだった。
観て作ったのかどうなのかは知る由もないけれど、
まるで宝石の粒のようなピアノの音色、
砂漠にじんわり染み入るような歌声

クラシックの基礎も習ってきた人だもの
逆に作れないのはどんな曲なのか聞いてみたい

彼がこのテーマ曲を作ることになったのも、意味がある
こんなにステキな楽曲なのにアナウンスがすくないのがとっても残念

The sun and the moon
無駄な曲は作りたくない人が創り上げたすばらしいスペシャルなテーマ曲
もっとたくさんの人の耳に届いてほしい

シングルリリースされないのかな

6月17日現在
SIDEBについては音楽提供から彼は外れ、他の方のテーマ曲になるようです
あの曲が何かの形で公表されることを望みます