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アド・アストラ

アド・アストラ(2019年製作の映画)
Ad Astra上映日:2019年09月20日 / 製作国:アメリカブラジル / 上映時間:124分
ジャンル:アドベンチャー・冒険スリラー


冒頭の
「火星から海王星に向けてメッセージを送る。まずは月に行ってくれ」
というセリフ。

全部で移動距離何億光年なの???と軽パニックに。


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近未来の話です。
月に行くくらいはちょっとした金持ちならまぁそこそこ気軽にいけそう。

ただ別に月に行ったところで基本的には基地しかなくて、
楽しそうなレジャーができるわけではなさそう。

月面ドライブはできそう。

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宇宙飛行士に必要なのは乱れない精神。
冷徹といってもいいほどの冷静さ。

上記の通り宇宙飛行士に行くのは
プロの宇宙飛行士だけではなく
科学者なんかも行けたりする。

なんかトラブった場合、
宇宙飛行士の適性の少ない乗員は簡単にパニックになってしまう。


ここで宇宙飛行士は冷静に対応するけど、
それがなかなか残酷さも併せ持っていて、面白い。。

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ほとんどずっとプラピの一人称です。

カメラもプラピに近い近い。

ジェニファー・アニストンかアンジェリーナ・ジョリーくらいしか見ることができないんじゃないかってなくらい
近くて珍しいアングルのプラピの顔の連続。


プラピじゃなきゃもたない映画では、と思いました。。
超絶イケメンにしか許されない企画。。


演技も素晴らしいし、
ツルツルお肌ではないけど
その分、歳を重ねてきた顔は魅力的なので
この役はほんとにプラピにぴったり。

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トミー・リー・ジョーンズは宇宙の果てで一人生きてるおじいさんなんですけど、、

「宇宙人ジョーンズ」を長年見せられてきている日本人は不利ですね。。。

どうしてもCMの面白キャラが脳裏に浮かんで笑っちゃう。。

全編、静かであんまり話の抑揚もないので、集中力が切れかかると宇宙人ジョーンズが出てきちゃう。。

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割と地味な映画を撮ってきた監督が突然超絶スター映画を撮ったわけですが、
話の規模としてはやはりいい意味で小さく、野心的な作品。

映画館で観るべき映画だったと思いますが、成功した作品だと思いますよ。


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