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2018年映画ベスト10 外国映画

#2018年映画ベスト10 外国映画

1 #ザ・スクエア思いやりの聖域
2 #心と体と
3 #タクシー運転手約束は海を越えて
4 #スリー・ビルボード
5 #ブラックパンサー
6 #いろとりどりの親子
7 #インクレディブル・ファミリー
8 #ウインド・リバー
9 #彼の見つめる先に
10 #ロープ戦場の生命線

1 #ザ・スクエア思いやりの聖域
『フレンチアルプスで起きたこと』のリューベン・オストルンド監督作。151分あるんですけど、もっとやってくれ終わらないでくれ終わるなら続編やってくれと願いながら観ました。こんな風に映画を観たことは初めて。自分の変態性を裏付けされました。。

2 #心と体と
だって減点するとこがないんだもん。会話や仕草のひとつひとつが丁寧で、意味があって見ていてほんと感心します。映像が常に素晴らしくキレイなのですが、特に鹿パート。
所々で挿入される森の二頭の鹿の映像がまぁ美しい。

四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1998

3 #タクシー運転手約束は海を越えて
『1987、ある闘いの真実』とセットで。
タクシーが地理的に移動すると窓外が徐々に不穏になり、警察が市民デモに水平射撃した光州に着く。東日本大地震を思い出しながら観ました。国内で大変なことが起きてきても地理的に離れていると普通に暮らせてしまう残酷。

4 #スリー・ビルボード
「道々考えて行きましょう」ってのはやっぱ今の全世界に対するメッセージですよ。
『フェイクニュース』で光石研も「みんな落ち着こ!息吸お!」っつってたし。

四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1932


5 #ブラックパンサー
俳優さんみんなの演技が素晴らしい。
黒人俳優っつーとすぐにチンピラや貧困層の役をやらせるけど、こういうゴージャスで複雑な役があれば魅力的に演じられる俳優さんはたくさんいる!


6 #いろとりどりの親子
「どんな親でも自分の子供に欠点や問題を抱えている。でも他の子と交換しようなんて思う親はいない。」

虐待する親もいるのでこのセリフを鵜呑みにはできないけど、
叫びや祈りのように聞こえたんです、この言葉が。
選択じゃないんだな、愛情ってのは。


7 #インクレディブル・ファミリー
実はこの映画のほんとの悪の根源は、エーエイチオーな顔してぼけ〜っと口開けて映画(やスマホ画面)を観てる観客たちですよ。それが映画の中で提示されるんですよ、明らかに。
そんな映画がこの特大ヒット。びっくり現象。。


8 #ウインド・リバー
実話を基にした映画。アメリカでは、先住民であるネイティブアメリカンを彼らにとって何の所縁もない“保留地”へと移動させた。
この映画では、実際に起きている多数のネイティブアメリカン女性行方不明事件を告発している。
そんで、ジェレミー・レナーが死ぬほどカッコイイ。。


9 #彼の見つめる先に
「視覚障害者だからゲイだから可哀想だなぁ健気だなぁって映画だと思った?」って言われた感じ。

ゲイ映画って最終的にはブルーな気持ちになるのが多いし、ハッピーなのはバカ騒ぎ系だったりするので、ピリッとビターな描写もありつつラストは…っていう映画は本当に稀有。


10 #ロープ戦場の生命線
これは面白い!
ティム・ロビンスのボケとベニチオ・デル・トロのツッコミの漫才。
全体をユーモアで包んでいながらも描かれているひとつひとつは過酷。
登場人物それぞれが魅力的。ほつれてちぎれそうに細いロープを手に入れるまでに、それぞれ人間ドラマが繋がっていく。

次点(順不同)

#ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書(四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2112 … )

#レディ・バード(四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1987 … )

#リメンバー・ミー(フィルマガ→https://filmaga.filmarks.com/articles/2318 )



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