中学生の頃に作ったすごろくが鬼畜すぎる

画像1 実家の押し入れを整理していたら、こんなものが出てきた。「鬼畜双六第一」。ああ…確かに中学生の時に友人と悪ノリで作った気がする。最終的には封印されたんだっけな。まぁ、ただこのまま封印しとくのも何だし、インターネットデブリとして昇華させておくか思い立ち、改めて見返してみることにした。
画像2 どうやら4ステージに分かれているようなので、まずスタートから見ていきたい。最初の時点で、6分の4の確率でスタートに戻される鬼畜っぷり。スタート位置から6が出た場合には自分以外がスタートに戻されるという友情決裂ゲーに仕上がっている。「鬼屋」というチェックポイントに辿り着くまでがしんどすぎる。なんだこれ、当時よくやろうと思ったな。
画像3 第2ステージゴクは、基本的には「もどれ」なのだが、「自分以外は」や「右隣の人」と自分以外を蹴落とすことで留まれるシステムになっている。しかも、ここから「4」を出すと、第1ステージゴグに戻されるという鬼畜っぷり。友情を維持して仲間とゴールを目指すには「偶数で」などの条件要素に運を託す他ないという。当時は生徒会長やってたはずなのに、性格が悪い中学生すぎる。端的にいえば、終わっている。
画像4 「鬼屋」というチェックポイントはあるものの、「鬼屋II(ツー)」に6を出して到着したら「鬼屋」に戻されるなど、チェックポイントの意味を破壊する要素もある。どこまで人を傷つければ気が済むんだ。ゲームバランスを理解してなさすぎる。でも、当時はそんなゲームバランスに振り回されながらワイワイ遊んでいた気がする。
画像5 第3ステージゴクは「爆落(ばくらく)マス」に止まらない限りは永遠にステージを輪廻し続ける設定。途中「鬼屋へ」のマスに乗ってしまうと断末魔と共に前のチェックポイントに問答無用で飛ばされることになる。ここまで来て、やはりこの双六は、中学生の無邪気さが純度の質を間違え、純然たる鬼畜っぷりとして狂気の様相を呈してしまっていることがわかる。 どんな食生活をしていたらこんなことを思いつくのだろう。確か、おやつには、おばあちゃんの淹れてくれたミルクティとバームクーヘンを食べていた気がする。美味しかったなぁ。
画像6 ようやく第3ステージゴクを突破したら、遂にラストスパートの第4ステージゴク。ただ、「安息の地」以外のマスの誘導により、かなりの確率でゴール1マス前の「スタートにもどる」に誘導されるようになっている。当時、1時間かけてようやくゴール前まで来た友人の一人がこの「スタートにもどる」マスに乗ってしまい、泡を吹いて倒れてしまった。それからというもの、友人内で、この鬼畜双六は禁じられた遊びとなっていたのだ。今、思い出した。 [完] #すごろく #オリジナル #ゲーム #無理ゲー #クソゲー #挑戦者募集中

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