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#100文字ドラマ 案「一つ聞いてもいい?ひと月居てもいい?」

タイトル「一つ聞いてもいい?ひと月居てもいい?」

内容:自分探しのため大学を休学したサトルは「一ヵ月ごとに他人の家を転々としながら一年間生活する」という挑戦を始める。友人、元カノ、ホームレス…多様な人間を通して「生活」の価値観を揺さぶる新感覚ドラマ。(100文字)

補足:暮らしの価値観が多様化する現代社会。若者のみならず「自分探し」という言葉が持つ意味が広がっていく中で、「生活」×「ドラマ」を通して人々のアイデンティティを探っていきたいという試み。
「生活」のバリエーションは、12の月ごとになるべく個性豊かに用意したい。例えば、大学のサークルで知り合って意気投合したが何か隠し事をしている友人、高校時代に親の都合で不本意な別れ方をしてお互いに別のパートナーがいる元カノ、中学の卒アルを開いて指差しドン!で決めた当時仲良くも悪くもなかったクラスメイト、たまたま居酒屋で相席して仲良くなり泊まらせてもらえることになって初めてIT企業の社長だと気が付いたオジサン、長野県のド田舎で林業を営みながら暮らしている従姉妹の家、路上生活を余儀なくされる過去に訳アリなオジイサン…など。それぞれの暮らしの中で、仕事を手伝ったり、意外な過去を知ったり、恋愛に発展しそうになる時もあれば、時には喧嘩したり…。多様な「生活」の価値観に触れながら、ノリがよくて基本的に周囲に合わせる主人公サトルが、最終的にはサトル自身の「自分らしさ」に触れられるような構成になるといいなと思っています。

なお、以前投稿した「父の乳」に引き続き、タイトルのインパクトから発想を膨らませました。(ダジャレ、好きかよ)

あらすじ:主人公は都内在住大学三年生のサトルは、基本的に何でもノリだけで乗り切るタイプ。ノリで上京してノリで大学生活を送っては来たものの、就活を前に将来について全く考えていない自分に焦る。「自分は何者なのだろう?」その答えを探るべく、大学を休学して一年間の旅をすることを決意。ただ、海外を旅行する予算はおろか一年間となると国内ですら厳しかった。ワーキングホリデーやホームステイなども調べるが、しっくりこず、折角なら他の人とは違う前代未聞の挑戦がしたいと思っていたサトルは「ある企画」を思い立つ。それは「一ヵ月ごとに他人の家を転々としながら一年間生活する」というものだった。早速、サトルは大学で仲良くなった友人に電話をかける。「一つ聞いてもいい?ひと月居てもいい?」

よろしくお願いします。

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