ネットで知り合った人とリアルで会うのは危ないとはよく言われるけど、ネットですら知り合ってない人にリアルで会う方がよっぽど危ないよという話。

タイトル長過ぎました。

どうも、永遠の中学生ふくまです。

タイトルは少し誇張し過ぎた部分もありますが、今回はネットとリアルでのコミュニケーション(?)について書きたいと思います。

皆さんは「ネットで知り合った人とリアルで会う」という事に対してどういう印象をお持ちでしょうか?

僕は今でこそほとんど抵抗もないですし、Twitterで相互フォローになってる方とはご飯行ったり飲みに行ったりガンガンしています。むしろ、Twitterで絡んでいる方が予めその人がどんな方かを把握できるので、当日の会話も円滑に進められるぐらいです。

しかし、未だにインターネット経由でリアルで会うことに抵抗がある人もいるのではないでしょうか?

僕が思うに、年齢層が上がるにつれてインターネット経由でリアルで会うことに抵抗感を持ってる人が多いように思えます。

何故インターネットネット経由で知り合った人とリアルで会う事に抵抗感があるのか

その理由は簡単で、昔は「インターネットそのものが怪しいモノ」だったからなのではと考えています。

インターネット黎明期、日本国内においてネットが市民権を得ていない時代において、その怪しいインターネットで知り合った人とリアルで会うなんて危ないと考えるのは当然かと思います。

ただ、インターネットが人々の生活に浸透して市民権を得た今の時代において、その考え方は改めなければならないようにも思えます。

激動のインターネットの変遷

僕は1990年生まれの27歳、いわゆるミレニアル世代と呼ばれる世代に生まれました。

この世代は本当に何というかインターネットの激動の時代を共にした世代で、HTMLのテキストサイトを経験してFlash倉庫にハマったりMySpaceで友達とホムペを作り同級生と相互リンクを送ったり前略プロフ書いたり。

そう思っていたらモバゲーが出てきてmixiが出てきて、Twitterが日本で流行り出したりともうそれは激動おぶ激動の時代を生き抜いてきたのです。(書いててノスタルジーに浸ってきた)

めちゃくちゃ話が脱線しました。なにが言いたいのかというと、今の時代においてインターネットは怪しいものでも何でもないですし、人々の生活に浸透してしっかりと市民権を得ることに成功しました。(物心ついた時からインターネットの環境が備わっている若い人は特に)

そしてこの激動のインターネット時代において、「会う」という概念が変わってきてることに気が付きました。

「会う」という概念について

普段僕はTwitterをメインにSNSで活動しているのですが、Twitterで相互フォローになりリアルで顔を合わせるというシチュエーションが多くあります。

そして実際にお会いした時、お会いした人と共通の相互フォローになってる人について話が上がることもあるのですが、その際に自分が自然と「あ、この人はリアルでは会ったことないけどTwitterでは会ったことある!」と発している事に気が付きました。

「Twitterで会ったことあるって表現は面白いですね」と言われたのですが、自分の中ではごく自然な表現なのでは?と感じていました。

この時に、「会う」という概念がインターネットの登場で変わりつつあるのではと考えるようになりました。

必ずしも対面することが会うではない

「会う」という意味を辞書で引いたわけではないですが、日常生活において「会う」という言葉は殆どにおいて「物理的な対面」を意味します。

ただインターネットが普及した今の時代において、「会う」ということは必ずしもリアルでの対面が必要ではないのでは?と考えるようになりました。

そもそもインターネットが普及する以前の時代においては「会う」であったり「コミュニケーションを取る」ということが対面でしか実現しえないのに対して、今の時代は対面しないコミュニケーション手法がデフォルトで存在しています。

先日、二十歳の大学生が「インターネットで知り合った人とリアルで会う前に付き合ったことがある」という話をしていたのですが、まさにそういうことなのだなと感じました。

もしかしたら今後男女交際やあるいは結婚に至っても、対面せずにインターネット上だけのコミュニケーションで完結する時代だって来るのかもしれません。

更に生まれ育って物心ついた時からインターネットという環境が備わっている今の若い世代の人にとっては、尚更インターネットが起点となるコミュニケーションはニュートラルなものに感じるでしょう。

ここでタイトルに戻りますが、僕ら以前の世代(若い時にネットに慣れ親しみがなかった世代)は対面でのコミュニケーションが基本なので、「ネットで知り合った人とリアルで会うのは危ない」と思ってしまいがちですが、僕ら以後の世代(若い時からネットに慣れ親しんでいる世代)は今後「ネットですら知り会ってない人にリアルで会う方がよっぽど危ない」という考えが広がっていても何らおかしくはないのかもしれません。知らんけど。

というわけで、インターネットの登場によるコミュニケーションの変化のお話でした。

お金がなさすぎて死にそう(死にそう)