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バカと前向きに付き合う(本当の一部公開)

僕の二冊目の著書「バカと前向きに付き合う」を9月1日に発売させていただきます。すでにAmazon予約が開始しており、kindle版も出版当日前後に開始します。

バカと前向きに付き合う | 福永活也 |本 | 通販 | Amazon


先日、本書の一部公開として、以下のnoteを公開しましたが、最後に記載した通り、本書の内容とは全く異なる安っぽい煽りプロモーションだったので、今回は実際の内容を一部公開します。
なお、先のnoteは、内容が内容だけに表立ってコメントできないけどめちゃくちゃ面白かったので、この際、他のテーマでも記事書いて欲しいという連絡を多数もらいました。ありがとうございます。

【バカと前向きに付き合う】(9月1日発売)の一部公開|福永活也 (note.com)

以下、今度こそ本当の本書の一部公開です。
前回のnoteのように、特定のバカについてうだうだ触れるものではなく、バカとは自分の中にも他人の中にもあるということを前提に、他人からの害悪バカに負けないように、自分の中の害悪バカを抑え込み、価値あるバカになっていこうというお話です。

「はじめに」の一部公開

本書は以下の内容で構成されている。
まずは僕にとっても、みなさんにとっても害悪でしかないバカとの付き合い方だ。

ウザ絡みをしてくる害悪バカのあしらい方やマインドセットについてお話ししていく。周囲にいるバカのせいで、夢や目標を諦める必要などないということをお伝えしたい。
本書の一つ目の目的である、他人の害悪バカに負けるなという話だ。

また、害悪バカとは他人に意図して危害を加えるタイプだけでなく、その自己過剰防衛意識から害悪となる場合もあり、これについてもお話ししたい。
さらに価値あるバカについてもお話ししていく。価値あるバカとうまく付き合うことで、人生を少しでも豊かにしていくための心構えや対応方法についてお話ししてみたい。

その上で、本当にお伝えしたいことは、僕にもみなさんにも、自分自身の中にこそ害悪バカな面と価値あるバカな面が同居していることだ。いかに害悪バカな面を抑えて消し去り、価値あるバカな面を伸ばしていくかといった、自分自身のバカにいかに前向きに付き合うかで人生は豊かにもなるし貧しくもなる。

本書は、他人に関する害悪バカ、自分に関する害悪バカ、他人に関する価値あるバカ、自分に関する価値あるバカという流れで少しずつ自分自身を価値あるバカに近付けていけるように話を進めている。
まずは他人に害されても負けないことや他人を害さないことを意識し、次に自分を害するマインドを消し去り、最終的に価値あるバカに転生していこうという流れでご理解いただきたい。

結果、夢や目標に対して、勇気を持って一歩踏み出し続ける一助になれたら幸いと思っています。それではお付き合いくださいませ!!

「第1章 バカは2種類」の一部公開

価値あるバカは、自分の人生では常に自分が主人公として生きている。だからこそ、他人に対しても、その人の人生を基準に考えて理解することができる。一見、自分にとっては違和感のある言動であっても、その人の人生であればそのような考え方もあり得るなという発想があるから、闇雲に自分の考えを押し付けたり、相手を否定したりはしない。

他方、害悪バカは得てして、他人には正論を押し付ける割に自分は大した実績もあげず、容姿も醜くスタイルも乱れているような自分には甘い人物ばかりだ。本来、自分に厳しく他人に優しくあるべきが、他人には大して信頼関係もないのに正論を突き立てて批判し、最も大切な自分を甘やかしているからこそ、みんなとは違う高い目線から世の中を眺めることができるかのような傲慢な態度が出せるのであろう。職場にもそんなハゲ親父はたくさんいるだろう。

そしてそんな害悪丸出しのバカだから、簡単に他人に対して自分の価値観や考えを押し付けて批判しようとする。彼らが広い世界観を持ち、実績も出していて本当に優秀な人物であればまだしも、狭い世界で大した実績もない貧しい価値観を押し付けるもんだから余計にタチが悪い。

このようにバカには2種類あり、自分に対してバカさを発揮することで創造性や行動範囲を常識外に広げていくバカと、他人に対して何の役にも立たない正論を高らかに叫ぶヒーロー気取りの害悪バカだ。

「第2章 全ての人は害悪バカと価値あるバカの両面を持っている」の一部公開

(害悪バカと価値あるバカの)2種類のバカについて話をしてきたが、実際は全ての人の体内には害悪バカな面と価値あるバカな面が同居している。

特定の人について、その人丸ごとが価値あるバカであるとか害悪バカであるといった区別はできない。全ての人は、価値あるバカな面と害悪バカな面の両面を持っている。もちろん僕もそうだ。
その人のほんの上澄みの部分に価値があり、底辺の部分に害悪が潜んでいるのだ。

害悪バカも、その人の全人格がゴミかと言うとそうではなく、その人物の体内の最もゴミの部分を吐き出しているだけなのだ。害悪バカの正体は、全ての人の中に潜む最も底辺な部分が害悪となって表れているものだ。なので、社会で目立つ害悪バカは、一定の底辺の人達が集まっているのではなく、
個々人が抱えていて外に放出されてしまった底辺部分の集合体なのではないかと思っている。本書では、害悪バカについて特定の人を指すかのような表現を用いているところもあるが、それは上記の意味で特定の人の底辺部分のみを意味していると理解していただきたい。

そして大切なのは、いかに相手や自分の価値あるバカな面に目を向けて引き出し、一方、いかに相手や自分の害悪バカな面を抑えて切り捨てて付き合っていくかだ。

「第3章 害悪バカのトリセツ―SNS頻出型・他者攻撃型」の一部公開

害悪バカとは、決して近寄るべきではなく、遠ざけるべきである人物やその属性であることをお話ししてきた。
特にSNS頻出型で他者攻撃型の害悪バカのことは社会全体で忌み嫌っていかなければならない。

ただし、くれぐれも害悪バカとは、他人の中にも自分の中にもあるということを忘れないことだ。油断していると、自分の中の害悪バカが顔を出し、体内を蝕んでいく。

以下、害悪バカを様々な種類に分けて言語化してお話ししていくが、他人に当てはまる場合には客観視して、傷つかないように、また取り憑かれないように精神的な距離を取り、他方、もし自分に当てはまる場合には何とか抜け出していってほしい。

害悪バカを言語化して客観視できれば、精神的な距離を取りやすくなる。仮に物理的には離れることができない環境であっても、自分を汚されないようなマインドセットを保つことができる。

ただでさえ醜く気持ち悪い害悪バカであるが、性質や特徴を上手に把握できるようになれば、対等な人間と思うこともなくなる。害悪バカから危害を加えられても、インベーダーゲームで被弾したぐらいに思えるようになれたら、いちいち振り回されずに済む。

それでは、SNS頻出型・他者攻撃型の害悪バカについて、お話ししていきたい。


「第4章 害悪バカのトリセツ―日常生活出没型・自己過剰防衛型」の一部公開

前章では、SNS全盛時代に蔓延る他者攻撃型の害悪バカの話をしたが、本章は、日常生活に頻出する自己過剰防衛の害悪バカや、その他いろんな言い訳を見つけて行動をしないバカについてお話ししていきたい。

人は動物的本能から、実際のリスク以上に物事に対して不安や恐怖を感じるようにできている。だからこそ、不安や恐怖の正体を言語化して冷静に客観視した上で、リスクを過大評価してしまう感情を補正しなければならない。


「第5章 価値あるバカとの付き合い方」の一部公開

◎相手のことを相手よりも知る
相手に対して純粋な関心を寄せていれば、相手よりも相手のことを知ってしまうこともある。
ビジネスであれば、クライアント以上にクライアントのことを知らなければならない。

僕が扱っている案件に関しては、クライアントよりも僕の方がクライアントに詳しくなることがよくある。そのためクライアントの担当者が何かわからないことがあると、「うちの会社ってどうでしたっけ?」と僕に質問をしてくるのだ。

それでこそ、そのクライアントに本気で関心を持ち、何か役に立ちたいと思っていることの証明になるし、成果を上げることができる。


「第6章 バカだらけの世の中で」の一部公開
 

◎今日を必死に生きる
人生は長いようだが、僕達にできることは今日を積み重ねることしかない。
将来をどれだけ考え、先のことを語ったところで、将来の自分を作るのは今の自分しかない。変化の速い現代で、将来のことは予測できないが、今日のことだけならリアルに考えることができる。
逆に、過去をどれだけ語り、自慢し、嘆いたところで、過去を変えることはできない。
もし10年前に戻りたいと思うのなら、その10年間を今日から始めれば良い。
今日は、未来と過去の中間地点ではない。未来とも過去とも分断されたリアルな一日でしかない。
今日は未来の準備期間ではない。抽象的ないつかを想像して、今を助走期間と捉えてはいけない。未来と今日には有意的な繋がりはない。将来のために今日を犠牲にして良いものではない。


以上です、どうぞよろしくお願いします!!


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