歯科医はしっかり選ぼう ~歯のチェックシートを渡してくれない・歯垢取りを嫌がり始めたら要注意~
今回は恐ろしい歯の治療の話をしたいと思う。ただし、これは、ある人の話であり、参考程度に書いておくこととしたい。
◆ある知人の歯の話・・・
ある酔っ払いの知人。歯磨きは旨くないが、歯には関心があるようだ。
昨年(令和5年)の夏に、地元の歯科フェアに偶然訪れ、口腔内を見てもらって撮影してもらったそうな。そこには某新聞社の取材陣も来ていて撮影をしていた。そこで、映像を見せてもらい、そこの歯科医の先生にこう言われたそうだ。
きちんと歯科医の先生にチェックされてもらっていますね。
それに対して、え、と思ったらしい。そこで、こういったそうな。
いえ、そこまでではありません。
でもきちんとしていらっしゃる。そうその人は言ったそうな。
それと同時に、実は、舌に違和感を感じており、別の口腔内の先生に診てもらった。すると、念のため、口腔内外科に診てもらいましょう。と紹介状を書いてもらったそうな。
その後、口腔内外科に診てもらったが、原因不明、とのこと。うがい薬を渡され、そのまま返されたそうである。なお、その歯科医は、白い巨塔の医師のように~教授が、などと話をする歯科医だったそうな。
そして、10月末に事件が起きた。
奥歯の詰め物(プラスチック)が割れ、その後、数日間発熱したのである。
その歯は、昨年治療を受けた歯であった。ただ、令和4年頃、その歯科医と喧嘩をし(歯垢の除去の拒否や治療で無断で削るなど)、そこから、別の歯科医に治療を変えていたようであった。
その歯科医は、当初、銀歯にする、としていたが、急に、もう一度プラスチックにし、それが仮に取れたら銀歯にします。と言ったそうである。それについて、同意も不同意も出来なかったというが、歯科医はプラスチックの歯を再度作り変えていれたそうである。金5000円也。なお、歯垢の除去などは拒否した。
そこから数か月後、衝撃の事件が複数起きることになる。
1、正月にプラスチック歯がとれた(それは予想通り)
2、歯が何故か揺れているのを感じて、休日の担当医に・・・そこで、まず、そのプラスチックの歯が仮歯と呼ばれる数カ月しかもたない歯であることを知らされた。更に揺れた歯は除去という形になった(数か月前当時は揺れなどない)。なお、歯は穴が開いたまま詰め物無しで返された。
3、穴が開いたままでは悪いため、翌日、再び休日担当の別の歯科医へ。そこで、念押しで、仮の歯での治療でされていること、を告げられる。詰め物は、とりあえず、薬剤入りのものを入れられ、予約となる。(復元できるかは不明)
4、詰め物がとれたため、さらに翌日、翌日、再び休日担当の別の歯科医へ。そこで、詰め物が何か最初は不明だったようだが、薬剤入りの詰め物を再度詰めなおすこととし、あとは、3の医師に引き継ぐことで合意した。
という結末になったのであった。
これから先、その歯科医が適切に治すのか?これはわからない。と笑いながら話しているわけだが・・・血液検査の白血球血が最近高く、正月の2日目には穴の底から骨が見えていたと言い、それが発熱の原因で、形成外科的にはその穴は良くないはずだ、抜いて縫う、あるいは、骨の露出を抑え肉を増やすようなガムを入れるなどの措置がいるのではないか。などと素人の癖にいうのである。が・・・そんな話で仮歯だったというのは恐ろしい。
助かるのかどうか。それは誰にも分らない。彼の行く末を祈ろうと思う。
◆消えた8020運動の精神
ぞっとしたので、少し歯科について考えてみた。
みなさんは、8020運動をおぼえているだろうか?平成中期ごろまでよく歯科医師会が大々的に訴えていた運動である。
その運動に基づきやっていたことは・・・
歯科のチェックシート(虫歯がどこにあるかの記録)
プラークコントロール(歯垢除去)
である。
これらが最近、地域でこの考え方が消えていっている。
そもそも、虫歯ケアが悪いとされている地域・・・報道にもなっている。
小中学生の半数に虫歯、頭抱える北九州 政令市ワースト
城真弓2021年3月2日 10時35分(朝日新聞)
小学生の半分が虫歯!? 北九州、政令市5年連続ワースト
2021/5/24 6:00 (2021/5/26 11:10 更新)(西日本新聞)
小中学生の虫歯、政令市ワースト 北九州市、返上へ対策懇話会
毎日新聞 2021/6/4 17:46(最終更新 6/4 17:46)
2021年、いまから3年前であるのだが・・・
このあと・・・どこかのおじいさんが・・・
おとなの歯はどうでもいい、こどもの歯を何とかしてほしい。
フッ素を1年半から1年後に・・・
と言ったそうである。
大人も子供もだろう・・・(-_-;)
そう思ったのであるが・・・どうなのだろう。
そんな話を知っているうえでの、この知人の話は・・・明日は我が身か・・・と衝撃を受けたのであった。
こんな話で、どうやって儲ける都市、人口を健全に増やすことなどできるのだろうか。
◆歯は自分で確実に見ることは出来ない
皆さんはご存じだと思うが、歯は、自分で見ることは出来ない。
診るには器具が必要である。
Twitter(現X)にも書いたが、中華製でもよいので何かきちんとした撮影機材があればよい、と思っている。開発企業様、期待しています。
◆要注意な歯科
あと、ある人との話での、要注意な歯科(あくまで自分にとって)を説明しておきたい。
1、紙での説明を嫌がる歯科(高齢化で本来耳が悪い人もいるため・・・それに対応できない歯科はヤバい)
2、プラークコントロール(歯垢除去)をしない歯科 なお、プラークコントロールは、1年放置する場合30分以上はかかる。治療は10分では出来ません。
3、最初から権威を振りかざす歯科(・・・研学無限。先達の教えを無視する・・・治してナンボ。)
◆良い歯科医、良い医師、良い医療機関に会えるよう・・・
そう願っています。
8020運動は、80歳で20本を目標とする歯科の運動を言います。
また、地元では、プラークコントロール(歯垢除去)を徹底する方もいるようです。が話を聞く限り・・・
■ 記述について
2024年1月5日 6時20分 初版
※限られた情報の中で作成している点、また、動画が多い公開情報という事情などで、公開情報がすべて正常という点は保証しかねますが、公開情報に基づく記述です。
※記事が重複するケースがあります。
追記
1、総合病院には医療従事者のセキュリティのためにも口腔内外科を設けるべきだ、という考えを持っています
2、記事内の話は、医学的な信用を保証するものではありません
3、銀歯やプラスチック歯の安全性について、歯の中で虫歯等が進んでいるのか、簡単に機器的に検証できる医療機器が必要である、という考えを持っています
追記2
1、政府は、以前に、年1回の歯科検診の無償化を打ち出した、としていますが、それは実現していません。これをすると、医療費が下がると言われています。
2、歯は臓器、と言われ重要なものです。
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