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さいきんたべたもののはなし

トップ画像は内容に関係ない徐福寿司めはりです。美味。

僕の過去のnoteをご覧になった方なら、僕が厄介なものを食べる人だということは、ご存知かもしれません。
まあ、ご存知だということのしておきます。
知っていても知らなくても、別にいいんですけど、まあいい機会なので、文中リンクから以前の記事に目を通していただいて、ついでに投げ銭なんかもしてくださると嬉しいんですけど、これはまあ置いておいて、戻ってきていただければ幸いです。

まあ、そうなんですよ。
厄介なものを食べることで、何年かにわたって、いろいろバカバカしいことを考えたりしてきたわけなんですけど、最近になって(いや本当はそうでもないのだけれど)、別の方向性の厄介なものに、興味が出てきたわけなんですね。

で、その中から、実際に口にしたものの話を、ここで少し書いてみようと思います。

完全栄養食

ある日Facebookを見ていたら、完全栄養食というものの広告が表示されていました。それを見て、そういえば以前にソイレントなんてものの話が、ニュースサイトで書かれていたよなぁ…。
そんな感じで少し気になっていたのですが、昨年の前半にいろいろと状況が変わってきたので、ふと試してみようかなと思った次第。

Huel
こちらがFacebookで広告が出ていた商品。恐らく英国産で、2020年7月には新規購入できないようです(COVID-19の影響で輸出ができない模様)
この手の商品を初めて購入したわけですが、専用サイトで決済してから手元に届くまで2週間程度の時間がかかった気がする。ちょっと時間がかかったと思ったけど、英国から出荷しているようなので、まあこれは仕方ないかなと思った。
購入したのは、一番ベーシックなHuel Powderで、最初の購入だったせいかフレーバー全部とシェイカー、オリジナルTシャツが届いた。
確かチョコレートとベリー風味のフレーバーを購入して、主に牛乳で溶いて飲んでいましたが、味はまあ悪くもなく良くもない感じで、豆乳っぽい風味がありました。そして粘度が高いため、単に飲んでいるだけでもお腹にたまる満足感があります。
ただ、口の中がザリザリするというか、粉っぽい異物感が気になったのと、どんなに旨く溶いても溶け残りが多く、その処理に困った記憶があります。
あと、若干高価な気がしたので、僕の趣味で続けるのもなんだなと思ったので、継続注文せずに今に至ります。

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バランサー
これは完全に思い違いの商品でした。
この商品は、不足している栄養素を補うためのもので、食事の代替になるものではないです。なので、お腹にはたまりません。
ただ、味はいいです。同じく牛乳で溶くと、甘くて美味しくフルーティーな感じでした。ただ水で溶くとかなり味が薄く感じます。

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COMP
そして、今、COMPを試しています。
本当はHuelを購入しようと思ったのですが、前述の通り購入できず、COMPを試してみることになりました。
一年経って、予定が来るって自宅に引きこもる日々が続き、再び体重が増え始めた(67.5kg → 72kg)ので、試しに1日1食置き換える感じで導入しています。同じように牛乳で溶いて飲んでいます(ヨーグルトを追加すると食感が更に良くなります)が、Huelよりも食感はよく、味も悪くないです。
お腹にも溜まり、Huelよりも高い満足感を感じています。
今でも購入できるということもあり、今後定期購入することにしています。

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これらの商品を試してみて感じたのは、メリットとしては「生活の効率化には確実にいい」ことと、「健康的にはなれるかもしれない」ということ。デメリットとしては「3食置き換えしようとすると、恐らくストレスが貯まる」ことと、「健康的な食生活を送っている人なら普通に食事を楽しんだほうがいい」ということです。あくまで代替するものと考えたほうがいいと思います。あくまで私見ですけどね。

ソイミート系ハンバーガー

この辺のものについても、ネットでインポッシブルミートやビヨンドミートの話を聞いて、日本じゃまだ食えないしなぁ…、なんてことを思っていた時に、ロッテリアの朝メニューでソイパテのハンバーガーがあるのを知ったのがきっかけでした。
以前に食べたソイミートのウインナーの缶詰は「小麦粘土を噛み締めたらこんな食感なのかな。それにしても美味しくない」という感想でしたが…。

ロッテリア「ソイ野菜ハンバーガー」
名鉄一宮駅の改札前にロッテリアが以前はあったので、休みは必ず朝飯をそこで食っていたのですが、そこで偶然見つけたので試しに食べてみました(でも確か途中で朝メニューから外されたような)。
前述のソイミートのウインナーよりも遥かに食感はよく、肉的な味はしないんですが香ばしい食感の何かを食べているのは、悪い気はしませんでした。
ただ、肉の感じはないので、それを期待するとあてが外れます。
あくまで謎肉から肉を引いたものなので、残った謎を食べていると思えば、まあ悪い気はしないんじゃないかなと。
わりと、朝食べるには向いてるメニューだと思います。

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モスバーガー「グリーンバーガー」
上のを食べてしばらく経って、同じく名鉄一宮駅の改札前にあるモスバーガーでポスターを見かけて、早速食べてみました。
こちらはロッテリアのものよりも高価なため、当然美味しいのですが、肉の感じはこちらのほうが近い感じがしました。
バンズも香ばしく、レタスやトマトの瑞々しさが、パテの香ばしさや食感にいい影響を与えているように思えます。
でも、このあとで普通のハンバーガーを食べたら、パテではそちらに軍配があがるでしょう。でも、これなら僕はリピートしたいと思いました。

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なぜ、これらの商品を食べたのか?

普段はあまり気にしていないのですが、僕らの生活はいろんなものからの搾取の上で成り立っています。
動物性タンパク質などを取るために家禽や家畜、様々な魚介類を消費せざる負えない事情もあり、自然環境に大きな負荷を掛けているというのは、恐らく多くの人が同意していただけるでしょう。
では、どうしていけばいいのか?
より自然に負荷を掛けない生活を選択するにはどうすればいいのか?
そんなことを時々考えるわけです。

そんな中で、できることなら代替できるものは代替できたほうが良いのではないかと思うようになり、結果として「試しに食べてみよう」と思うに至ったわけです。
ただ僕は肉食や魚食に反対しているわけではなく、あくまで負荷を減らすために代替できるものについて考えているのであって、負荷が低いのであればやはり肉を食べたいと思うときはあり、その中に鯨肉の存在があります。

僕らは無意識に、そして毎日のように食べ物を消費しています。
生きていくためには、当然食べなければなりません。
しかし、その食を支えるために多くのリソースが必要になり、その影ではビジネルモデルを支えるために無駄な食料が生まれてしまっています。
それを思うと、自分には何ができるのだろうかなと、時々思ったりするのです(「ありあまるごちそう」というドキュメンタリー映画を見たあとで、色々考えてしまったのもあります)。

新型コロナ禍で、世の中が大きく変わろうとしている中で、呆れるかもしれませんが、何故か僕は食い物のことを考えてしまっていたんですね。
そんなこんなで、まあ、こんな記事をなぐり書きしてみたのですが、オチとかは特にありません。
まだ答えは出ていませんし、多分この先も似たようなことを鬱々と考えていくのが僕という人間なのだと思うので。

また、何か書くと思いますが、気が向いたら読んでいただけたら幸いです。

もし、あなたが、何かの間違いで、僕のような酔狂な人間のしていることに興味を持っていただいて、サポートをしていただけるのでしたら、本当にありがたいです。 この先、捕鯨に関する様々な話に首を突っ込んでいく予定です。 よろしくお願いいたします!