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人生、生きてりゃなんとかなる1 はじめに

「しょぼい起業で生きていく」を読んで1

突然ですが、「起業」というと、どんなことを思い浮かべますか?

一発当てて、成功すれば大金持ち、失敗すれば山ほど借金を背負うギャンブル。
そもそも初期投資と運転コストがかかるので「開業資金」を1年分くらいは用意しておかないと黒字化もままならない。
当たるのは時代の流れを読める一部の人か、特殊な技能を持った人で、大半の人は気を揉み続け、やがて生存競争に負けて店が潰れる。

安定こそ第一、そして失敗したらおしまい、という価値観で生きてきた人にとってはそんなイメージかもしれません。

はたして本当にそうでしょうか?

本書では、そんな従来の「起業」のイメージとはまったく別の、「多額の開業資金」も「特殊な技能」も、「綿密な事業計画」もいらない「しょぼい起業」という新しい考え方と、その方法をお伝えします。

例えば、朝どうしても起きられない人、満員電車が耐えられない人、あるいは一日8時間机に向かっていられないという人。もっと言えば、単純にサラリーマン生活が嫌になったとか、身体を壊してしまったとか。そういう人。

大丈夫です。起業しましょう。
大事なのは、この方法は私だから成功した方法論ではない、ということ。

最初から大きなことをやろうとしなければ、いくらでも道はあります。まぁ読んでみてください。
やっていきましょう。


という冒頭で始まる、今回ご紹介する本は
しょぼい起業で生きていく えらいてんちょう(イーストプレス)

名前からして面白い人です。
偉い店長ではなく、「えらいてんちょう」

ちょっとググればいろんな噂的なものが出てきます。
まぁそのあたりの話をすると長くなるので割愛しますが、そういう部分はどうでもよくて、実際この本の内容は面白いです。

現実、そう簡単にいくわけがない、とか
世の中そんなにあまくない、とかっていう声は山のようにあると思いますが、
「そう!確かにそういう考え方もあるよね!」とか
「なるほど。その発想は考えたこともなかった!面白い!」
という面では十分役立ちます。

ちなみに著者の「えらいてんちょう」さんは1990年生まれ(私と同じ!)で妻子持ち。一度も企業で働いた経験はないがそれなりに満足した生活を送っているとのこと。

日本人は真面目過ぎるというか、若干頭が固すぎる部分があるのでこんな考え方の人が増えればもっと面白いのに、と常々思っています。

先日noteでえらいてんちょう自ら「全文をnoteで公開」していて面白かったので今回まとめてみました。(公開される前から購入していて、まとめる本リストには載っていたのですが。順番を今回繰り上げた)






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