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着ぐるみの世界 その3 着ぐるみ制作手順(雑説明)&着ぐるみ必須グッズ・メンテナンス方法

part.1 &2も是非見て下さいね。質問がありましたら是非コメントどうぞ。
※最初はプレミアム会員じゃないとコメント受けれないかと勘違いしてました。

着ぐるみに関する記事は今回で三回目になります。
当ブログ内で人気みたいでなによりです。

※ワグーチャンネルの訪問&チャンネル登録有難うございます。

1回目は、全体的にどんな世界か、どういう風に入手するのかを

2回目は、自作orオーダーする前に一度イベントで触れ合ってみよう、イベントの概要を説明しました。

3回目となる今回は、かなり雑ですが、着ぐるみの制作の手順と簡単な説明、着ぐるみをやる上での必需品(前回のおさらい+α)と着ぐるみのメンテナンス のお話をしたいと思います。

自作なんて無理、と思うかもしれませんが、着ぐるみの根幹を知ることは良いと思うので
読み飛ばす感覚で目を通していただけましたら幸いです。

とはいえ、初めに断っておきますが、図や写真が少ないため、わかりにくいかも知れません。

需要がありましたら、リメイクバージョンを投稿しますので、応援よろしくお願いします。
応援の例・コメント、または直接、ワグーチャンネルへの閲覧コメント、紹介商品の利用など励みになります。


そこまで分かりやすくはない、想像は少しできる!

程度なので過度な期待厳禁です。それでもよかったら本記事をどうぞ!

再度注意喚起 ※記事を書いてますが、動画活動をしてますが、

ワグーのオーナーは、まだまだ着ぐるみオーナーとして知識は、中級者未満だと思っているので、

同等の方、中級者以上のベテラン方からの心強い助言がありましたら、是非お願いします。

『着ぐるみ世界の裏側でもある、制作の秘密(手順)を楽しんでいってね』

まず、着ぐるみの中身ですが、ウレタンで作ったヘッドベースに※動物の骨格に少し肉がついたものと思って下さい。
に毛皮となるファーを接着させることで、ヘッドが完成します。

足は、いくつかの作り方がありますが、一般的なのは、サンダルの加工か靴の加工でウレタンを張り付けて動物の足を作る感じです。

手袋やボディー部分は、少し異なる箇所がありますが、手袋は、ファー生地を縫い合わせて作ったもの。ボディーは、つなぎの服みたいなのをファー生地で作る、みたいなイメージをして下さい。 独学で完成させている人もいるので、とっても難しい!というわけではないです。
ただ、人には得手不得手がありますから、予算少ないけど着ぐるみ欲しいなという方は、自作も検討してみて下さい。
自作とオーダーメイドのメリットデメリットは、当シリーズの『その1』 に記載してありますので気になった方は、ご確認ください。

※2回challengeしましたが想像以上にヘッド作りは難しかったですw;何回もやったらちょっとはいいのが出来るかも?

こうやって書くと簡単そうに見えますが、200時間以上かかる作業ですのでしっかり計画を立てて挑まれてくださいね。
同人誌?の方で着ぐるみの作り方の解説の本や、個人で着ぐるみの作り方のサイトがやっていますし。

文字だけよりは、 YouTubeにて、Fursuit(着ぐるみ) make(作る) +知りたい部分 ヘッドならheadbase などと検索してみて下さいね。

①準備

1-1デザインを描く

画像3

下記の画像みたいな感じでGoogleで検索してみてね。 ゆるキャラ系着ぐるみの設計図になってるけど、これに近いものを描くよ、(もっと人型に近いもので)

検索ワード 『着ぐるみ 設計図』 ケモノとか 獣人 とか入れるともっといい資料が出てくるかも?

1-2必要な材料と道具を買い揃える。
※ウレタンとG13またはGクリア、カッターを買ってとりあえずヘッドベースを作ってみることをお勧め。ファー生地は、ヘッドベースの完成目途が経ってから。

※作り手によっておすすめの道具が違ったりする、黒刃カッターが好きな人もいれば普通のカッターを使う人もいる。

因みに私は、ワグーの生みの親のざんさんのおすすめで、黒刃カッターを使いました。 ウレタンを削る感覚が、ザクザクと気持ちよかったです。
※道具は使いやすさが人によって異なります、色々調べたり、少しだけ尋ねたりしてみて下さい。

②ウレタンで首から顔までの高さ+顔幅の筒を作る。

③マズルを付け足したり、ウレタンを削ったり、付け足したりして作りたい動物の骨格に近い物を作る。うまく作れそうだと思ったら、オカダヤやユザワヤでファーを購入しましょう。3万円ぐらいで1体分作れると思います。

④ヘッドの型紙作り

4-1③で作ったヘッドベースをガムテープやラップを使ってグルグル巻きにして全部をそれらで覆えたら、模様を書き込む、毛の向きも書き込むこと

4-2 書き込んだものがヘッドの型紙になる。

4-3 上記の型紙を縫い代をキープし、毛の向きに注意しながら型紙通りに裁断する。

4-4 仮置きしてみましょう、ヘッドが無事完成しそうでモチベーションが上がりますね。微調整をしてから丁寧に縫い合わせ、接着剤でヘッドベースに被せましょう。

4-5 目の作り方は色々あります、アルミパンチに、光沢で防水のシールタイプのものに目のデザインを印刷します。きれいに張り付けて、シールを貼った上面から、待ち針などでチクチク穴をあけて行ってみて下さい。

4-6 口などを作ったりします、口が動かないキャラクターは、口の中は黒のフェルト生地でよいかなと思います。
※他にももう少し手順が続きますがだいたい完成です。

最近では、ムービングマスクの毛皮を剥いでから、それをヘッドベースにして、好きな色や好きな模様のデザインを書いてから、ファーを張り付けて作る方もいるみたいです。ほっそりとしたリアル系獣人がつくれるかもしれませんね。

⑤と⑥と⑦は好きな順番で作ってみて下さい。

⑤ボディー作り

5-1 立体採寸や大き目の洋服を買ってそれを型紙として使うなど何通りかのやり方がある。
一番のお勧めは立体採寸だが、二人じゃないと出来ないので、できない人は大き目の服とズボンをつなげて
それらに模様と毛の向きを書き込んで型紙として直近すると良いだろう、もったいない場合は、模造紙にかきうつしてみよう。模造紙に書き写す場合は、1cm前後の縫い代を確保しよう

5-2 ボディーの型紙に縫い代分を足してから、デザインと照らし合わせファー生地を裁断する。
縫い方に関してだが、返し縫などの丈夫な縫い方がおすすめ。

⑥ 足や手の作り方

6-1 利き手と反対側の手を参考に、型紙を作る、指の所の縫い代確保は少しコツがいります。
模様とは別に、上面、下面で分けて作ると良い。
利き手と反対側の手の型紙をひっくり返すと、利き手の型紙になります。

6-2 足は、ワンサイズ大きい(0.5cm or 1cm)靴を用意します。
※ 沢山の人にそのキャラを着てもらいたいなどの場合は、27㎝か28㎝の靴が良いかもしれません。
何故ワンサイズ大きい物を用意するかというと、中敷きを入れて履くのと、ウレタンを足型に張り付けるので
靴が良い感じにぴっちりするからです。

⑦ 尻尾、その他アクセサリーの制作

尻尾の中身は、ウレタン、或いは、綿などになります、好きな手触りのモノで作ってみましょう。

⑧ 仕上げ

仕上げにブラッシングをしたり、微調整をしたり、解れがないかなどを確認しましょう。毛の向きなどは大丈夫ですか?

一先ず完成です、これだけの資料や説明では不足するかもしれませんが、ミシンの有無に限らず、全部の工程で200時間以上は覚悟しておいてください。

そして、着ぐるみ活動をやる上で必要な物(日常のお手入れやあると便利な物について)
※前回の記事の引用させていただきます。

Q.オーダーされた着ぐるみ以外で、活動で必要なアイテムはどのようなものがありますか?

A.結構いっぱいあるので、一部抜けてしまうかもしれませんが

まず、必須なのがといってもこれ大事!というのはいくつもありますが、
まずは、運搬のキャリーバック
なんだかんだでありふれた四角いキャリーバックの方がおすすめです。

絶対必要 下記のリンクの商品が絶対というわけではなく、似たようなもので大丈夫です。

持ち運びのキャリーバック↑ 一長一短なので色々考えてみて下さい。

フェイスガード(フェイスマスク)前半と後半で使い分ける・他の人が着ぐるみを着る場合なども考えて複数枚用意するのがお勧め


スポーツインナー  (上下に分かれているごく一般的なやつがお勧め)


制汗スプレー(自分が愛用しているものをどうぞ)

消臭剤(リセッシュ・ファブリーズなど、愛用があればそちらでも可)


サーキュレーター ※扇風機だと場所をとるのでコンパクトで場所をとらないからおすすめ


補足

※いかに汗をつけない、アフターケアをしっかりする、が大事です。
基本ヘッドを洗うことは出来ないので、フェイスガードは必須です。
スポーツインナーを着ることで、汗で湿るのを少しカバーできます。

実際に獣化させていただいたところ、スポーツインナーのあのパツパツは、着にくい反面独特な感じで不思議ですね。
アフターケアも愛があれば苦ではないですが、大変と言えば大変でした。
消臭スプレーをおおめに振りかけた後、サーキュレーター、
もしくは、扇風機などでしっかり風を循環させて乾かしてあげて下さい。とのことです。
※そのあたりの記事はまた別途取材後に書かせてもらいます。

あると便利

携帯ファン (広い面で空気を取り込み、その空気を上に射出みたいなタイプがおすすめ)咥えて直に風をいれるイメージ
ちょっとでも長く獣化するために必要なアイテム。

殆ど密閉されて暑い着ぐるみ、因みにワグーちゃんは、目の所がアルミパンチという素材のため少し通気性があります。
それでも暑かったです、3Dアイの着ぐるみは、より暑いと思うと怖いです。
それでも、子供たちや大人が喜ぶ姿ってなんか凄く楽しくて前記事にも書きましたが、アイドルになった気分に似たものがあるのかなって思います。

せっかくなので改めて上記を説明させてもらうと(ほぼ似た情報の部分がありますがご了承ください)

① フェイスガード 2~3個 1個1000円前後、銀行強盗とかで有名な目指し帽?の薄い布ver(バージョン) 汗を吸収して ヘッドベースになるべく汗がいかないようにする。特にヘッドベースは洗えないものが多いのでフェイスガードは必需品である。

② インナーの上下 2着 スポーツ用品店などに売ってある、1500円前後

③ リセッシュ ファブリーズなどの 消臭 &除菌スプレー 特にヘッドベースには念入りにかけます。 描けた後は、扇風機・サーキュレーターなどで風を当てて乾かしましょう。結構消耗しますのでストックもあったほうが良いかも?

④ サーキュレーター 持ち運びができるものから、コンセントでの置き型の数千円で小型の送風機など 着ぐるみは本当に暑いので必須です。

⑤ キャリーバック 凄く嵩張るので持ち運びにはバックが必須です。フルスーツ1着分となるとそれだけでもかなり重くなります。

⑥ 柔軟剤 着ぐるみの香りにもなる柔軟剤、自分の好きな匂いやキャラにあう匂いにしましょう。

※前回の記事で『⑥ 柔軟剤』を忘れていましたが、わざとじゃないです、洗濯用洗剤とか買うと厄介かなって思って、あっ、洗う際は、洗濯ネットが必要です、ダイソーに売ってあるもので何とかありました。 好きな匂いのものキャラのイメージに合うものをホームセンターなどで見つけて下さいね。

補足 ボディーは洗えるといっても洗えば洗う程劣化するのでイベントが連続する場合は、消臭&除菌スプレーで処置をする、3~4か月着ないかなって時や、大事なイベントの数日前に柔軟剤をちょっと多めに入れて洗うと良いかも。

着ぐるみのメンテナンス方法

※一部自己流らしく、場合によっては、作った方にお尋ね下さい、とのこと↑の作り方に近いものであれば、同じメンテナンス方法で大丈夫かもしれません。 アルミパンチは、裏面から除菌スプレーをかけるよう+かけすぎないよう気を付けて下さい、うっかり正面からかけたり、かけすぎて光沢シールにしみこむといくら防水とはいえ滲んで大変なことになります。

一部作られ方の違うモノもありますが、大半のモノに当てはまるメンテナンス方法です。ただ、万が一のことがあっても責任はとれませんのでご了承ください。

尻尾は、ベルトでくっつけているので汗がつくことなく、濡れふきんで軽くほこりを払う程度

手とボディーは、洗う頻度は人によってまちまちです、イベントが連続する場合は、体臭や汚れなどが付着してないか気をつけつつ、応急処置ですませて、イベント多忙期が終わり次第、、洗濯しましょう、洗濯の方法がちょっと大変ですが、裏返してからそれぞれ別の洗濯ネットへ。柔軟剤は少し多めにいれて香りづけをしましょう。 

※裏返したり、ハンガーで吊るしたりはNGみたいでした。

大型イベント主催者の方の写真と説明文章をお借りして少し説明。

https://twitter.com/cuatroseis  ←こちらなんだけど貼り付けるととんでもなく縦長になっちゃうので検索とかしてみて下さい。

2023年9月20日現在のtその方のwitterホーム画面のスクショ

着ぐるみ初心者の人たちのためにさらっと言うけど、着ぐるみの洗濯は ・裏返さず ・吊るさず ・日に当てず で頼むぜ。
それがベストです。水を吸ってるのに吊るすと重さでどんどん伸びて寸法が狂うんです。 うちは物干しスタンドの上に寝かせてます。


着ぐるみの洗い方のポイント
1. 洗濯機は使ってもいいが裏返さず洗う
2. 乾くまで吊るさない
3. 冷風を送ってたまに毛をとかす


ということだそうです。 このツイートの9カ月後ぐらいに着ぐるみを迎えた訳だけど……。 誰に聞いたか曖昧ながら、裏返して洗濯とか……間違いばっかりだったなぁ(´;ω;`)


このツイートを知るきっかけになったプロの方の記事もリンクをお借りさせていただきます。

ヘッドは、一番慎重に扱わないといけないものですが、中にファブリーズなどの除菌&消臭効果があるものを少し多めに振りかけます、その後

サーキュレーター、または扇風機で風を当てましょう、1時間や2時間強すぎない程度の風力で乾かすといいでしょう。

足は、基本中敷きで匂いを極力つけないようにして、中敷きを洗い、除菌・消臭スプレーでメンテナンスをします。毎回綺麗な中敷きをしますが、靴本体が臭くなり始めた場合、普通の靴と同じで洗って大丈夫だと思います。 乾かすのに時間が掛りますし、何かあっては大変なので、しっかり空気循環の良いところで、送風を当てながら、乾かしてください。何時間もしていたらどんなものも綺麗に乾きます。

とのことでした。 質問があれば直接コメントか、ワグーちゃんのTwitter宛へどうぞ。 ※これからもちょっとずつ知識を更新出来るよう頑張ります!

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