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私が「シマリスカフェ」さんを推す理由(1)

昨年2月、東京・亀戸にオープンした「シマリスカフェ〜アースのおみせ〜」さん。

先日、12月18日に日テレ『ぶらり途中下車の旅 』で地上波テレビ初登場しました。おめでとうございリス!

番組でも店内の様子やオーナーさんのお考え等が限られた時間内でポイントを抑えて紹介されているので、ぜひご覧いただきたいです。

テレビでは放映済みですが、今ならネットやアプリで無料で観られます。
https://tver.jp/lp/f0068227
12月25日(土) 09:24 終了予定だそうです。

初めてお店を知る方も増えていそうな機会なので、シマリスカフェさんを推したい理由を挙げてみます。

以下、個人の感想や見解です。
お店のいちファンであり、リス作家としてグッズ販売などでお世話になっていますが、なるべく事実に沿って記載しておりまリス!

より詳しい情報は公式サイトをご覧くださいませ。

https://chipmunk-cafe.com/

【お勧めポイント】
・その1:「シマリス・ファースト」だから日当たり良好!

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なんと言っても、これに尽きます。
店名の「アースのおみせ」とは、オーナーさんの愛リス、アース君に由来しています。
オーナーさんは元々、「アースのなかま」というハンドルネームで、ネット上でリス情報を発信してくださっている、界隈では有名な飼い主さんです。

シマリスの飼育をきっかけに、リスの飼育仲間や情報は身近には少ないことに気付き、リスについて知ってもらう場、興味がある人が情報交換できる場があれば、と思ったそうです。(意訳、公式サイトやテレビ配信で、オーナーさんの正確なお言葉はご確認くださいませ。〕

ペットの中でも扱いが難しい動物、幼い個体は人目に触れさせるには向かないこともあり、まずはリス達を数年掛けて育てるところから、着実な準備期間を経て始められたお店です。

カフェの物件も日当たり優先で選ばれた等、リスさん達に配慮されています。

*シマリスは適度に日光を浴びないと病気になりやすいのです。

・その2:今までにない動物カフェ


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シマリスをメインとした「動物カフェ」は日本国内初だそうです。

シマリスは素早く動き回る小さな動物、首輪やリードも事故につながりやすいため着けられず、「猫カフェ」のように店内を自由に行き来させると危ないです。

基本は一頭にひとつのケージ飼いで、飲食スペースとリスのスペースをきっちり分ける等の工夫で初めて実現されたカフェです。

通常、動物カフェというと、賛否両論、批判が集まるお店もあり…手放しでは、どの動物カフェもOK!とは言い難い現実があります。

特に動物の飼い主さんや詳しい人から見ると、飼育環境は適正か、利益優先で動物の扱いが悪くなっていないか等、様々な点が気になります。

シマリスカフェさんは、飼育方法を工夫されていて、リスの飼い主さんや動物好きさん等に支持されています。

昨年、オープンして1ヶ月程で厳しい世情となり、休業も余儀なくされましたが、全国から励ましの声やリスの餌などの物資が沢山届いたそうです。

動物界隈には様々な考え方を持つ方々がいて、皆さんのご意見が全く同じということはないかと思いますが。
自分が知っている範囲の、リスの飼い主さん達の多くが応援しているお店です。

・その3:「ふれあい」がメインではない

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動物カフェや動物園には「ふれあい」を謳っている所も多いです。
動物の種類や方法にもよりますが、シマリスの場合はかなり注意が必要です。

リス園(=リスのみがいる動物園、または動物の一画がリスのコーナーになっている等〕という施設は国内に沢山あります。
シマリスがすぐ近くまで寄ってくる園もありますが、事前にいくら注意事項を伝えていても、シッポを掴んでしまう、リスを踏んでしまう等の悲しい事故がゼロにならないそうです。
餌やりができる園もありますが、禁止されている食べ物を勝手に与えようとする人がいるとか、入れる人数が多いとマナーが問題になっている園もあると聞きます。
*リス園にはリス園の良さもあります、念のため。

シマリスカフェさんでは、基本はケージ越しの観察がメインとなります。

オプションで餌を手渡しできる「餌やり体験」と、お客様一組ずつを別室に案内しての「手のり肩のり体験」があります。

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どちらも、事前に手を消毒し、スタッフさんの丁寧な説明があります。
特に手のり体験は、お客様一名だけが座った状態で、スタッフさんが手にリスを乗せてくれて、ずっとスタッフさんがすぐ近く付いてくれているので、安心感があります。

「リスの手のり」は餌やりできるリス園でも可能な場合もあり、北海道、新潟、岐阜等にはシマリスに餌やり可のリス園があるものの、東京近郊にはないと思います。
埼玉の「りすの家」にはシマリスがいますが、餌やり不可なのであまり寄って来ず、遠くから観察する感じです。
吉祥寺の「リスの小径」はニホンリスがすぐ近くまで来ますが、餌やり不可で触れることも推奨されていません。
「町田リス園」は餌やりができるものの、リスの種類が大型のタイワンリス(クリハラリス〕。犬に例えたら大型犬と小型犬くらい違うような⁈

リス園もそれぞれに特徴があり面白いので、いろいろと行ってみて、カフェとの違いを楽しむのもお勧めです。

・その4:特製ケージがすごい!

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シマリスをケージで飼育する場合、一頭にひとつのケージが必要となります。
身体が小さいから何頭か一緒でいいのでは?と思われそうですが。
シマリスは繁殖シーズンの親子以外は単独で行動する生き物。
縄張り意識が強く、ケンカしたり、最悪の場合、殺し合いになることも⁉︎
しかも運動量が多いので、広めのケージが必要です。

シマリスカフェさんでは、オーナーさんが考案し制作している特製ケージを使用。
ケージ内だけでも運動しやすい高さと大きさです。
巣材をたっぷりと入れた潜れるコーナーもあるので、穴を掘る習性も見られます。

市販品よりも相当大きく、リスも観察しやすいので、このケージが欲しい!との要望もあるそうですが、現時点では販売されておりません。
市販のショーケースを独自に改造したもので、手間や費用もかなりかかるのと、制作時に広いスペースも必要だそうです。

…すでに文章が長くなってきましたが、まだまだお薦めポイントはあります。

シマリスたちの個性や、美味しい飲食メニュー、スタッフさんとのリスについてのトーク、リスグッズ販売など、見どころいっぱいの楽しいお店です。

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今回は、4つのお勧めポイントの紹介でした。
続きは、またの機会に。

シマリスカフェ〜アースのおみせ〜
https://chipmunk-cafe.com/

東京都 江東区亀戸6-57-22 平塚ビル3F
最寄り駅 JR亀戸駅・東武線亀戸駅 道順 JR亀戸駅「東口」より徒歩1分
電話番号 03-5875-2330
営業時間 10:00 ~ 19:00 ラストオーダー18:30

ご入場料+ワンオーダー制。
おやつ・手のり体験は追加オプション。

定休日は月・火が基本、変更もありますので、お店のサイトやTwitter等でご確認くださいませ。


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