枯らす女

実家から同じくプランターに分けてもらったミニトマト。姉宅では食べるのが追いつかないのに、わたしは枯らす。

サボテンすら枯れる。

子供達の朝顔、プチトマト、ゴーヤも全滅。

職場でわたしが活けた花だけ枯れる。

もはやネタなぐらい枯れます。

子供の頃から理科の観察のとき、自分だけ朝顔の芽が出ない、ひまわりが双葉にならない(予備を分けてもらう)、ひとりだけチンチクリンなチューリップが生える、と呪われレベルです。
みんなと同じくやって、なんなら近くの子が手を貸してくれてもです。

枯らす女と異名がついていましたし、現在進行形です。

今のマンションのベランダ。壁一枚お隣はベトナムからの研修生でたわわなハーブが生い茂っています。

でも我が家の植木鉢のパクチーはカラカラ。

まさしく隣の芝生は青いってやつ。
誰も否定できまい。

本当は青じそ、バジル、パクチー、パセリ、プチトマトぐらいは育てたいんです!高校生弁当に入れたいですし…

でも、それを言った時点で家族が大笑いするほどに枯らします。

今、なかなか手に入りにくい山椒は実家や伯母に送ってもらっていて、伯母が山椒をある程度大きい鉢植えにしてくれています。
こちらに遊びに来る機会があれば持っていくね、と。

山椒が勝つかわたしが勝つか。みんな面白がっています。

別に笑いをとりにいきたいわけでもないのに幼少時からこの調子です。

世の中、こんな人間もいますので、役には立てませんが元気出してください…

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