フリーアコモデーションとは？

日本では、まだ馴染みのないこの制度ですが、簡単にいうとホステルやホテル、ゲストハウスなどに無料で宿泊しながら宿泊している施設の業務に従事する制度のことを言います。稀に、宿泊料のみならず宿泊している際の食事なども無料で提供してくれる施設もあるようです。

海外パッカーなどお金がないけど、宿泊する場所も食べるものも欲しいという人に人気で旅をしながら、働くことの代表格として利用されている仕組みかもしれません。

フリーアコモデーションの問題点

国内では、フリーアコモデーションによって逮捕者が出てしまっている事例もあるようです。日本国内で、外国人がフリーアコモデーションを行う場合は就労ビザが必要になっており、その就労ビザを取得せずに働くことにより法律違反になり逮捕者が出ているようです。

海外では特に問題がないものですが、日本でフリーアコモデーションを行う場合、宿泊する外国人旅行者が就労ビザを持っていない限りは法律違反となります。この場合は外国人を働かせた宿泊施設側は出入国管理法違反（不労就労助長）、働いていた外国人側は出入国管理法違反（資格外活動）の罪に問われる事となります。こうしたケースで、今年10月11日には東京、大阪、京都、北海道などでホステルを経営する会社社長、責任者ら3名と、不法就労をしていた中国人、マレーシア人の女性の2人の計5名が逮捕されています。ーHP抜粋

日本での利用例

日本でのフリーアコモデーションの利用例としてよくあるのが、就活の際に上京していて、その滞在費を浮かすためにホステル、ホテルで働きながら就活をするといった活用方法があります。

実際、宿泊したホステルの中には「フリーアコモデーションなんです」と話すスタッフの方もいたので、まだまだ普及していないだけで利用している方はいるようです。

また、拠点生活をするような人たちも様々なホステルなどにフリーアコモデーションをして、宿泊し生活しているという話も聞くことがありました。これから、日本でも一般的になっていく仕組みの１つかもしれません。