《インド発ホテルブランドOyo Rooms》

サービス内容は、至ってシンプルでセールスポイントがあまり無い無名のエコノミーホテルを自社ブランドに取り込み、再生していくのがOyo Rooms。

Oyo Roomsは提携するホテルから加盟料などは徴収せず、宿泊料金から一定のロイヤルティを徴収するシンプルな仕組み。なおかつ客室改装料を一部負担することで、スピーディーな提携先獲得に成功している。

Oyo Roomsがサービスを展開するインドでは、チェーン店では無いホテルの客室が180万室あるが、そのうちオンライン予約などに対応している部屋は、全体の2%となっている。

オンライン予約に対応していない独立系の施設の稼働率向上を支援し、Oyo Roomsの自社ブランドに加わることで民泊などに押され気味の状況を打開しようとしている。

日本にも、独立系の宿泊施設が多く誕生しているが、チャーン店の参入によって経済的に存続が難しくなる様な状況や価格競争が生まれている状況が出てきている。独立系の宿泊施設にこそ標準化されていない体験があるのでぜひとも生き残って欲しい。

またインドにいく機会があるかは、分かりませんが宿泊施設の稼働率向上と消費者への認知は、重要な様子。