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第63話 結果論で話す人になるな


現在大学四年生の僕には、たくさんの後輩がいてその後輩たちはがっつり就職活動を始める時期に入る。

自分自身就活を三年生の夏から始め、四年生の4月には内定先が決まっており就活を頑張ったか頑張ったいないかのどちらかに分類するならば前者の方に入ると思っている。

なので、後輩からも就活の相談をよく受けるのだが正直毎回困ってしまうことが多い。

自分自身先輩にアドバイスを求めたりしたことがあったのだが、今考えてみると実際に参考にしたということは、ほぼなく自分で探し求めて手に入れた情報ややり方でやってきた。

というか、その方が自分の中で説得感と納得感があった。

就活で、先輩の意見は聞いた方がいいという意見も聞くがこの意見にはどうしても賛同できない。

題名にもある通り、どんな人物でも結果論でしか話すことができずその結果に至るまでにやったことを話してくれる人は少ない。

しかも、結果が出たあとに話すことなんて後付けもたくさんあるし、自分が一番納得したことを話しているのであまり参考にならない。

むしろ悪い情報になっているのではないかと思っている。

真摯に後輩のアドバイスをすることを否定するわけではないけど、全くもって自分と同じような性格で人柄の人なんて存在しないので全てを分かったようなアドバイスは、後輩の人生を台無しにしかねない。

結果を見せて誇らしげに話すだけではなく、結果に至るまでに過程を一緒に考えその子が一番納得できる、もしくはその子から自発的に考えを出せるという状態を作ってあげるのがいい先輩なのではないかと最近考えている。


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