”仕事とプライベートは別”という言葉は浸透していまして、この考え方こそが、仕事を辛くさせている根源なのではと思っています。

ただ、逆に好きを仕事にという考え方も極端すぎて受け入れることが難しいと思うわけです。好きを仕事にできる人なんて、好きなものの好きさも本気で普通に考える好きではなく、以上に好きなレベルまでいかないと仕事にはなりません。

仕事とプライベートを相対的な考え方だと最初から捉えすぎてしまうとプライベートを楽しむ為に仕事をするようになり毎週日曜日は、サザエさんを見ながら憂鬱な気持ちになってしまいます。

極端に分ける必要はない。

仕事とプライベートを分けている人にとって、仕事は黒・プライベートは白といった感じでしょうか。この色間の移動には、かなりのストレスとスタミナを使います。また、色が変化する為に頭の切り替えもかなり必要になってきます。

この移動によって起こるストレスやスタミナの消費が日曜の憂鬱な時間を作り上げています。では、どのように考えるとこのサザエさんを気楽な気持ちで見れるようになるのでしょうか。

その答えは、仕事・プライベートの間を近づける努力をすることにあると思います。黒と白ではなく、互いにグレーに近づくだけで仕事からプライベートへの色の変化も抑えることができ、プライベートから仕事へのストレスやスタミナも以前より抑えることができます。

好きを仕事にすることは、難しくても白をグレーに近づける。もしくは、黒に少しだけ白を混ぜてみるということはできると思います。しかも、色の混ぜ方は自分次第で多様に変化させることができます。

方法論をとくと言うわけではないですが、白対黒の構図から互いの色を近づけるグラデーションと言う考え方を持っているといつもの憂鬱や仕事のやる気も少しばかり変わってくるのではないでしょうか。