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#7 Course de la Paix #日本代表レース

UCI Nations Cup Course de la Paix 出場の為、
5月31日〜6月6日までチェコに行っていました🇨🇿

UCIを知ってる方は多いと思いますが、ネイションズカップとは?
と言う方が殆どだと思います。
簡単に言うと、ワールドカップみたいなものです。
なので、先ずは母国の代表選手になる必要があります。
日本は発展途上国なので、日本代表選手になるのは他の競技よりかは簡単だとは思います。
そこで我々の課題はネイションズカップでヨーロッパ諸国に負けない結果を残す事。

このネイションズカップは何戦かあるのですが、
このCourse de la paixはチェコの山々を舞台に4日間で行われる
山岳ステージレースです。

自分は細かいパンチのあるアップダウン、平坦が得意分野なので
狙う日とアシストに回る日でハッキリ別れている選手でした。
総合を狙う選手は毎日、気を張る必要があります。

初日はプロローグと言う短距離のTTでした。
特にこれと言って狙っていた訳ではないので、転ばない様に徹底しました。エアロポジションを取って、頭を下げていたら対向車が走っていてヒヤッとしましたね。

ステージ1
約100kmラインレースをした後、丘を含む11kmの周回を3周して
フィニッシュする計132kmで争われました。
獲得標高は約2000mなのでそれなりに登るのですが、
序盤の2つの登りをのクリアすれば、
その後はアップダウンの続く自分の狙えるレースなので
20位以内でゴールするのを目標に走りました。
結果的には18位で目標はクリアしたものの、
もっと上の順位を取る必要があった。

ステージ2
このレースのクイーンステージ
90kmほどラインレースをした後に、1000m越えの峠を含む周回を2周してからゴールする約140kmで行われました。
リアルスタート直後に激しくパンク、真っ直ぐ走れなかったので
スポークごと一緒に曲がったのかと思いました。
最初から角度の強い登りだったのですが、カーペーサーをして集団復帰。
後半に連れて、登りが激しくなるコースだったので前に上がって登り前に入ると今度はチェーンが挟まる。
その後の登りは集団の後ろでクリアしたので、前に上がりたいも自転車が重い。おそらく、スローパンク。
道も狭く、大事なセクションだったので完全に平らになるまでは、
コンティニュ。
最後の峠前の重要な登りの頂上で完全に平らになり、マビックのホイールを使用するも、本当にこれがクソでした。
この時代に10速のスプロケットに12-25、気圧は8気圧は入っていたと思います。
まともに走れない中、集団に戻ろうと思いましたが最後の峠区間に
集団は入っていたので前に戻る事は出来ず、マイペースでゴールしました。
ノートラブルで最後まで行っていたら、どれだけ勝負出来たのか知りたかったです。

ステージ3
この日もそれなりに登るコース。
170kmのラインレース、6本のGPM含む登り。
耐え抜いたら、最後はスプリントになるコースだったので耐え抜いて最後はチャンスを掴むレースになりました。
最初から調子の良さは感じていましたが、登りをクリアして行くごとに引きづられて行く感覚。
それは他のスプリンターも同じの様だった。
最後の2連続の山脈で集団から離れてしまいゴールには絡めなかったですが、同じ遅れたメンバーには平坦系のスプリンターが多かった為、下り終わってからの平坦はめちゃくちゃ速かったです。

一緒に遅れたメンバーでも、自分はまだ登れる方だったので
サバイバルレースになったら、勝ち目があると感じました。
何が違うかと言うと、彼らはステージ1でしっかり結果を残している事。
なので、自分ももう少し良い順位を叩き出す必要がありました。

でも、こうやって世界のレースに出場すると
何をしなければいけないか明確にわかるんですよね。
それを忘れずにどれだけ速く距離を詰めて行くか。
近頃、レースで勝ちたいと思います😘

レースで学校を休んでしまったので、
皆んなより練習も勉強も頑張らなければ。
また、文武両道生活に戻りたいと思います。

自分の活動に金銭的にサポートして頂ける方を募集しています。
是非、メッセージ宜しくお願い致します。

福田圭晃


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