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営業に弱い#福ログ【Vol.35】

私は、営業されることに弱い。営業が嫌いだ。

ウィンドウショッピングと題して、時折ショッピングセンターで、ぼーっとお店を回るのだが、店員さんに声をかけられ勧められると、服だろうと雑貨だろうと高い確率で買ってしまう。

だから、店員さんから逃げるようにして各店舗を回る。近づかれたら終わり。そんな危機感を抱きながら。

何故買ってしまうのかというと、その理由の1つは、自分自身が営業をやっていたからだと思う。

人にモノを売ることの大変さを知っている。

だから、目の前のその人が、今までどんなトレーニングをして、どんなストーリーで、この商品を私に売ろうとしているのか、ということに興味を示してしまう。

そして、なるほど、そういうストーリーでクロージングしてくるのか、と一連の流れを経て感心し、結果としてレジに向かってしまっていることがしばしば。

ストーリーが巧みであればあるほど、高い確率で購入してしまう。

ただ商品を紹介するだけではなく、こちらの状況を聞き、こちらの日常のシーンに合わせて商品を紹介し、買ったら良いことがある、ということをイメージさせてくる。そして、今しか買えないという具合のことを言って、購入させる。

これが営業力というやつだ。

寄り添う、手に入れたときの良いシーンをイメージさせる、いつ買うか今でしょ。

営業力のある人は、これらが上手い。

家に帰って、ああ、またやってしまった。と後悔する。欲しくなかったわけではないが、乗せられてしまったような感覚になる。上手い営業力に魅了されたと思う。

こうしてまた、店員さんから逃げ回るショッピングが始まる。

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