森といちごとムーミンと

北海道に住む大学院生。趣味は音楽、料理、農業、旅行、テニス、ゴルフ、たまーに読書。手作…

森といちごとムーミンと

北海道に住む大学院生。趣味は音楽、料理、農業、旅行、テニス、ゴルフ、たまーに読書。手作りカードやデザイン、アートにも興味があります。芸術に触れた感動や、日々思ったことをつづります。画像は大好きな画家、笹倉鉄平さんの絵。

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私が大学教授を好きになれない理由  ~「アルジャーノンに花束を」を読んで~

どうしても大学教授という人種を好きになれないと感じることがある。普通ならもっと仲良くなりたい、相手のことを知りたい、自分のことを知ってもらいたいと思えるのに、なかなかそうなれない。 どんなときに教授を好きになれないかというと 1.興味ではなく「わかっているかどうか」を確認する質問をしてくること 質問をしておいて、分からないなりに自分の考えを必死に答えると、それを否定して持論を述べる…なんて、「もう絶対答えるもんか」と思ってしまうような流れになってしまうこともよくある。

    • ガパオライスでタイ気分♫

      なすとピーマンを消費するために、今日のランチはタイ料理のガパオライス。 なすとピーマン、たまねぎと豚肉を炒めてナンプラーとオイスターソースで味付け。 使ったナンプラーは成城石井で購入したこちら。 フライパンに注ぐと、魚の匂いと屋台の匂いが混ざったような独特な香りがぷーんとしてくる。 ここに、大好きなナッツを投入。ミックスナッツの袋の上からピザを伸ばす棒でたたいて砕く。 投入! 別のフライパンで、目玉焼きを作る。フライパンに卵を入れてから火をつけて、蓋を開けたまま強

      • ~ちっぽけな存在になる~

        自分の行動を決める要素 ここ最近、自分の行動を決めるのはなんだろう?と、考えるようになった。役に立つかどうかなのか、それとも自分が楽しいかどうかなのか。私は、自然と前者になってしまうことが多いが、最近は、後者を意識することにしている。 社会の役に立つ人間になろうとすること 役に立つかどうかで判断すると、自分が役に立たないと感じたときに苦しくてつらくなる。社会貢献できているかどうかで自分を評価すると、ちっぽけな自分に嫌気がさして、もっとBigな存在になりたい、もっと社会に

        • 村田沙耶香「コンビニ人間」 ~人間の本質を痛いほどに思い知らされる~

           主人公であり語り手である「古倉恵子」は、36歳、コンビニバイト歴18年の女性。週に5日コンビニに通う。就職か結婚という形で社会と接続するということが「普通」であり、そうではなくコンビニで働くことで社会と接続している自分は「普通」ではないと、周りの人からの指摘で自覚する。感情がなく、社会を冷ややかに客観視する彼女を、家族や周りの人は「治そう」とする。主人公が語る社会や社会との接続の仕方、「普通の人間」になろうとする姿が詳らかに表現され、人間の本質を思い知らされドキッとする場面

        私が大学教授を好きになれない理由  ~「アルジャーノンに花束を」を読んで~

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