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【乃木坂46】やっぱり、アンダラって最強なんだな。【アンダーライブ2021】

2021年5月26日、約5ヶ月ぶりに開催されたアンダーライブ2021。前回のアンダラは有観客で行われたが、今回のアンダラは横浜アリーナを会場に、無観客・配信で行われた。

今回のアンダラで、2期生の伊藤純奈と渡辺みり愛がラストライブとなった。2人同時の卒業発表から10日ではさすがに心の整理がつかなかった。そんな今回のアンダラを振り返る。

【セットリスト】
影ナレ:理々杏、楓、吉田
M1:錆びたコンパス
M2:風船は生きている
M3:My rule(純奈センター)
M4:ここにいる理由
【リクエスト企画】
M5:Route 246(中村センター)
M6:僕の衝動
M7:Out of the bule(北野センター)
M8:Willdness world(和田センター)
M9:心のモノローグ(寺田、鈴木)
M10:自由の彼方(楓センター)
M11:まぁいいか?(北野、渡辺(宇宙兄弟))
M12:13日の金曜日(向井センター)
M13:硬い殻のように抱きしめたい(中村ソロ)
M14:白米様(吉田、寺田、和田(田んぼユニット))
M15:ショパンの嘘つき(歌→純奈、ダンス→渡辺)

M16:嫉妬の権利
M17:滑走路
M18:日常
M19:自惚れビーチ
M20:口ほどにもないKISS
M21:誰よりもそばにいたい

【アンコール】
〔卒業する純奈、みり愛からご挨拶〕
EN1:三角の空き地(純奈リクエスト)
EN2:君が扇いでくれた(渡辺リクエスト)
EN3:乃木坂の詩

【アフター配信】
AF1:ひと夏の長さより
〔メンバーから卒業する純奈とみり愛へメッセージ〕
AF2:羽根の記憶


ど頭から新曲「錆びたコンパス」からスタート。力強いメロディーにいきなり心を揺さぶられた。その後は卒業するみり愛のセンター楽曲「風船は生きている」と、純奈センターで「My rule」を披露。「My rule」の間奏明けで、純奈が階段から1人降りてくる演出は、純奈の卒業を後押しする演出なのかなとも考えられる。

その後は、ファンからのリクエスト企画に。9thバスラ3期ラで注目を浴びた中村麗乃センターの「Route 246」から始まり、伊藤理々杏が最後にキメ顔を連発する「僕の衝動」(今回のアンダラでは10個くらいキメてた。笑)、乃木坂工事中の2期生ハウス(21.3.28OA)で楽しくネコパンチダンスを踊っていた2期生の「Out of the bule」に、和田まあやがセンターの「Willdness world」は新鮮さがあってよかったし、その後の「心のモノローグ」は寺田・鈴木ペアが本家の白石・西野ペアにも負けない安定感を生み出し、「自由の彼方」では、センターに入った佐藤楓が力強いパフォーマンスを見せ、「まぁいいか?」では、北野・渡辺の「宇宙兄弟」が宇宙兄弟らしいイチャイチャも見せながらファンを魅了し、「13日の金曜日」では曲が進むにつれ、ジャージメガネ姿の向井葉月を寺田蘭世がコーディネートして最終的にはおしゃれにするという、向井の特性(?)を生かした演出を見せ、そこから一変して、「硬い殻のように抱きしめたい」では、しっとりバラードを聞きたいというファンのリクエストに応え、中村のソロが横アリだけでなくファンの心にも響いた。その後は吉田綾乃クリスティーをリーダーに、寺田蘭世、和田まあやの3人からなる「田んぼユニット」(名前に田がある3人)で、白米様を楽しくやったかと思えば、卒業する純奈とみり愛の2人の長所を生かした「ショパンの嘘つき」は迫力ある見応えがあるものだった。余談だが、3月に行われた9thバスラ1期ラのアンコールで、1期生8人が披露した楽曲に「ボーダー」があったのだが、そこにおいて純奈のパートを歌っていたのが生田絵梨花であった。純奈推しの私にとってはそれだけでも感激したのだが、今度は生田が参加している楽曲に純奈がソロで歌い切ったのを考えると、純奈から生田へのお返しだったのかなという推測もできる。

リクエスト企画後はアンダー楽曲のオンパレード。「嫉妬の権利」、「滑走路」「日常」「自惚れビーチ」「口ほどにもないKISS」の5曲を立て続けに披露。これぞアンダーというパフォーマンスを見せた。
 本編ラストは「誰よりもそばにいたい」。座長の山崎怜奈の一言が身に染みた。

「なんでもない私たちを見つけてくれてありがとう」

いやいや、感謝すべきなのは私たちなのです。皆さんに出会えてなければ、乃木坂に出会えてなければ、今の自分はいなかったのだから。ここで改めて。

アンコールは、純奈とみり愛からの卒業のスピーチでスタート。私はみり愛のこの言葉に心を掴まれた。

「メンバーはアイドルだけど、ひとりの普通の女の子。いつここから去るかわからないから毎日推してあげてください。後悔ないように推してください。」

なんともみり愛らしい一言であった。私たちファンは「推しは推せるときに推せ」というスピリットをいつでも心に秘めなくてはいけないんだと改めて実感した。

アフター配信は、過去のようなゆるい雰囲気ではなく、いきなり「ひと夏の長さより」からスタート。卒業ライブでは恒例になった、卒業メンバーにメンバーが駆け寄る演出が見られた。そこで、大泣きする和田まあやを見た純奈とみり愛は、大爆笑であった。まあやらしいなぁ。笑
アフター配信本編は、卒業する2人へ向けてメンバーからの言葉。メンバーもファンも涙の連続であった。
アフター配信の最後を飾る曲は「羽根の記憶」。この曲の最後にはこんな歌詞がある。

まだ眠る 可能性 無限大だ

乃木坂では縁の下の力持ち的存在であった2人。それぞれ素晴らしい武器を持っている。乃木坂を旅立っても2人が爆発する可能性は秘めている。その可能性は無限大であるということ。それらをこの歌詞が教えてくれたし、乃木坂を旅立つ2人にとってはぴったりの歌詞になったことは間違いないだろう。

アンダラが終わって…

アンダラが終わった今、ものすごい抜け殻感になっている。それは、過去2回参戦したアンダラの時も同じだった(2019幕張、2020武道館)。それだけアンダラというものに私は打ち込めているんだなと思う。表題曲には参加できないメンバーだからこその力強さ、そしてアンダーというポジションを嫌わずに自分の強みにしているメンバーを見て、私たちも燃えることができるんだなとつくづく思う。さらに今回はそのアンダーを支えてきたメンバーが2人卒業するということも相まって、その思いはさらに強くなった。それはメンバーもファンも同じ。画面越しではあるが、同じ時間を共有できただけで私たちは幸せなんだなと思う。

おつかれさまでした。次回はまた現地でアンダラが楽しめることを祈っています。

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