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回転ニュース1月号_データエンジニア_ヨネ(米村)インタビュー!Myデスク紹介、サンクスメッセージ、今月のお誕生日など

こんにちは!広報の斉藤です。あけましておめでとうございます✨年末年始はいかがでしたか?筆者は年末に毎年恒例の「DAIBAKUSHOW 2023」を見に行って、推しの芸人「見取り図」を拝みリフレッシュしました。今年も弊社をよろしくお願いいたします。

この回転ニュースは「フルカイテンの”人”がわかる!」をテーマに運営しています。これから弊社は事業の成長に伴い、沢山の仲間が入社するだろうと思います。社員が増えれば、「どんな人なんだろう?」や「みんな何を考えているのかな?」などと思うことも増えるのではないでしょうか。どんな時でも目線を合わせやすいように、この社内報が一助になればと思います。それでは、スタート!


第25回_個人インタビュー「ヨネ」

左:ヨネ(米村)右:筆者(斉藤)

今回の個人インタビューは、ヨネ(米村)です。2022年12月にデータエンジニア(以下、DEと表記)として入社し、お客様から連携いただいた商品マスタや売上データなどをFULL KAITENのデータレイアウトに変換する処理の設計と実装や、お客様に用意して頂いたデータが必要な項目を保持しているかなどのチェックも行っています。

今回はヨネに、FULL KAITENのトライアル契約が増えたことで自身の業務にどのような影響があったかや、尊敬している社員、趣味なども聞きました。FULL KAITENのデータ連携から実装までにはどのような課題や改善点があるのか分かる記事ですので、最後まで楽しんでいただけると嬉しいです。

FULL KAITENトライアル契約増加に伴う課題

【斉藤】今日はありがとうございます!先日、弊社のビジネスチームが月末に開催しているBiz共有会で、データコンサルタント(以下、DCを表記)のユーミンがDCの業務進捗の報告をしていました。その際にユーミンから「ヨネが短期間でデータ連携の設計・開発をしている!」というハイライトを聞きました。FULL KAITENのトライアル発注の増加でDCリソースが不足する中、ヨネがDC業務も巻き取ってスクラム志向を発揮しているのが素晴らしいと思いました。

【ヨネ】ありがとうございます!個人的には私がDCからDEまで一気通貫していることはあまり喜ぶべきことではないと思っています。

【斉藤】えぇ!何故でしょうか?

【ヨネ】弊社は各職種が専門的なスキルを発揮して、組織で製品の開発、販売、広報などをしていると思います。
開発チームでいうと、スクラム開発を実践しておりチームワークを重視しています。しかし、FULL KAITENのトライアル契約増加に伴い、データの設計と実装のスピード感が必須なため、私がDCの業務も巻き取ることで、コミュニケーションコストを省く方法で業務を回しています。現在は、『お客様と話す→要件定義、設計→DI・DC引継ぎ→開発』を全て私1人で行っていますが、これはチーム開発とはほど遠いものになるのではと危惧しています。

【斉藤】なるほど。現在はFULL KAITENのトライアル契約が急増している為、例外的な対応が必要なフェーズですよね。

【ヨネ】そうですね。私一人で設計から開発まで行うのは、目指している組織とは別の方向だと思います。だからこそ、それぞれの分野で専門性を高めて、効率化を進めていく必要があると思います。現状、私が一人で設計から開発まで行っていることに、周りの社員が慣れてきているのも良い事ではないと思っています。その人しかできないことをいくら極めても属人性が高まってしまうからです。

【斉藤】再現性を上げて事業を拡大していくフェーズなのに、属人化するのはよくないですね。

【ヨネ】そうですね。私は今まで人事や会計SaaS導入に際しての保守、運用などのコンサル経験があるのですが、この時にお客様とやりとりしながら要件定義をしていた経験があります。
要件定義の際には、お客様が見たい帳票のアウトプットや、どのような数字をどのようなタイミングで見たいのかもヒアリングしてそれらを実現できるようにしていました。経験があるから一気通貫した対応ができますが、本当は実装がどうであるかを知らないと、設計をするのは難しいと思います。逆もしかりです。なぜなら、FULL KAITENがどのように作られているのか知っていないと、何を明確にすべきなのか分からず芯を食った開発ができないからです。

課題を解決するには業務の『パターン化』を進める

【斉藤】前章で課題を伺いましたが、どのように打開できると考えていますか?

【ヨネ】結論、何度も行う業務の『パターン化』を進めることで打開できると考えています。そう思った理由として、弊社は採用の時点で各部門で必要なスキルが明確になっていますし、各人もそのスキルを持ち合わせていますが、データ連携の観点でいうとコミュニケーションコストがかかってしまっていると感じる場面があります。データ連携の設計図があるとして、「ここはどういう意味なんだろう?」と何度も質問したらタイムロスにつながります。

例えば、市販されている家具は説明書を見たら組み立てられますよね?その説明書に空欄があることは無いと思います。しかし、私がDEとDCの業務を一気通貫で行う中で「自分が理解できる言葉で設計図を書けばいい。」と判断したら属人化がどんどん進むと思います。

【斉藤】書き手しか理解できない内容だと、解読するのに途方もない時間がかかってしまいますね。

【ヨネ】はい。誰が読んでも同じ解釈になるように書く必要があります。狭い視野で「データはこうだろう」と判断するのではなく、Aパターン、Bパターン…と様々な事態を想定して設計図を書くと、不測の事態にも素早く対応できると思います。

【斉藤】そうですね。この章の冒頭で話していた、パターン化について詳しく教えて頂けますか?

【ヨネ】DEチームではパターン化が進んでいます。例えば、FULL KAITENトライアル契約の新規案件があった場合に使うデータ処理の流れなどをまとめたテンプレートを用意しています。これにより精度も速度も上がっていますが、改修する時に一番効果を発揮します!

改修することで影響する範囲がどこなのか断定するのを探すのは、かなり大変です。そこを判断しやすいテンプレートになってるので、予期せぬ影響はあまり起こりにくい作りになっています。

データ連携でもこのようなテンプレートを作ると、会社全体にとってよい影響があると思います。

尊敬している社員

尊敬する社員は、同じDEで運用グループマネージャー・Y(横井)さんです。
Yさんの献身的なところがすごいと思っています。

弊社のカジュアル面談を受けたときにも感じましたが、Yさんは誠実さと思慮深さ、そして温かさを兼ね備えていて、とても信頼・安心できる方です。

左:Y(横井) 右:ヨネ 弊社の親睦会にて

りふれっ趣 プライベートの過ごし方を教えてください

休日は家族と過ごしています!

家族で沖縄に行った時の写真
家族で訪れた沖縄のビーチにて

私はゲームが好きで、特にFPS(ファーストパーソンシューターの略称。シューティングゲームのこと)が好きです。最近は、スプラトゥーン3をよくプレイします。

与えられた課題を参加者がプログラミングで解決する競技である、競技プログラミングにもハマっています。

土日は競技プログラミングのコンテストに参加し、平日は仕事が終わった後に過去問を解いたりしています。
「AtCoder」という競技プログラミングコンテストサイトを見て、どのコンテストに参加するか決めます。

このコンテストへの参加が普段の業務にも活きており、手前味噌ですが、業務が速くなったのはこれが関係していると思います。

ちなみに最近、SQLのコンテストで優勝しました!1位の「hiraku」がヨネです。

将来はどんな生活を送りたいですか

具体的なプランは無いのですが、退屈なのは嫌なので生涯にわたって面白そうなのことを見つけていきたいと思います。

大学生の時は囲碁にハマって、そこから7年ほど囲碁にのめり込み囲碁5段の実力がありました!当時は囲碁の本を100冊以上持っていました。

しかし、囲碁AIの『アルファ碁』が人間に勝ったというニュースを聞いて、囲碁をやめました。囲碁は勝ち筋の綺麗さも醍醐味なので、「これが強いと言えるなら面白くないな。」と思ったからです。

その後は、コンピューターで電子工作を作ることにハマりました。その辺からプログラミングが趣味になりました。

私の職歴からも、常に新しいことを求めていることが分かると思います。

一社目:金融系の営業

二社目:鉄鋼メーカー子会社の販売商社で経理を担当。経理部で毎月実施している月次の締め作業などの業務を、趣味のプログラミングで自動化

三社目:人事や会計SaaS導入に際しての保守、運用などのコンサル。この時期も独学でプログラミングをしており、この時点でSQL(※)を書けていた
(※)Structured Query Languageの略。SQLはデータベース言語の一つで、データベースの定義や操作を行うことができるもの

四社目:初めてエンジニアとして転職し、SaaSプロダクトの開発経験を積む

このように、常に新しいことにチャレンジして面白いことを探求し続けています。

取材後記

取材の冒頭にヨネから「個人的には私がDCからDEまで一気通貫していることはあまり喜ぶべきことではないと思っている。」と言われたときは、どういうことなのか分からず目が点になりました。

話を聞くうちに、自分が見えていなかった課題と打開策も分かり、ヨネが勇気をもって話してくれたことに感謝したいと思いました。

事業と組織の拡大と比例して様々な課題が発生しますが、ヨネのように課題だと感じたことを声に出して発信することの大切さを再確認したインタビューでした。


Myデスク紹介

2024年1月から始動する新コーナーです!弊社はフルリモートで運営しており、拠点によって出社日がありますが、基本的には在宅で仕事をしています。このコーナーでは、自分のデスクのこだわりやお気に入りポイントなども写真を交え紹介します。記念すべき初回は、データサイエンティスト・サニー(井上)です。

データサイエンティスト・サニー(井上)

サニーこと井上晴幾です。あっちゃん(斉藤_筆者)から以前「社内報にどんな企画があったら面白いか?」と聞かれた時に「デスクツアーなんて良いんじゃないですかねー。」と言ったら、言い出しっぺが先陣を切ることになりました。本日はよろしくお願いします。

サニーのデスク

こちらが仕事環境になります!手に届く範囲に必要なものだけおいて、PCを触るか本を読むかしかできないような環境にしています。

仕事用PCはMacBook Pro M2で、モニターにはウルトラワイドモニター1枚を使用しています。画面をカチャカチャ自分で切り替えるのが嫌なので、もう一枚モニターを増やそうかと悩んでいます。また、iPad miniを右手に配置して、Slack通知等にすぐに気がつけるようにしています。

モニター上の棒状のものはスクリーンバーと呼ばれるライトです。とても目に優しいのでおすすめです!こちら、最近部屋の蛍光灯が切れてしまい、夜に画面を眺めるのが辛くなったので購入しました。新しい蛍光灯を買えって話なんですが、まだ時々灯りが着きます。死にかけの蛍光灯を見ながら、風前の灯ってこういうことをいうのかなーなんて考えています。

キーボードはHHKB Professional HYBRID Type-Sを使用しています。エンジニア界隈では有名な癖強高級キーボードです。昔は頻繁に腱鞘炎になっていたのですが、このキーボードを使い始めてからはすっかり改善したので良い買い物をしたと思っています。

マウスは昔からトラックボールマウスを使用しています。こちらも手首を動かさなくて良いので気に入っています。なんなら膝の上でも使えます。

デスク右手にある出窓を書籍エリアにしています。書籍はほとんど左に写り込んでいるスキャナで電子化しているので、ここにあるのはほんの一部です。

技術よりは理論の方が好きなので、理論系の本が多いです。理論自体が仕事に直接役に立つ場面は少ないのですが、データを眺める時の直感力は磨かれている気がします。分析方針やプロジェクト計画を考える時も、理論は心強い味方です。

DSではドメイン知識も非常に重要なので、実務家向けの書籍も選り好みせず読むようにしています。とはいえ、書籍よりCSが開催してくれている社内勉強会の方が何倍も勉強になっています(この場を借りてCSメンバーへ御礼申し上げます。いつもありがとうございます!)。


サンクスメッセージ

「ありがとう」を伝えたい相手に、サンクスメッセージを贈るコーナーです。今月は労務・総務の、はまちゃん(原田)からサンクスメッセージです!

はまちゃん(原田)

経理チーム くっきーさん・はっちへ
会社として初めての取り組み、社内規程改定や業務フローの仕組み作り、契約書対応まで、どんな仕事にもチャレンジして行けているのは、経理チームのお2人のお力添えのおかげです。心の底から信頼できるメンバーです。いつもありがとうございます!

左:くっきー(久木_経理)
中央:はっち(八田_経理)
右:はまちゃん(原田_労務/総務)

社外監査役 西尾さんへ
規程整備や社内ルール改定で迷う時、実務の観点だけでなく会社や従業員のキャラクターも踏まえてアドバイスを下さったことで、自分自身の視座が上がったと同時に、就任されて間もないのにそこまで把握されていることがすごいの一言でした!何も固まっていないざっくりしたことから細かなところまで、相談に乗っていただきありがとうございます。フルカイテンのルール作りには、西尾さんの視点が不可欠です。これからもよろしくお願い致します!

社外監査役・西尾さん

西尾さんを取材した記事は、こちらからご覧になれます。


回転書店

自分が好きな本や、最近読んで面白かった本を紹介するコーナーです。
今回はプロダクトオーナー・次元(山口)が「ハリー・ポッターと賢者の石」を紹介します。

長女が来年小学校に入学するので、自分の小学校時代にドハマりした本を読ませたいなあと思い最近思い出したので紹介します。

たしか小学校3年生の時に日本に上陸してきた本作品。
活字が嫌いで漫画ばかり読んでいた自分が、初めて触れた小説でした。
読み始めた1ページ目から面白すぎて、寝落ちするまで読み続けてたことを覚えています。
今まで読んだどの本よりもクリアにイメージがわいてきて、2~3日で読み切ってしまいました。

また、この感動をより強烈にしてくれたのが2年後の映画化でした。
読んで映像化したイメージを崩さず、細部に至るまで完璧に再現されていて感動しました。

長女が同じ本で同じように心動かされてくれるかは分かりませんが、こうした感動と出会える手助けをしてあげたいと思います。

みなさんも童心に帰って読んでいただけると幸いです。
英語原文もすごく読みやすいので、英語の勉強がてら読んでみるのもおすすめです!


CEO瀬川一家の長野移住日記

2022年10月末に弊社CEO瀬川一家が、本社を構える大阪市から長野県伊那市に移住しました。毎月、日記形式でその様子をお届けします。執筆は瀬川の妻でフルカイテン社員のあみ(宮本)さんが担当しています。

長野県は寒くなり、本日の最高気温はなんと0度です!雪が降っております。
そんな中ですが、今はりんごが美味しい時期なんです!

今年はふるさと納税でりんごの木のオーナーになってみました。
11月、20kgのりんごを収穫しに行きました。
美味しいりんごの見分け方を農園の方に教えてもらい、家族でどんどんもぎ取っていきます。20kgのりんごはトラクターに乗せて自分達も一緒に運んでもらいます。

右:弊社代表・瀬川
20kgのりんごと家族4人を乗せてゆっくり走るトラクター

大阪にいる家族や友達に配送する梱包も自分達で行いました。りんご一つひとつを緩衝材で包んでいきます。配送直前に娘が全部ひっくり返すというハプニング(笑)。
子供達にとっても良い経験です。

全国からりんごの木のオーナーが収穫に来られていました!ただりんごを購入するよりも、自分で選び、はしごに登って収穫したりんごには愛着も沸き、美味しさ倍増です♪
フルーツの町「松川町」は果樹園があたり一面に広がり、その景色は圧巻です。広くてくつろげる温泉も宿泊施設もありますよ。

松川町から見える夕焼けのアルプス

ぜひサイトも見てみてくださいね!


今月のお誕生日

今月は3名います!それぞれコメントをいただきました。

あかねぇ(杉山)_カスタマーサクセス
アラフォー最後の年になりました。
最近は子供たちも成長してきて忙しくなり自分の時間が増えたので、昨年始めたキックボクシングと筋トレで引き続きどんどん体を鍛えていこうと思います。
今年はキックの威力を増してマススパーに挑戦したいです。

あかねぇ(杉山)

きもっちゃん(木本)_テクニカルサポート
去年は健康診断で要精密検査をくらい、
献血も血の比重が悪いからダメと言われ、
子供に「かーちゃん白髪あるで~!」と外で叫ばれました。
38歳、色々身体に現れているようです。
心なしか夕方になると目が見えづらいです。

唯一信じているゲッターズ飯田の占いでも、
2024年は「健康管理の年」と書いてあったので、
今年は健康をテーマに食事の節制、適度な運動を心掛けながら1年過ごしたいと思います!!

きもっちゃん(木本)_テクニカルサポート

うっちー(内舘)_カスタマーサクセス
1月で27歳になります、うっちーです!
今までレモンサワー派だったのですが、ここ1年でお茶割を飲むようになり、大人の階段を上ったなあと感じています。
P.S.先月の「今月のお誕生日」コーナーで、瀬川さんと20歳違いなことを初めて知りました。(笑)

うっちー(内舘)

編集後記

広報の斉藤です。オープン社内報「回転ニュース」を始めて約2年が経ちました。これだけ継続すると企画もマンネリ化しがちなのですが、2023年11月の社内報でデータサイエンティストのサニー(井上)を取材した際に、「皆のデスクを見てみたいです!特に開発チームの環境が気になります。」と提案してくれました。
こういう提案は必ず実現したいと思っているので、提案をしてくれたサニーにとても感謝しています。

2024年も、続けるべきところは継続し、改善すべきところは柔軟に改善する姿勢を大事にしたいと思います。

ここまで読んで下さりありがとうございました。
今までの社内報はこちらでご覧になれます。


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